スマートウォッチってどうだろう。「Pebble」の新モデルを見て
スマートウォッチ「Pebble」の新モデル、Kickstarterで再び大成功 « WIRED.jp.
WIREDの記事を見てまた考えた。
どうなんだろうね、スマートウォッチ。このPebbleなんて結構いい感じだけれど、だからと言って一般的に街中に広がるかといえばそうはならないだろう。
まるで世界全体がAppleWatchの登場を待っているようだ。
それはまだ触りようがないから想像するしかないのだけれど、発表されたデザインは意外にオーソドックスなものだった。きっとそれは使ってみれば時計ではない何かなのだろう。
たとえばこのPebbleは言わば「レトロ未来」っぽい風貌。逆にどこのメーカーだったか、あるいはコンセプトデザインだったか、目一杯未来感を表現してみましたっていうようなモノも見たことがある。でもそれらはジタバタしても過去や今の地続きなんだよな。機能も便利そうだとは思っても想像できるものばかり。
AppleWatchが面白いのは他のApple製品と同じく、それが出る前と後が地続きではないこと。その向こうの未来へのジャンプを体験させてくれることなのだと思う。
ジャンプしてしまった後では、それが当たり前になってしまう。その世界ではスマートウォッチといえばAppleWatchしか無い状態がしばらく続く。以前あったスマートウォッチ的なものはジャンプする前の世界に置いてきてしまった。
もちろん新製品がビジネスとして成功するかどうかは別の話で、どのくらいの人数の人が「アップルランド」に出かけ、そのアトラクションに参加して小さなジャンプをするかにかかっている。
今回はあまり流行らないのではという人たちもいるし、多分私は最初のジャンプには参加しないけれどウォッチャーとしては見ているだけでも十分楽しめる。