メガ・シャークvsメカ・シャーク

この約ひと月ばかり、四年に一度の祭典を延々と観続けていたけれども、お祭りも終わったので、本日の一本@恐ろしいことに、日本でも上映されたらしい。
とは言っても、『カリテ・ファンタスティック! シネマコレクション2014』ってイベント(?)内でのことみたいだけど。

『メガ・シャークvsメカ・シャーク』
2014年の、お米の国の作品。
原題は、『MEGA SHARK VS MECHA SHARK』。
ジャンルは、モンスターパニックという名の、『鮫ジャンル』だと言い切りたい。
レーベルも販売も、我等がアルバトロス。
制作は、アサイラムさん。毎度のアサイラムさん。
アサイラム&アルバトロスというタッグからして既に、内容が透け見える映画。
んで以て、粗筋は、我等がアルバトロスのサイトから転載。

史上最凶の生物VS史上最強の兵器
永久氷壁の眠りから覚め、再び姿を現した
7つの海を支配する絶対王者“メガ・シャーク”
国連は、科学の粋を結集した“メカ・シャーク”を開発
UGM-133弾道魚雷を搭載した最強の兵器は
ダイオウイカの群れを蹴散らし、決戦の場へと向かう!

エジプト・アレクサンドリア港。一艘の貨物船が、巨大な氷山を輸送していた。そして水温の高い海域に入った時、突如氷山がひび割れ、その中から巨大なサメが現れる。それは、過去にニ度も世界を滅亡の危機に至らしめた、“メガ・シャーク”であった。巨大なワニ“クロコザウルス”との戦いにおいて、海底の奥深くで息絶えたものだと思われていたが、三度現れた“海の王者”は、その獰猛さが増したかのように各地で暴れ回る。国連は、すぐさま世界の全海域を封鎖。まだ試運転前であった史上最強の兵器“メカ・シャーク”を、急遽出動させるが…。

撮る方も観る方も大概にした方がいいと思う、又もや鮫か! ……と思いつつ観た。
……ええ、鮫。再び、鮫。こんな風なことを綴るのも、既に何度目か判らなくなってきた鮫。
でもね。
『メガ・シャークvsジャイアント・オクトパス』、『メガ・シャークvsクロコザウルス』に続く、メガ・シャークシリーズ第三弾なので、これは観ないと、と思って。
……ま、例え、メガ・シャークシリーズでなくとも観たけどね☆

で、中身は、と言うと。
──観といて&レビュー書いてる途中で、こういうこと言うのも何だけど、別に多くを語らなくてもいいかな、って気はする。
相変わらずの酷さ&毎度のB級映画っぷり。
何時も通りだね! って安心すら覚えるよ!(笑)
この映画の登場人物達は、揃って馬鹿なのだろうか、とか、映画自体が馬鹿だから、キャラが馬鹿なのも仕方ないのか? とか、物凄く突っ込んでみたくなったけれども、その辺だって毎度の&定番のノリだし。
高度一万メートル上空を飛んでるジャンボ機の目の前で、海中から大ジャンプ決めたメカ・シャークに、同じく海中から大ジャンプ決めたメガ・シャークが、壮大過ぎるボディー・アタックをカマしてくれるシーンと。
メガ・シャークさんに陸上まで撥ね飛ばされちゃったメカ・シャーク君が、陸上モードをオンにすると同時に変形し、腹の下にキャタピラ生やして、グイグイ地上を進むシーンのみに、存在意義を感じる映画かな(笑)。

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