ホーンティング 呪われた血の娘

本日の一本@多分、日本未公開だと思うよ。

『ホーンティング 呪われた血の娘』
2008年の、アメリカ&カナダの合作。
原題は、『BEHIND THE WALL』。
ジャンルは、ホラー。
粗筋は、DVD販売元の、アメージングD.C.さんの公式から転載。

かつて岬の灯台を管理する一家に起きた、夫による妻の惨殺事件。
その二十年後、養護施設で育った娘ケイトリンの元に街に戻ってくるようにという一通の手紙が届く。
灯台の忌まわしい事件を知るヘンドリー神父が、灯台改修を阻止するため遺族のケイトリンを呼んだのだ。 果たして改修は始まり、副町長のドリューをはじめ工事スタッフらが灯台に拠点を置くと、不可解な現象が相次ぐ。
昼夜現れる謎の人影、誰もいない部屋から聞こえる呼び声、階段では何かに足をつかまれ引きずり落とされる。
そして、改修に関わる人々が次々と行方不明に。
捜索に出たドリューらは、惨殺された仲間の死体を発見するが、助けを求め戻ってみると死体が消えていた。
さらに発見した惨殺死体から発せられた、あるメッセージ。
次々に起こる得体の知れない恐怖。一体この灯台で何が起きているのかー! それらは、かつての事件で地下室に封じ込められたある忌まわしい悲劇が発端だったー。

『ポルターガイスト』の脚本を書いた方が携わっている、とレンタルビデオ屋のpopに書いてあったから借りてみた。
ポルターガイストの1は好き&あれは名作だと思うので、一寸期待した。
が。
怖くない。これっぽっちも怖くない(注:ワタクシ基準)。ホラーなのに怖くない。
……そりゃ、ポルターガイストも怖くはないけどね……? 怖かぁないけどもさ。
もう少し、やりようってのがあるだろうよ、と言いたい。
大体、この邦題を付けたのは誰だ。タイトルと内容が合致してないじゃないか、『呪われた血の娘』って、別に、主人公の女性は、ストーリー的にそんなポジションじゃないだろう。
…………と言うかね。
欧米の方々に、怨霊の何たるかを語らせてはアカンと、私は今回『も』シミジミ思った。
日本人が、キリスト教で言う処の悪魔にリアルな恐怖を感じないのと一緒で、キリスト教圏の皆さんには、オンドロドロな、日本人が思い描く怨霊という存在は、今一つ、ピンと来ないんだと思うんだな。

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