野茂は帰ってきた
やっぱり野茂は帰ってきた。
桑田や高津は残念だったし、薮は開幕に滑り込んだとはいえ微妙な状況。そこで満足してしまってはいけないことは本人が一番分かっていることだと思うけれども、「気持ち」ってのは難しいものだから。それと運もある。
野茂は淡々とやることをやるだろう。それがどんなに難しいことか。自分を振り返ってもつくづくそう思う。
ファンとしてはただただ期待するだけ。
高田渡的復活
本気で関心がある事柄というのはだいたい向こうから自然に情報がやって来る。当ページの構成を組み直してあちこちいじり、その流れで本当に久しぶりに見た高田渡のページにそれはでかでかと書かれていた。
「まさかの新作!?帰ってきた高田渡」
なぬ。
ひぇー、これは見に行かねば。
(4/1追記)
今日見たらサイトがリニューアルされ充実するとともに新しいイベントの告知もあった。なんだか本当に生き返って来ちゃったみたい。
花冷え
桜が満開だそうだ。
以前花見を楽しんでいた頃は確かに防寒対策をして行く必要はあったと思うのだけれども、こんなに寒かったっけ?
体の芯からがくがく震えてくるようで暖房をフルに付けないと過ごせない。こんな時期に満開で花見の話題が聞こえてくるなんてちょっと違和感。そういえば花見をしなくなってから何年経ったのだろう。
遥かなるチベットのことを書こう
チベットの自然や人々のことは遠い昔、本かテレビで知ったのだと思う。すぐに親近感を憶えた。その後も近しい存在として時々情報は届き、歴史についても漠然と知っている。でもチベットには行ったことがない。中国にすら行っていない。漠然としたまま書き始めてみる。
状況が悪化しているのはニュースの通り。何か書きたいと思った。でも会ったこともない人たち、行ったことのないくにについて何が書ける。多分、私なんかよりも中国の政治の中枢にいる人たちの方がチベットについて何十倍も考えているだろう。それは利権とか資源というようなことだけではなく、当然人々のことも考えているはずだとは思う。それなら、どうして?
市民という意味で私と同じ立場の人たちや若者やおばあさんまでが中国の軍人に殴られ蹴られていた。殺された人もいる。そのような映像は信用できるものだと思う。許せない。
中国の人の考え方、中国の経済力・軍事力と、チベットの人の考え方、他の国々の反応、たとえば隣のインドの人の対応、利害関係を想う。日本はどうか。
中国が急激な発展をする中で、目をつぶって来たことや気にしてこなかったこと、欲をかいてしまったことがあるのだろう。他の国も経済とか産業なんてもののために一緒に目をつぶっていたのだろう。それで国としての遺憾の声は挙げにくくなった。
まるで始まりを告げるように上海でBjörkが歌った様子をYouTubeで見た時には、すげーなと思わず拳を握った。こういう事態になってあらためてそれを見るともっと違う感情がこみ上げる。Björkはよく聞くアーティストの一人だけれども、そういうことを超えて。
零にほとんど近いほどの無力感を感じている。多くの人はそうだろう。
遥かなるチベットのことを書こう。
空想 WBC 2009
開幕前後や大詰めの頃はなんだか野球のことが気になる。
さて今年はどんな展開が待っているのか。
来年のWBCのこともアナウンスされたので、ちょっと空想オーダーを組んでみた。とても個人的な好みが入っているけれども、こんな感じ。いや、遊びですよ、遊び。
RF:鈴木一郎 (Seattle Mariners)
3B:中村紀洋 (Chunichi Dragons)
C :城島健司 (Seattle Mariners)
1B:松井秀喜 (New York Yankees)
CF:福留孝介 (Chicago Cubs)
2B:井口資仁 (Sandiego Padres)
DH:岩村明憲 (Tampa Bay Rays)
LF:田口壮 (Philadelphia Phillies)
SS:松井稼頭央 (Houston Astros)
P:松坂,ダルビッシュ,黒田,上原,内海,岡島,大塚,岩瀬
監督:野茂英雄
コーチ:古田敦也
コーチ:長谷川滋利
ノリさんを入れているのは好きな選手というだけじゃないよ。2番に入れた意図も判る人には判る。難しいのは3番。調子のいい人に入ってもらうしかないかな。日本から呼ぶ人が少ないのは致し方ないところだが、アライバや川崎、松中あたりは呼んでおきたい。松中の調子が良ければ下位に一発のある選手も入れたいという考え方からDHに入ってもらおう。岩村が控えにいるというのは安心感があるし。
ピッチャーも調子の良い順で流動的に。大塚は来年の春には投げられるんじゃない?
監督、コーチ?異論は却下(笑)。
(4/9修正追記)
センターとライトを入れ替えた。イチローのライトでの守備は世界一だと思うし、器用な福留ならセンターを任せても大丈夫。逆に布陣として安定度が増すと思う。(実は田口とイチローの両翼キャッチボールをもう一度というささやかな期待も)
挑戦者たち
連勝ならなかったのは残念。でもまあオークランドのいいところもたくさん出たし良かったんじゃないかな。キース・フォルクが頑張って投げていたのも素晴らしい。アメリカに戻って仕切り直し。もう一度開幕を迎えるような変な感じ。
今年は日本で一時代を築いた選手たちのメジャー挑戦が目立つ。日本歴代一位のセーブ記録を持つ高津臣吾はすでにカットされてしまったけれども、桑田や薮は生き残り続けていた。桑田真澄が引退を表明との記事を見たのはついさっきのこと。ただただ残念。でもよくやったと思う。
日本だけでなく米国でもしっかりと足跡を残した野茂ももがいている。大好きな、大切な投手。なんとか這い上がってほしいのは当然なんだけれども、ブルペンの野茂ってちょっと想像できない気もする。
彼らと同世代ながら現役メジャーとして頑張っている田口や斎藤。それだけでなぜか思い入れが強くなってしまう。特に田口には1年でも長くプレーしてほしいと思うのは、仕事への取り組み方に強く共感するところから。