ブラッディ・バレンタイン/ファニーゲーム

本日の一本目@ホラー映画。
『ブラッディ・バレンタイン』。
この間観た、『血のバレンタイン』のリメイク版。オリジナル観たからリメイクも観るかね、と思って借りてみた。
何でも、世界初の3Dホラー映画、だったそうで。
でも、ワタクシはDVDで観たので、3D効果だの何だのってのは加味出来ないんだな、これが(笑)。
──とある炭鉱のある田舎町で惨劇が起こって~、という辺りは一緒だけれど、結構ストーリー違ってて、オリジナルの方は初めての惨劇から二十年後の物語って設定だったけれど、リメイク版は、十年後の話。
登場人物達と事件の関わりも、オリジナル版よりは深い感じ。
片や1981年公開、片や2009年公開なので、映像その他は比べっこ出来ないけれど、個人的には、リメイク版の方が良く出来ていると思うし、作中の辻褄も、リメイク版の方が遥かに合っていると思えるし、オリジナル版を観ていれば、「このシーン、オリジナルの方のあそこのシーンだー」って、フンフン出来たりするお楽しみもある。
…………のだけれども。
純粋に、好きか嫌いか勝負をしてしまうと、ワタクシはオリジナル版の方が好き。
何故か、オリジナル版の方が面白く感じる。
何でなんだろう……?(首傾げ)
リメイク版の方は、確かに良く出来ているとは思うけど、捻りも何もない、って感じちゃうんだよなー。
ホラー映画ってよりは、脅かし映画って言った方がいい気がするし。

で、もう一本観たよ、本日の二本目@ホラーってか、サイコ? な映画。
『ファニーゲーム』。
1997年のオーストリアの映画で、週末(だと思う)、バカンスを過ごす為に別荘に向かったある家族の所に、オツムと精神を病んでるとしか言い様のない青年二人が乗り込んで来て、やりたい放題やった挙げ句、生き残りゲームしよーぜー、とか言い出してきて、ってな話。
………………私ね、これ、駄目(遠い目)。
観てるのが激しく苦痛な映画だった……。
わざと、観ている側が苛々するように作ってあるんだと思うんだけど、ワタクシは、苛々、じゃなくって、映画自体が気持ち悪く感じる。
お話がー、とか、登場人物がー、とか、演出や雰囲気がー、とかじゃなくって、映画そのものが気色悪い。
そういう意味では、多分、大成功な映画で、何が怖いって人間が一番怖いんだよ、って訴え的にも成功してるんだろうけど、気色悪いんじゃ!(雄叫び)
つーか、動物は止めろ、動物は! ワンコを犠牲にするんじゃない!(とても雄叫び)
ホラーもスプラッタもサイコも平気だし、次いでに変態な映画も平気だし、画面中が血飛沫の嵐でも、私ゃ黙って観てる口だけど、犬や猫が、ってのは許さぬ。

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