ウエスタン

本日の一本@有名処。
『ウエスタン』。
1968年の、イタリア&アメリカ作品。
英題は、『Once Upon a Time in the West』。
ジャンルはマカロニ・ウエスタン。
──西部開拓時代末期のアリゾナが舞台。
復讐に生きてる、最後まで名前が判明しない&しょっちゅうハーモニカ吹いてる(理由はちゃんとある)為に、ハーモニカ呼ばわりされてる主人公と、結婚式当日に旦那と旦那の連れ子を殺されちゃったヒロインと、ヒロインの家族殺しの冤罪掛けられちゃった悪漢なオッサンと、真犯人グループ及び黒幕の皆さんの、生き方や人生のお話。
──ひっっっさし振りに、西部劇観た。
西部劇が流行らなくなって久しいってのもあるけど、ほんとーに久し振りだった。
ワタクシ、レンタル屋で見掛けるまで、この映画のこと知らなかったんですが、男臭い、大変西部劇然とした西部劇だったんじゃないかと思いまする。
映画ー! って映画でもあったと思う。傑作。
ストーリーの本流だけ鑑みれば、あってもなくても影響ない、でも作品には必要な、大変色気のあるシーン達が溢れてた。
魅力的過ぎて拝みそうになった。
……あ、ウフンでアハンな意味の色気じゃない色気の方ね(笑)。
何がどうしてどうなっているのでしょうか? って処にまで辿り着くのに、ちょいと時間掛かるので、始めの内は、「んー……?」と思う方もいらっしゃるかもだけど、別に耐えられない訳じゃない。……とワタクシは思う。
俳優さん達も、チャールズ・ブロンソンとかヘンリー・フォンダとかいった、お好きな方には堪らない皆様。
やっぱし、ワタクシは知らなかったんですが、ワタクシの大っ好きな映画の一つ、『Once Upon a Time in America』という、アメリカの禁酒法時代の裏社会を描いた作品(主演はロバート・デ・ニーロ。これも傑作ー!)と、監督さん、同じ方だったのね。
何となく納得だわ。確かに、言われてみれば匂いが同じだわ。
あー、堪能、堪能。

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