ice cream castles in the sky

Posts in Category: 技術・ツール

iPhoneさわった

たまたまApplestoreの前を通りかかったので、自転車を降りてひやかしてきた。iPhoneには当然人だかり。でも数十分待ったら手に取ってさわる事が出来た。
これはやっぱり、いいなあぁ。始めてでもWeb等の知識だけでメインの機能は使えちゃう。操作感もいい。日本語入力もやってみたけれども、慣れたらこれ、デスク上のキーボードと同じくらいの早さで打てるんじゃないかな。質感やデザインセンスが良いのは周知の通りだが、予想以上。大きさも手頃だと感じた。
手に入れるとしても秋以降と決めていたのだけれども、はてさて、我慢できるかな。

Mobile me

Appleから.MacがMobile meになったよって通知が来て、いそいそとアップデートしたのはいいのだけれども、idiskには繋がらず、me.comも開かず。(.Macのままの10.4のマシンからはidiskには繋がった)
ついさっきアップデートした10.5マシンからもidiskには繋がったのだけれども、他はさっぱり。ニュージーランドはもうiPhone売り出しちゃったのに大丈夫なのかな。今晩中には何とかなるとは思うけれども、まあ、Appleらしいっていえばそうね。 [cross]

BMWミュージアムの動く彫刻

Engadget Japaneseで紹介されていた。
ちょっと見入っちゃった。

線虫から「心の萌芽」探る

 土の中にすむ全長わずか1ミリの線虫(学名Caenorhabditis elegans)。名古屋大理学研究科教授の森郁恵さん(50)は、この生き物の神経回路から「心の萌芽(ほうが)」を探る研究に取り組んできた。「一見、単純そうに見えますが、驚くほど複雑な脳がある」。小さな虫が、覚える、戸惑う、あきらめるといった行動を示し、好き嫌いなどの個性も見られるという。

エレガンス、という名前のお陰か、森教授の研究に対する愛情か、そのシンプルすぎる容姿がなんだか愛らしく見えてくるから不思議。
この記事から教授の話だけを抜き出すと、見えてくるものがあって、それは科学に(知識の有無とかは関係なく)興味を持つ人のあるスイッチをONにしてしまうに十分な魅力的な言葉なんだ。

「神経回路を実験的に解析するのに、エレガンスはちょうどいいサイズなんです」
「こうした行動は、かなり頭を使っていますよ」
「これまでの経験と知識を総動員して考えている。エレガンスも同じですよ」
「文化、芸術、哲学、政治、戦争、犯罪。すべて心が作り出し、その心を作っているのは脳なんです。脳を理解しなければ、心の不思議には迫れません」
「宇宙人の心よりも、エレガンスの方が人に近い。それはもう、絶対に間違いないんです」

子供の頃漠然と(その大変さ、困難さなどは当然考えず)大人になったらこの記事のような研究や、または紀行もののTVでやっているようなアフリカのジャングルの奥地に珍しい昆虫を探しに行くとか、巨大な天文台で微かな星の光や電波を探すような、そんな仕事をしたいと考えていた。いや、仕事としてどうとかそんなことはどうでもよくて、兎に角そういう事を探求しながら日々を送りたいと思っていた。
絵を描きたいなどということは、微妙に第二希望だったような気がする。
今の仕事はまあ、(違うといえば全然違うけれども)どちらかといえば第二希望方面ではあり、そうすることができたことはとても幸運な事だと思う。
昔の「第一希望」のことなど普段は忙しさの中で忘れているのだけれども、こういう記事を読むとパッチリと目を覚ます部分が頭の中にある。一瞬いろんな本を読んだり写真を見たりしたくなるが、なかなかその方面へ突き進む事は難しい。
残り時間の事を思うと、そろそろどこかで軌道修正しなければいけないのかな。第二希望だってちゃんと叶えているわけではないのだし。[cross]

太陽電池の実用化に足並み揃う

 低価格の新型太陽電池が相次いで実用化される。原材料に現在主流のシリコンを使わないタイプで、昭和電工などは家庭やオフィスなど光が弱い屋内でも発電する太陽電池を11月から量産する。紙のように薄く価格はシリコン系に比べて5分の1という。産業技術総合研究所も発電効率が世界最高水準の太陽電池を開発、実用化に乗り出す。太陽電池は民生用の温暖化ガス削減技術として今後市場拡大が見込まれ、新型の相次ぐ実用化で普及に弾みがつきそうだ。

「紙のように柔らかい」「世界最高水準の発電効率」と、それこそ夢のような文言が並ぶ。これは本当にエネルギーを取り巻く事象(技術も地球環境も利権もひっくるめて〜人間の技術一つで左右されるほど地球ってヤワじゃないことは判っているけれども、少なくとも星と敵対するような方向へ積極的に突き進むということからは撤退できるんじゃない?〜)ががらりと変化するきっかけのひとつになるのかもしれない。まだそんな夢を見るのは早いのかな。
太陽電池関連では同時に次のような報道も。[cross]

太陽光や風力発電費用の料金転嫁、検討に入る

 経済産業省が、太陽光や風力など新エネルギーによる発電でかかったコストを電気料金に転嫁する新料金制度の検討に入ることが28日明らかになった。
  日本の二酸化炭素(CO2)排出量の約3割は発電部門から出ており、経産省は、新エネルギー普及が、京都議定書で義務付けられているCO2排出量の1990年比6%減の達成に重要と考えており、政府として北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で新エネルギー発電の普及の方策を説明する。

まだ、検討に入るという段階なのか、という印象。遅いなあ。遅いなりに一歩ずつでも進んでいるのが救い。
結局一言で言えば利権なんだろうけれども、普通の人間の暮らしからズレて外れた者からすれば、なんでそんなに金が欲しいのかわからない。
昨日も電話で友人に儲けを考えない仕事は仕事じゃない。自身の家族や社員の生活はどうなるんだって言われた(友人は経営側)のだけれども、そもそも仕事に関する考え方が違うのだから端から噛み合う訳がないんだよな。位相を一つか二つズレるにあたっては、それなりに犠牲にしたモノもある。それを差し出さないといけないのかな。