サファリ

本日の一本@日本でも、二月くらいに公開された映画。正直、公開せんで良かったんじゃないか? と思わなくもないが、公開された映画(しつこい)。

『サファリ』
2013年の、お米の国の作品。
原題は、『SAFARI』。邦題と一緒。
ジャンルは、これは何ざんしょ。DVD発売元なMIDSHIPさんのサイトでは、アクション・カテゴリーに置かれているから、アクションなのかしら?
あ、でも、映画.comでは、アニマルパニック・スリラーになってる。
ほんで以て、R-12指定? だかが付いてる。
尚、粗筋は、MIDSHIPさんの公式から転載。

一人の少女が、アメリカ大使館に持ち込んだビデオカメラ。そこには、消息を絶った旅行者たちのサファリツアーの一部始終が記録されていた―。
南アフリカのサファリツアーに参加したアメリカ人観光客たち。ザックは旅の思い出にビデオカメラを回し始めた。広大なサバンナで多くの野生動物を目撃するが、ライオンだけが姿を現さなかった。苛立ちを隠せない一行は、ツアーガイドの勧めで地図には載っていない、ライオンが絶対に姿を現すという猟場に向かうため、通常の経路を外れ奥地へと向かった。しかしこの軽率な行動が、彼らにとって最悪な状況を招くことになるのだった・・・。

えー。色々を、突っ込まずにいられなかった映画、と言うか。うん、そんな感じ?
余りにも開放的過ぎる造りの、サファリツアー専用車としても……、な車両に乗り込んでるってのに、国立公園外の観光客は立ち入り禁止ですー、でも、ライオンさんは必ず出ます! な地帯に勇んで行くってのは、作り話にしても酷過ぎないかい?
判った、君達は死にたいんだな、野生動物に襲われても自業自得だ、と言いたくなる。
その状況で、旅の思い出用ビデオカメラを廻し続ける奴というのも、余りいないんじゃないか? とも言いたくなっちゃったしね。
挙げ句、そんな風な、「何で?」と問いたくて堪らない行動ばかりを登場人物達が繰り返すもんだから、終いにワタクシは、遠い目をして画面を見つめてしまった。
もう一寸、こう……何とかならなかったのだろうか。主に筋書き的に。
それとも、お米の国の方々の野生動物に対する認識は、この程度でしかないということなのだろうか……。

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