自転車での帰り道、同じく自転車の若い人に道を聞かれた。なかなか勇気あふれる行為だ。
路上で、街角でよく声をかけられる。勧誘、道順、警察など。道の方角については、満点の答えができたことってあまりない。こっちの道順を教えてあげればよかったなあ、とかあれを目印に言って上げればよかったかなあなどと、そのひとと別れた後に思いつくことが多い。追いかけて教え直したこともないじゃない。ただ、完全な間違いだったと気づくことも相当あり、それで「勇気あふれる行為」と思ったわけだ。自転車の君、ごめん。違う道を教えちゃったよ。