本日の一本目@マイナーな邦画を劇場で。
『ヘルドライバー』。
2011年(日本公開時)、日活。R-15+指定。
これも、ちょっぴり観たいと思ってはいたのね。
なので、一応は満足……だけど。
──以下粗筋。
宇宙から、夕張市(何故、夕張なのか)にドーンと飛来してきた謎生命体が振り撒いた謎な黒い灰の所為で、日本列島の半分がゾンビの国と化した近未来、復讐に燃え、日本刀型チェーンソーをブン回してゾンビぶった切って歩く女子高生の話。
──…………チェーンソー、日本刀タイプにしてみても意味ないよね。
何処にも意味はない。存在意義が見出せない。何故、敢えて日本刀型チェーンソーなのだろう。
だがしかし、そこが、B級映画のお楽しみポイント。
R-15指定掛かってたけど、人によってはR-18でもいいかもね。
この手合いに免疫ない方は、色んな意味でキモい映画だと思うから。
生首乱舞しまくりだし。
人体舞ってようが、血飛沫舞ってようが、私は平気だけど、駄目な人は駄目だろうなあ……。
それにしても、この映画の見所は何処なんだろう。
と言うか、この映画、何処までが真面目で、何処までがお笑いで、何処までが皮肉で、何処までがメッセージなのか、激しく悩む。
ある意味では公平な映画だとは思うけども、色々、ビミョーではあるな、と思ったなー。
あ、後ね、ちょっぴりだけ、ジョジョ第二部のカーズ様の末路を思い出した。
細かいことにも大まかなことにも、突っ込んだら負けな映画ですな。
本日の二本目@マイナーな映画を劇場で。
ワタクシ的には、こっちが本命だった。
『エイリアンvsニンジャ』。
2011年(日本公開時)、日活。R-12。
これは、観に行かなきゃいけないかな、って思った!
ワタクシの中の、B級映画スキーの血が、観に行け、と命じてきたの。
──以下粗筋。
時は戦国時代、宇宙から、伊賀の里近くにドーンと落ちた火の玉に乗っていた(んだろうな、多分)エイリアンと、あの火の玉は何だー!? あの化け物は何だー!? 訳判らないけど仲間殺されちゃったから戦っとけー! ってバトルするニンジャの皆さんの話。
──……何と言えばいいかな。お笑いを有難う、日活(笑)。
でも、個人的には楽しめたかな。お笑いとして(←主張)。
戦国板プレデターな感じがヒシヒシとするけど。シガニー・ウィーバー主演の『エイリアン』のエイリアンの見て呉れに、プレデターの見て呉れをちょいと混ぜると、この映画のエイリアンになる気もするけど。
まあ、ご愛嬌ね(笑)。
半ば、ニンジャ(決して、忍者ではない。忍びの者ではない。だって、忍んでない)がスーパーマン扱いなので、海外の方には受けが良いかも知れない。ニンジャブラボー! かも。
実際、ハリウッドがリメイク権取ったそうだし。
色々、判り易いと言うか、ストレートと言うかだし。
長さが、九十分弱なので、飽きは来ないかも。
但し、B級~Z級映画に耐性があれば(笑)。
これも、ヘルドライバー同様、細かいことにも大まかなことにも、突っ込んだら負けな映画かな。
と言うか、一々突っ込んでたらキリがない(笑)。
この手合いは、そういうものだと思って観るのが吉ですな。
それにしても日活。大丈夫なのか、日活(笑)。
この手の映画を、ぽいぽい世に送り出してて平気なんですか? 日活。
私、一寸心配(笑)。余計なお世話だろうけど心配。
この先も、心誘われる謎映画を拵えて頂けるなら、劇場まで行くよ、日活さん!
大丈夫、一寸やそっとの作品じゃめげないから!(笑)