本日の一本@日本では未公開なんじゃないかな。
『ジェイソンZ』。
2003年の、お米の国の作品。
ジャンルはホラー。
邦題はこんなですが、原題は「SHREDDER」と言います、「13日の金曜日」シリーズとは全く関係ない映画です。思わず、邦題付けたのは何処の誰だ、と言ってみたくなります。
──先程も書いたように、13日の金曜日シリーズとは全く関係ないんですが、あのシリーズの舞台になっている湖を、閉鎖されたスキー場に置き換え、登場人物達を、湖でなく雪山にやって来たスノーボーダー達と置き換え、「サイコ」とか「シャイニング」とかの名シーンのパクリっぽいシーンを混ぜてやると、この映画になります。
ふ…………(溜息)。
全てがお約束通りです。ワタクシは途中で、とても眠くなりました。
映画を観るということは、ワタクシにとっては、色々な物を自分の中に貯める為の行いでもあるので、頑張って観ましたが。
……うん、正直に言ってしまえば、色々が酷い。
時間の無駄だったとまでは言わないけど、電力の無駄だったかも知れない……。
……んもー、一応、この時間帯だったら平気かな、とか考えながら観てるのに。
羊たちの沈黙
ニュース等々を見たりして、現状を知るのは大切なことの一つだと思いますが、絶え間なくそれに触れ続けているのは、必ずしも良いこととは言えないだろうと、私は思うので。
睡眠摂取に続く、ワタクシ的活力ゲット第二弾、DVD鑑賞を実行してみた。
深夜な時間帯に観れば、電力的にも大丈夫の筈だし。
因みに、観た映画は『羊たちの沈黙』です。
1991年の、お米の国の作品なアレ。
とっても有名処な、一言で強引に要約すれば、一級の変態を捕まえようとしたら、特級の変態を野に放つことになっちゃったって映画。
──え、そこ? と言われそうな気がしなくもないんですが、先々週、物凄く久し振りにこの映画が観たくなり、レンタルしてたんです。
が、その……、それ処ではなくなってしまって……。
で、一旦返却して、再び。
ヴィクトリア女王 世紀の愛
本日の一本@単館上映系
『ヴィクトリア女王 世紀の愛』。
2008年……かな? の英国の作品。
これって、ジャンルは何なのかな。大河ドラマなのかな。
──紳士淑女な皆さんの国が、七つの海の覇者だった時代の君主なヴィクトリア女王と、その旦那さんなアルバート公の、若い頃の話。
好んで観る映画達のジャンルが、「え?」なジャンルなんで、こういう手合いの映画って、どのジャンルに属するのか私にはホントに良く判らないのだけれど、観た感じは、とっても恋愛映画でした。
先ず滅多にワタクシは観ない系統。恋愛映画って、興味ないのよ……。
でも、単館上映系の映画ではお薦めよー、って噂を聞いたので観てみたのねん。
──結構面白かったです。
史実とは、色々諸々が違った映画でしたが、お二人は史実通り、今で言う処のラブラブ夫婦で、その辺は、何と言うか、或る種微笑ましい感じ?
DVDに収録されてた製作裏話みたいなのに、ヴィクトリア女王というと、どうしても、アルバート公が亡くなってしまった後の喪服時代のイメージの方が強いけれど、そのイメージを払拭したかった&若い頃の女王はそうじゃなかったんだよ、ってのを、この映画でやりたかったらしく、その辺は、成功してるんじゃないかなー、と思ってみたり。
ダイナクロコvsスーパーゲイター
本日の一本@日本未公開映画。
『ダイナクロコvsスーパーゲイター』。
2010年のお米の国の作品。
レーベルはニューセレクト、売ってるのは我等がアルバトロスさん。ワタクシ的に、観ないでどうする、という映画(笑)。
ジャンルは、モンスターパニックものです。
──では、早速ですが、アルバトロスの公式に載ってる説明文引用。
勝った方が 人類最大の敵になる
遺伝子実験が産んだ2頭の怪物により 南国の楽園は地獄と化した
ワニの頭部と恐竜の胴体 2足歩行で疾走する《ダイナクロコ》
ありえないスピードで獲物を襲う 巨大ワニ《スーパーゲイター》
巨獣vs巨獣vs人類 灼熱のサバイバル・バトルがはじまる!!
……何のことはない、例によって例の如く、遺伝子弄ったらデッカくなっちゃったよー、なワニとトカゲが、秘密の研究所から逃げ出して人間を喰らい出したので、両方を戦わせて何とかしちゃえ、って話。
────以上、粗筋。
やはり、例よって例の如く、これ以上のストーリーを語っても、きっと益は無い(笑)。
本編開始直後、例えるなら、参加者全員のやる気が全く窺えない避難訓練の模様を撮影したかの如くな、ダラダラと逃げ惑う(……何と有り得ない日本語だろうか)研究員な皆さんと、誰の目にも明らかにCGと判る、ぷちラブリーな巨大ワニの、デデン! な登場に、盛大に、ほうじ茶噴き出しそうになりました。
それより数分遅れで、何で走り方がティラノザウルス? な巨大トカゲが、デデン! と登場した際には、思わずソファの背凭れぶっ叩いて暴れました。
…………大変素敵です。間違った意味で、とっても素敵です。大爆笑ものです(爽やか笑顔)。
何とも言えずシュールだった辺りも、大変にお素敵。
あ、何か、ニューなキャラ出て来た→あっさり食われる、あ、又、ニューなキャラ出て来た→あっさり食われる、ってのが繰り返された辺りは、潔くて宜しいです。
尚、作中に登場するオネーチャン達は、ヒロインなお姉さんを除き、皆、ワタクシ的には好みではありませんでした(笑)。
ナイスバディ率は低いです。ボン・キュッ・ボン、な裸体を披露してくれたオネーチャンはおりませなんだ。
で以て、成功しているか否かは兎も角、この手合いにしては、それなりにストーリーを頑張ろうとした形跡が窺える気がしますが、朗らかな笑顔と共に突っ込める箇所は満載ですし、この手の映画との我慢比べに、いい加減慣れ親しみ過ぎてしまったワタクシの感想なので、恐らく、客観的には余りお薦めは出来ない映画かと……(笑)。
お好きな方には楽しい映画だと思いますけどね。少なくとも爆笑は出来る。
爆笑出来たら、この手の作品には勝ったも同然(笑)。
パッセンジャー57
本日の一本@公開されてる筈な映画。
『パッセンジャー57』。
1992年の、お米の国の作品。
ジャンルは、ツタヤ曰く、スカイパニックだそうですが、端的に言えばアクションのような。
──奥さんがピストル強盗に殺されちゃった所為で、第一線を退いちゃったテロ対策の専門家な主人公が、友人が勤めてる航空会社に雇われることになって、その契約だ何だかんだに向かおうと乗り込んだ飛行機に、護送途中の、あっちこっちで航空機等々爆破させて歩いたテロリストが乗り合わせてて、テロリストな彼の仲間が起こした、彼を奪還する為のハイジャック事件に巻き込まれてー……、って話。
──とーーーー……っても、アメリカ的な映画だったような気がする。
すごーくハリウッドな映画だなー、って思った。
つまらなくはなかったし、安定感みたいな物はあったけれど、故に鉄板と言うか、「あー、そうなるよねー、そういう展開辿るよねー」って、先が読めちゃう感じ。
でも、九十分っていう長さと、或る種の気軽なノリがあるので、お手軽に観ていられる感じもあるような。
爽快系ではあるかな。
個人的には、まあまあと言うか、可もなく不可もなく、かなー……。