ice cream castles in the sky

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「世界の農業変える」日本発のガジェットSenSproutがIndiegogoに登場

今年のSXSWで注目を集めた、日本発の農業ガジェット「SenSprout」がIndiegogoでキャンペーンを開始した。 SenSproutは、センサーを使って土壌に含まれる水分をモニタリングできるガジェット。双葉の形を模していて、根っこに当たる部分には導電性のインクで電子回路を印字。これが土の中に含まれる静..

情報源: 「世界の農業変える」日本発のガジェットSenSproutがIndiegogoに登場 | TechCrunch Japan
ドローンもテスラも面白いけれど本筋で興味津々なのは農業分野。
この記事のような開発は出来るものならやってみたいものだ。まあ今となっては無理だけれども。
それでも農業には何かの形で絡めないかと、割合強く思う。実家にはほんの僅かだけれども放置したままになっている農地がある。将来あれを活用できないか、とか。

1週間で38,000台超─テスラの「家庭向け新バッテリー」が大人気

テスラの家庭向け新バッテリー「Powerwall」の発表から1週間。その予約台数は38,000を超え、企業や公益事業向けの「Powerpack」にも2,500台の予約が入っている。需要は予想を超え、来年半ばまでは品切れ状態になるという。

情報源: 1週間で38,000台超──テスラの「家庭向け新バッテリー」が大人気 « WIRED.jp
いや、これ、確かに小金あったら欲しいもん。テスラ熱いよなあ。3D、ドローンと来て今テスラ。面白い。

スマートウォッチってどうだろう。「Pebble」の新モデルを見て

Pebble Time

スマートウォッチ「Pebble」の新モデル、Kickstarterで再び大成功 « WIRED.jp.
WIREDの記事を見てまた考えた。
どうなんだろうね、スマートウォッチ。このPebbleなんて結構いい感じだけれど、だからと言って一般的に街中に広がるかといえばそうはならないだろう。
まるで世界全体がAppleWatchの登場を待っているようだ。
それはまだ触りようがないから想像するしかないのだけれど、発表されたデザインは意外にオーソドックスなものだった。きっとそれは使ってみれば時計ではない何かなのだろう。
たとえばこのPebbleは言わば「レトロ未来」っぽい風貌。逆にどこのメーカーだったか、あるいはコンセプトデザインだったか、目一杯未来感を表現してみましたっていうようなモノも見たことがある。でもそれらはジタバタしても過去や今の地続きなんだよな。機能も便利そうだとは思っても想像できるものばかり。
AppleWatchが面白いのは他のApple製品と同じく、それが出る前と後が地続きではないこと。その向こうの未来へのジャンプを体験させてくれることなのだと思う。
ジャンプしてしまった後では、それが当たり前になってしまう。その世界ではスマートウォッチといえばAppleWatchしか無い状態がしばらく続く。以前あったスマートウォッチ的なものはジャンプする前の世界に置いてきてしまった。
もちろん新製品がビジネスとして成功するかどうかは別の話で、どのくらいの人数の人が「アップルランド」に出かけ、そのアトラクションに参加して小さなジャンプをするかにかかっている。
今回はあまり流行らないのではという人たちもいるし、多分私は最初のジャンプには参加しないけれどウォッチャーとしては見ているだけでも十分楽しめる。

Android 5.0 Lollipop


Androidのバージョンが新しくなって5.0 Lollipopとなったとか。YouTubeでいくつかレビュー動画を見てみたのだけれど今ひとつな感じだな。高解像度な動画が幾つも見られるこの頃なので割合正しい印象ではないかと思うけれど、実機を手にとってしばらく触ってみないとわからない部分もあるだろうから、機会があったら確かめてみたいものではある。
新バージョンでも思いついたことややりたいことをどんどん取り入れてくる元気さはいいし、素晴らしいアイデアもたくさんあると思うんだけれど、いかんせん全体のベースにあるべきデザインの理念が無いものだから、どこと無くがさつな感じになってしまっている。それぞれの画面は落ち着いた色調やフォント、レイアウトなのだがそれが繋がってOSということになるとあちこちに(プラモデルで言う所の)バリが残っている感じ。ザラザラして気持ちよくない。それらは前のバージョンから感じていることだから、やっぱり根幹の部分のデザインの問題なのだろう。
それってその手の記事を書く人とか、デザイン関係の人ならみんな思っていることだと思うけれども例えばこういうのを提灯記事っていうんだろうな。
http://www.gizmodo.jp/2014/11/android_lollipop_1.html
iOS使いだから言うわけじゃないよ。今時複数OS、複数スマホ持ちはありふれているしAndroidがどうなっていくのかは本心から楽しみにしている。
例えばWindows Phone OSはしっかりとオリジナル路線を行っていて良さげだと思っているのだけれどいかんせん日本ではなかなか普通に使えない(旧WILLCOMのスマホあたりに搭載してくれないかな。というかできるのはあそこくらいだと思うんだけれど、元々WindowsMobileとは縁があるのだし。まあYahoo!に食われたから無理か)。
Firefox OSやその他のあれこれも気になるけれどやっぱりAndroidがいつの日か独自のコンセプトをしっかりとしたデザインの上に築いてくれて、端末も含めて店でiPhoneと対等に迷うことができるようになってくれないかなと思っている。

