スパイダーパニック 2012/ジャバウォック 天空の龍神と雷斬りの剣

本日の一本目@日本未公開映画。だと思う。多分。
『スパイダーパニック 2012』
2011年のお米の国の作品。
ジャンルは、モンスターパニックアクション(と発売元が言っている)。
原題は『Camel Spiders』。
粗筋は、発売元のミッドシップさんの公式より転載。

荒涼とした砂漠が広がるアフガニスタン。アメリカ軍vs武装勢力タリバンとの銃撃戦の最中、アメリカ軍の伍長が戦死した。しかしその時、突如現れた謎の巨大グモの大群がタリバンに襲い掛り、抵抗もむなしくヤツらの餌食となる。一方、怪我を追い前線から帰国したスタージェス大尉と伍長の遺体を乗せた武器輸送車が、追突事故に巻き込まれ衝撃で棺が壊れてしまう。すると、いつの間にか遺体の内部に侵入していた無数のクモが棺から溢れ出してきた・・・!驚異的な速度で繁殖し成長を遂げる巨大人喰いグモを相手に、スタージェス大尉は町の住人たちを率いて迎撃しようとするが・・・。

何でも、この手のは、「巨大蜘蛛映画」という一つのジャンルと化しているそうで。
それはそれで凄い事実だ、現実って怖い、と思わなくもないけれど、まあ、それはこっち置いといて。
──今回の蜘蛛さん達は、わあ、巨大、と言う程は巨大じゃなかった。一般的な蜘蛛の概念からしてみればデカいんだろうけど、一寸残念。個人的にサイズが残念。どうせなら、もっとデッカいのが良かったのに。
B級として能くある手合いと言うか、B級映画には溢れてるよねえ、こういうの、と言うか、そんな感じな映画だったのもプチ残念かなー。
B級映画っていうのは、こういうのを言うんだよ、ってな、ある種のお手本的な映画でもあった気はするけど。
……うん、ぶっちゃけ、B級映画でした、としか言えない映画かも(笑)。

本日の二本目@やっぱり日本未公開映画。だと思う。多分きっと。
『ジャバウォック 天空の龍神と雷斬りの剣』。
2011年のお米の国の作品。
ジャンルは、ファンタジーアドベンチャー(だと発売元が/以下略)。
原題は『Jabberwock』。
粗筋は、発売元のトランスフォーマーさんの公式より転載。

龍のような姿を持つ巨大怪物ジャバウォック襲来!その翼を貫く唯一の武器、雷斬りの剣を手に入れろ!
鍛冶屋のフランシスが住む村に、長らく故郷を離れていた兄のアレックが帰郷した。その矢先、見慣れない男が血相を変えて村にやってくる。旅の道中に、伝説として語り継がれている怪物、ジャバウォックに遭遇し、仲間を殺されたと言う。半信半疑で男の話を聞いていたフランシスたち。しかし次の瞬間、聞いたことのない轟音と共に大地は揺れ、はるか天空から、巨大な翼を持った竜のような怪物が舞い降りてくるのだった。瞬く間に、怪物の犠牲となっていく村人たち。このままでは、村は壊滅してしまう。伝説によると、ジャバウォックを倒せるのは「雷(いかずち)切りの剣」を手にした勇者のみ。フランシスとアレックはこの雷切りの剣を自らの手で完成させ、村の存続を懸けてジャバウォックに立ち向かう決心をする。

突っ込みたい。この映画に関しては、どうしても突っ込みたい。幾つも。
──主人公の、鍛冶屋の兄ちゃんがトンテンカン自力で造ったデカい剣が、伝説の雷斬りの剣、というのはどうなのか。
「雷斬りの剣を手に入れろ!」じゃないじゃん、「雷斬りの剣を拵えろ!」じゃん。
しかも、兄ちゃん制作の剣が雷斬りの剣だという根拠なんか何処にもないじゃん。剣製作中の兄ちゃん見掛けた登場人物の一人が、「それこそが伝説の雷斬りの剣~」とか何とか言うだけじゃん。
更には、主人公のお父ちゃん@やっぱり鍛冶屋と、兄ちゃんの二人して拵えた、何にも貫けない鎧とか何とかいう奴は、まっっっっ……たく役に立ってないじゃん。寧ろ、何の為に作中に登場させたのかと、私は真顔で問いたい。
ジャバウォックの見て呉れもなあ……。竜と言うよりは、こう……蛇? のっぺりした平たい頭の、蛇と言うかサンショウウオと言うかウーパールーパーの親戚と言うか? 兎に角、そんなのの首を長くして、羽付きの竜っぽい体をくっ付けてみたよ、みたいな感じで、いっそ可愛い。
ファンタジーのお約束から一寸外れてる感じは面白い(若しくは目新しい……のか?)かも知れないけども、個人的には、若干、固めた握り拳を画面にぶつけたくなるような感があったかなー。
ラストは、余りにもあっさり&お約束過ぎだと思っちゃったしなあ。
……うん、個人的には一寸ビミョー。

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