夕べの広島-中日17回戦でのこと。『空想 WBC 2009』で書いていたことが現実になっちゃった。落合は分かっているなあ(笑)。これが本当にWBCで実現したらと思うとわくわくするんだが、やっぱりそれは空想かな。(これ軽く自慢したかっただけです。すんません)
中日・中村紀が「生涯初」という2番に起用された。長距離打者のイメージが強いが「バントがうまいからね」と自任するように、今季は既に10犠打を記録している。
Thank you Jason! Welcome to Boston.
大物のトレードが相次いだので、MLBのことばかり書いているけれどもまあいいか。
ジェイソン・ベイはファインプレイあり、延長で試合を決めるきっかけとなる長打ありと素晴らしいボストンデビュー。全く違うタイプの中軸が座る事でチーム全体がフレッシュになった感じ。グリーンモンスターの門番は同じモンスターから“正義の味方”に変わった。
そのモンスターはドジャースの4番として現在試合中。相手はランディ・ジョンソン擁するアリゾナなのだけれども、何でマニー(モンスター)は99番なんて付けたのかな。MLB.TVのアナウンサーが「99番と言えばソー・タグチと誰それと…」てなことを言っていたのは思わぬところで嬉しかったけれども。来週には(かな?)故障者リストから戻れそうなガルシアパーラとのそろい踏みが早く見たい。もちろんピッチャーはローでお願い。
マニーはロスへ。パイレーツが絡んだ三角トレードだという事は噂通りだったけれども、もう一つの相手は言われていたフロリダではなく(愛しの)ノマー・ガルシアパーラがいてトーリ監督率いるドジャースだった!
ボストンにやってくるのはジェイソン・ベイ。カナダ生まれのパイレーツの主砲だ。カナダ人としては史上初の新人王に輝き、毎年コンスタントに20本以上の本塁打を放つ。今年のここまでの打率は284。素晴らしいバッターを獲得できたと思う。現在29歳、これから主軸として引っ張って行ってくれるに違いない。
マニーがいてくれたおかげでリングも取れたし、何度もしびれる場面を見せてもらった。やっぱりいざお別れとなると寂しいね。ありがとう、マニー。ノマーとともにドジャースをもり立てて、10月にまた会おう!
# ただし、この記事まだちゃんと読んでいない。実は残留、なんてことはないよな。それからこのトレードに絡んでいる他の選手についてもちゃんと確認しなくては。
今度はケン・グリフィーJrかよ。思ってもいなかったところが動くな。
ラミレスはどうなるんだろう。ただこちらはさんざ噂にものぼっている上に本人の例の発言もあったのでどこへ行くことになっても驚かないだろう。逆に一転残留なんてことになったらなったで意外に思うかも。
そりゃあ頼りになる奴だけれども、難しい選手だよなあ。他所のチームにいたらそれも含めて楽しく見られるのだろうけれども、自分の(贔屓の)チーム内にいてくれるのはどーにもこーにも複雑。その辺の事を実に的確に、いつも楽しく読ませていただき、また頼りにしている情報源でもある“レッドソックス応援日記”のダイゴさんが書かれていた。
なんだってー!!そんなのアリ?
パッジがニューヨーク入りだって。いや、まあ好きな選手だし正直ガラポン的展開は流石MLBって感じで面白いけど。ボストン的には厄介なことになったぞー。
愛すべき選手フィリーズの田口に、チームにとっても非常に貴重なヒットが出た。代打成績は今期16打数ノーヒット。それでもチームは田口を信じ、正当に評価してくれていたということ。もちろんそういう評価を勝ち取ったのは彼自身だし、そのキャリアの中で並大抵ではない努力をしたのだろう。
また我々が彼の事を好きなように、(セントルイスでもそうだったが)チームメイトにとても愛されている選手だ。この写真(AP)で出迎える選手の表情を見てほしい。ほかのどんな日本人選手がこんな表情の仲間に出迎えられるだろう。
代打成績もそうだけれども、今期の田口はなかなかきっかけがつかめずに非常に苦労していた。新天地で結果を出そうと空回りした部分もあったのかもしれない。
例の有名な「田口選手からのメール」の更新もずっと止まったままだった。PCが壊れたということからだったが、それだけでは無かったのでは。更新の無い時間の長さが、そのまま彼の苦悩を表しているようでこちらまで辛くなった。ここにきてそれが復活していたのは、何かふっきれたのかな。
これをきっかけに調子を取り戻してほしいものだけれども、このままフィラデルフィアがプレーオフに進むことになれば、きっとそこでも彼の勇士を見られるに違いない。
そうそう、今日の日記に「あまりニュースになっていないから自分で書く」というように書かれていたけれども、大丈夫だよ。MLB.COMのトップにドカーンと出ている。すごい。