MacOS X 10.10 Yosemite礼賛


MacOS X 10.10 Yosemiteの印象は良質な日常。
良質な、でもごく日常の家や暮らしがある風景を想像する。上品とか美しいというよりも(もちろんそういう部分もあるけれど)「趣味がいい」感じ。そんな静かな家庭のそこここにある「色」。フラットと言われている部分に使われているグレー。ウインドウを操作するボタンの赤、黄、緑。そしてフォルダを始めアクセントを与える役目、フラットな中でここぞという部分を際立たせるための青。遠い記憶を呼び覚まされるようなブルー。そういう静物画(Still Life)のような静かな緊張と安心感の中からこそ創造的な仕事は生まれてくると思う。新しいMacOS X (Yosemite)は素晴らしい。愛している。
スクロールするときに初めてわかる控えめな透明感。ウインドウの影も今まで以上に穏やかに画面に馴染んでいる。目立たなくて良い部分はきちんと区分した上でフラットに。
その辺りがまず目に入るから、人はフラットデザインなんて呼んだ。でもそれ以外のあちこちの何と考え抜かれ生き生きとした瑞々しい色と造形はどうか。フラットなグラウンドはその上を飛び回るあれこれをより目立たせ、音楽のように心に響く。そう、単にここが素晴らしいだけではなくすべてが緻密なメロディーのように連携している。
以前は何もかも中途半端に立体的でリアルさにしても作り物感が強かった。Yosemiteはその名の通りダイナミックに使うものの想像力を彼方まで羽ばたかせてくれる。でもそれは糸が切れたように行方知れずになってしまうことはない。
すべてはごく普通の家の我々のデスクトップにある。趣味の良い品々がざっくばらんに置かれている。そんななかを子供は遊ぶ。子供は遊びの中で彼方まで空想を飛ばすけれども、ふと気がつくと縁側に座り庭を眺めていたりするものだ。

Macは若干妙な方向に行ってしまっていたと思う。まあそういうハッタリ的なものが必要な時期だったということもあるのかもしれない。Windowsなんてその変な方向に釣られてしまって思い切り追い越したつもりが素人が生け花をしたみたいにゴテゴテとしたものになってしまい自滅した。ただ、その後のあのライブタイルっていうのかな、Windows8のデザインは嫌いじゃない。Surfaceなんてすごく欲しいもん。自滅に気づき大急ぎで立て直しを図ったのだと思うけれども、その辺はさすが。
Macもおっとり刀で軌道修正をした。これでパーソナルコンピュータが行きたかったところ、インターネットが行きたかったところに戻ってこれたと思う。多分その辺りに最初にMacを触った時の感動を思い出させるような懐かしさが含まれているのではないか。
OS9の頃の感覚で止まっちゃっている人ってまだまだいるんだよ。OS Xを使ってはいるものの馴染めていない人を含めて。
そんなみんな、Yosemiteは素晴らしいよ。きっと気にいると思う。

具体的な使用感や某方面で不具合と言われている部分については個人的なものだけれどまた改めて書きたいと思います。

Macのマウスとトラックパッド

mouseandpad長いこと気になり続けていたMagic Trackpadを買った。仕事に必要なものは後先考えず即買いするのに対して、無くても問題ないモノについては極端に迷う。
Magic Mouseで十分だったし特に大きな問題はなかった。いや不満は無いではなく、Magic Mouseは仕事以外のWEBブラウジングその他の普段使いにはすこぶる快適なのだけれど、仕事でAdobe関連ソフトを使うときには横スクロールや2本指での操作などのジェスチャー感度が高すぎるのか操作がしづらくなることが多々あった。そういう場合はマウスの一部機能を切って仕事をしたりした(設定切り替えがワンタッチでできるソフトって無いのかな)。
それでもまあ何とかなっていたわけだけれども、そのMagic Mouseが壊れたらしい。最初の症状は電池の持ちが極端に悪くなったこと。一時に比べると半分以下の期間でエネループの充電が必要になった。次に操作が覚束なくなってきた。ポインタが動きづらくなるなど反応しなくなることが増えた。一旦電源を切って入れ直せば元に戻るけれどそれで維持できる時間も短くなってきた。
ネット検索をすると同業の方のブログ等では仕事にはMicrosoftやLogicoolなどの「普通の」マウスの方が使い易いとある。実際次への繋ぎにと古い有線マウス(Microsoft製でスクロールダイヤル付き数百円だった)を使ってみると悪くない。そこで検討の末見つけたのがロジクール Bluetooth マウス M558
気になっていたMagic TrackPadへの切り替えを始めに考えなかったのは、やはり仕事にそれだけでは心もとない気がしたから。ただ僕は一時期マシンがMacBookしか無かった頃TrackPadのみで十分仕事をしていたのだよな。マウス以上に使い易い側面もあったと思う。それでもBookのパッドとMagic TrackPadでは使い勝手が違うなどという記事を読んでしまうと二の足を踏む。
結果的には写真の通り両方入手した。マウスがお安かったこともありベストを求めた。もし何か些細な不都合があってもどちらかが補完してくれるだろう。どちらかの使い勝手が良好過ぎてもう一方を一切使わなくなるかもしれない。いずれにしても仕事をするにあたって問題はない。
雑感としては、Magic Mouseは勝手知ったる何とやら、想像していた以上に使い易く満足。M558はMagic Mouseと同じ単三2本仕様なのだけれどこちらの方が重い感じがする。電池抜き重量はこちらの方が軽いはずなのだけれども、その辺がデザインの不思議。そこで電池一本で動くかどうか試してみたら問題なく動きそう。メーカーのページ他WEBを探してみたのだがそういう使い方が良いのか悪いのか見つからなかった。とりあえずこれでしばらく使ってみよう。肝心の操作感は悪くない。こちらも想像以上。背中のボタンが何気に便利だし。今後の右手の主役争いが激化しそうな雲行き。