パロディ
マッド・アマノという人がいて、好きな方面であるんだけれどね、こういうページがあった事は知らなかった。主義主張に同調するかどうかはともかく、さすが!面白い!期間限定モノもあるよ。
ある日、トーキョービッグサイトへ向かうバスがうちのすぐそばの交差点を曲がって行く。信号待ちが長いせいもあるけれど、妙に特徴のある一団を乗せて何台も行き来する様子を見かけることがままある。あれって年に1、2度なんでしょう?その割には必ず見るなあ。よほど移動しているニンゲンが多いんだな。
漏れ聞く事によると漫画や文芸ものの創作物が展示・売買されるそうな。さらに聞いて驚いたのは折角のそういう場、機会なのに、そこで本当の創作物(オリジナル)が見られる事は少なく、大半は既に存在しているプロの作品のトレース及びアレンジらしいということ(ほんとーにそーなの?)。
まあ、このページを見てくれている方々にはそっち方面どっぷりの人はいないだろうけれどね。
極めつけにべっくらこいたのは、その人達はそれを臆面もなく「パロディ」と呼んでいるんだそーだ。そうそう本物のパロディがあってたまるかい。
年に1、2度、巨大な施設へ集う皆さんが持ち寄るのは、パロディとは言わないと私は思います。
そう主張する方は、先ずいないでしょうけれどもね。
あれは、二次。若しくは、ファンフィクション。
パロディでもパスティーシュでもないです。んなんで、ある訳がない。
因みに、(ほんとーにそーなの?)へのお答えは、「本当にそうです」。
ああ、でも、あの一団に混ざっている方の中には、そうでない方もおられますよ。
戦前の、鉄道路線の研究レポートとか。とある疾患を患っておられる方々と、医療従事者との戦いの日々に関する小冊子とか。
八百万の神々の研究小冊子とか。そういうのもあるんですけどね。残念ながら、その手合いは日陰ですな。
それにしても、マッド・アマノさんの頁、面白い。
ああ、興味ある。そういう独自の個人レベルの研究って。インターネットでも面白いサイトの一角はそういうページが占めるよね。
本当は呼び方なんてどーでもいいんだけどさ、彼らの「作品」がコピー&アレンジに終始するならきっとその本人もあるひとつのタイプのコピーに過ぎないつまらないニンゲンになっちゃうんじゃないのかなあっていう…。老婆心だね。