かしこまらない生け花の在り方
今日明日は生け花の講師もしている友達の公募展参加作品制作の手伝い。講師も、と書いたのは多方面で才能を発揮している人だから。
ここ数年この時期恒例になってきている。短時間での準備は大変だけれども普段とは違う貴重な体験ができて楽しい。しかも手間賃までいただけちゃうので有難い。
この展覧会はざっきばらんな雰囲気で、自由なスタイルで参加することができ、友達も割合チャレンジ度の高いものを出してくる。
生け花といってもここではかしこまったものではない。どこにでもいるような普通のおじさん、おばさん達(失礼。だってそんな風に見えるのだもの。実際はどこかの家元さんとかも混ざっているのかもしれないが)が楽しみながら「フリーアート」を創作している。そんな雰囲気も楽しみの一つだ。ただそんな中にキラリと(あるいは渋く)光る作品を見つけるのも面白い。
友達の作品も毎回生け花の枠を飛び越えて素材(植物)との格闘となっていく。今日は本人も僕も納得できる状態まで作り込めなかった。明日の午前中が勝負。さてどうなるか。
第35回 いけばな公募展
日時:2009年12月5日12:00〜17:00、6日 10:00〜16:00
場所:隅田公園リバーサイドギャラリー
入場無料