デッドヒート
今年もポストシーズンが近づいて来た。もちろん一年中こつこつと追いつづけているのだけれども、この時期の興奮度は格別。
今年のボストンはチームの要に故障者が続出して万全な状態だったことはないかもしれない。それでも現在リーグ首位に立っているのは何よりチームとしてのタフネスさと、肝心な場面での打線の奮起に他ならない。
ただ今年のチーム状態を思えば、去年のようなことは起こらないかもしれないと数パーセントの覚悟は決めている。ニューヨークがあの戦力を持ちながら(投手陣の補強がうまく行かなかったにしろ)もたついてくれていたことも大きい。しかし最後には向こうが鼻差でゴールを切るんじゃないかとも思っている。
もちろん全てがうまく行けばこんなに嬉しいことは無い。シリングが徐々に良くなって来ているとか(今日も好投)、今年のドラフト一位投手クレイグ・ハンセンが見事なデビューを果たしてくれたとか、好材料もいくつかある。でも何はともあれ最後までレッドソックスらしく諦めない試合を続けてくれれば今年は満足なのだ。