ice cream castles in the sky

高田渡

小室等だったかな、誰かのライブのゲストで来ていて聞いたのが最初。名前は知っていたし、ちらと何処かで聞いてはいたはず。生の歌に痛いところを突かれて痛快だった。

「トンネルの唄」(作詩:朝比奈逸人)
こんな長いトンネルってあるんだろうか
最後の汽車からおろされて
もうあの娘にも会えないな
ねえトンネルって溜め息なのかい
「ブラザー軒」という唄を聞くとたまらない。「妹」の膝っ小僧のちいささやミルクセーキの音にびっくりする様子がはっきり目に浮かぶ、というかそこにいる「お兄ちゃん」はきっとぼくだろう。
「雨の日」(作詩:高木護)
雨の降る日はしがない渡世に理屈をつけろ
貧乏くじはどうだい 貧乏くじはどうだい
「酒が飲みたい夜は」(作詩:石原吉郎)
酒が飲みたい夜は 酒だけではない
未来へも口をつけたいのだ
真夜中の大地を 掘りかえす
夜明けは誰の葡萄の 一房だ
貧乏くじってものが目の前にあったら、それは綺麗な空色の紙に違いない。貧乏くじを引くことって慣れてしまえばそんなに嫌なことじゃないだろう。
ちゃんと知る前は酒飲みのいい加減なおっちゃんくらいにしか思っていなかったので、そのうたに驚いた。でも確かに酒飲みソングは多い。上の他にも「ウィスキーをおくれ。ウィスキーがなければ死んでやる」ってのがある。

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