水の星
以前にも同じ題名で書いている。年に数回そんな日が来る。きのうほそんな類いの一日。
なんてことはない。短パンを出してきたとかTシャツ一枚で過ごせるようになったとか、冷房を初めて付ける初夏の日なんかもそうかな。体温調節が出来なくなって(軟弱)、軽い寒気をおぼえちゃったりする。でもそれは悪い感触ではなくて、なんて言うかな、薄皮一枚分無垢に戻るっていうか、大気に水が満ちて水泡がぷわんぷわんしているのが見えるような、その一部に自分もなっているような…。そんなノエル的感覚。田舎暮らしをしたことがあるひとなんかだと割合わかってくれたりするよ。
やさしさに包まれたら、大人になっても奇跡は起こると歌ったひとがいるけれど、そういうことって誰にでもあると思う。そういうことを言ったり歌ったりすることって、子供っぽいと思うかな?できればぼくはそういうことを幾つになってもちゃんと話せる側のひとでありたいって思う。