今年は元日から外仕事が入っていて、個人的には碌に正月らしいこともせず1週間が過ぎてしまった。餅さえ食えなかったことが何だかものすごく心に引っかかり、7日にスーパーで七草粥の素材を買ってきて他に手持ちを少々とこの日のために取り寄せた餅で雑煮をこしらえた。
個人的にはと書いたのは年末は実家で(自分なりに)ちゃんと正月支度をしたし、いくつかの手はずも整えて戻ってきたのだから年末感、年始感が全くなかったわけではない。ただ去年まではそれに加えて父のために年越しそばと雑煮を頑張って作っていたわけで、父が施設での年越しとなったことで幾らか楽にはなったのだが何やら味気なく、そんな気持ちも雑煮ロスの残念感に拍車をかけていたのだ。
七草雑煮はかなり高得点の出来だったと思う(自分比)。
ところで久しぶりにここに書いてみたら、去年は夏に一度アップしただけだったんだな。今年はすでに去年越え。幸先良いではないか。
ここに越してきてすぐに買ったはずだから5年と少し。フッ素コーティング(だと思う)がかなりハゲてきてしまった鍋を新調しようとAmazonでポチった。
なぜ鍋なのにコーティングしてあるかというと炒め物から何からこれ一つで済ませようという目的で探したから。今度買ったのも同じ系統だけれどコーティングにマーブル加工というナニが施されているらしく、金属ヘラを使ってもハゲにくいのだとか。
自炊は日常的に行えるようにいかに楽にできるかが大事なので効率第一。次に楽しさ。失敗を恐れずに(食うのは自分だから)果敢に実験的なブッコミをする。味は、案外悪くないと思っているがレパートリーは圧倒的に少ない。
今まで使っていた鍋のコーティングの幾らかは微量とはいえ5年かけて食ってしまったわけだけれど、まあいいか。今更そんなことを気にしても仕方がない。そういえば食品添加物やらタバコの煙やらやたら毛嫌いする人がいるが、もっと他に気にした方が良いことはたくさんあると思うんだ。
松屋の「プレミアム牛めし」6つの特徴。チルド牛肉使用。熟成がポイント。
情報源: 松屋の「プレミアム牛めし」何がプレミアム?
今更だけれど、松屋には謝らなければならない(ごく個人的に)。
「プレミアム牛めし」ってやつ。要はちょっとアレンジした上で名前を変えて値上げしただけなのだろうと、そう思っていた。
情報源: どの人工肉が食べたい? 再生医学を駆使する仮想レストラン開業 : ギズモード・ジャパン
この分野も最高に面白い。
人工肉は別に自然肉に極近いものにする必要は無いというのはそうだと思う。何か新しくてかつ永続的、で、もちろん美味しい食材・メニューが作れればいいんじゃないかな。
同時にオカルト的なことも想像する。培養元にヒトの細胞を使ったらやはり人肉食になっちゃうのかとか、そういうこと。そんなこんな含めていやはや興味深い。
兵糧米が尽き、財布が空になったので食事をどうしたものかと思ったものだ。
ごそごそ探すと正月に実家からもらってきた切り餅が数個と数年前に期限が切れた粉末コンソメが見つかった。
行ける。
ひと玉あった玉ねぎを横に半分に切り、コップ二杯の水で煮る。頃合いをみてコンソメ2さじ。餅はオーブントースターで焼いておく。さらに煮たスープに餅を入れしはらく弱火。餅が微妙に溶け始めたら出来上がり。
和か洋かなんだか分からないものになったけれど、味は悪くなかった。いや、美味かった。
※写真チラ見えは夕べスーパーで半額処分になっていたメンチカツ。
まあ有り体に言ってお金が無いのだ。
今夜も手近にあるあれこれで夕飯を作った訳だが、いよいよ冷蔵庫の中の食材も尽きて来た。米はまだ少しはある。あと4日頑張れば救援隊(入金)もやって来る。
おかずをどうしようと考えた時、ふと以前ネットで見かけた素カリーをやってみようと思いついた。素カリーというのはその名の通り具無しのカレーだ。メーカーものではなくプライベートブランド、例えばトップバリュのカレー粉などはちゃんとした(していそうな)ものがたいへんお安く手に入る。100均にもカレー粉はあるがやや割高に感じる。
冷蔵庫を見るとジャガイモと玉ねぎが少々あった。冷凍庫にはいつ凍らせたかとっくに忘れてしまった肉がほんのひと塊。つい欲が出て放り込んでしまった。野菜は問題ない。肉は若干微妙な味が出た。初志貫徹、素直に素カリーにしておけば良かったと後悔。
一度カレーを作れば何食かは続くのが必定。一食目は二切れ食べて残りの肉は避けた。食後1時間経ったが身体に特に問題はないようだ。二食目からはもう少し食べても良いか。
ジョン・スカリーっていたな。