ice cream castles in the sky

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食事

定時の食事という行事をしなくなって1週間が過ぎた。

体型が気味悪くなっているとか、それに伴い息が上がるということもあったが、何時ものようにただ何となくというきっかけで始めてみた。

栄養補給は大きなものは平均一日一回。特に決めてはいないが。その際に炭水化物を少し摂る。その他の時間にはトマトジュースを飲んだり、チョコレートを齧ったりしている。

酒は呑んでる。これも何時ものこと。

金がないということもある。食費を削れば(元々がたいして使っていなかったから微々たるものだが)幾らかは他に回せる銭が出る。

何かを絞ることで何かが見えてくるのではないかという想像もした。これが一番決定的な理由かもしれない。

見えるべきものが見えなくなっているし、見られるべきものが見られなくなっている。

目を凝らし耳を澄ませても駄目だった。金銭的な困窮や体調の悪化よりもそれが深刻だ。

見えなくなっていたものを取り戻したい。

気がつかないうちに見えなくなっていたものは色々あったらしい。

体を絞ることとは別に、最近では姿勢に気をつけている。子供の頃から側湾症で姿勢が悪く首を大きく右に傾ける体制がデフォルトだった。でも絵を描くのは得意だったし、視線にはそれなりの補正がかかっていたのだと思う。

姿勢を気をつけるようにし、あらためて水平というものを感じてみると世の中が別のものに見えてくる。世界の広がりや物の正しい形が見えてくる。

僕はもう一度絵を描いてみようと思っている。

カミノ手

ブラックボックスに手を突っ込んでごそごそと

別に骨や肉や血をどうこうというわけでなく

いやまあそういうこともあるかもしれないが

そこに立ち風景を見定め呪いをかけること

または立ち竦み呪いをかけないこと

ガード下暮らし

今の部屋は小田急のガード下にある。
といってもガードを屋根代わりに浮浪暮らしをしている訳ではなく、アパートの窓から斜め上を見上げると小田急の線路があるという位置取り。
一昨年あたりはいつ(本物の)ガード下暮らしになってもおかしくないなと思っていた訳で、ある意味予想は的中したということか。
幾多の引越の中で、線路脇は無意識のうちに避けていたような気がする。何十年も前、まだ実家にいる頃テレビの青春ドラマで見たり、フォークソングの歌詞に出てきたりする線路脇の部屋は自分には合いそうもなかった。「独り暮らし」への憧れはあったけれど。
この部屋へ引越す時は線路がどーとか、日当りがどーとか言っている場合ではなかった。這々の体で探して見つかったこの部屋は奇跡的な条件と窓の雰囲気が魅力的だった。
ガード下の件だけれど、これが意外に静か。多分裸の線路だったらたまったもんじゃなかっただろうけれども防音コンクリートでしっかり包まれた頭上の線路は窓を閉めていたら電車が通ってもほとんど気にならない。窓を開けてもまあ我慢できるレベル。
ちなみに騒音で一番参ったのは日本橋堀留町の部屋だったかな。一方通行(だから車は飛ばしたい放題)の太い道路が窓の向こうにあって夜中まで轟々と響きほとんど窓を開けられなかった。
一つ問題があるのは、頑丈なコンクリートはコの字型の天井が無い筒のようなものだから音も遮断するけれど電波も見事に遮ってしまうこと。PHSが繋がりにくい。都内十カ所前後暮らした街の中で2度目。1度目はたまたま近くにアンテナが無かっただけらしくレンタルのホームアンテナを使ったら何とかなった。今回はホームアンテナの力を借りても駄目。そもそも電波が届いて無いのだから増幅しようがない。コの字型のコンクリート筒は電車が通ると鉄の塊で満たされる。その状態で僅かにあった電波は完全に消えて通話中の電話もプツリと切れる。
仕事場と兼ねているから、割合都心部を点々として来た。今回のように私鉄沿線に少し離れたのはほとんど初めてだがこの街はとても気に入っている。部屋も当初は急場凌ぎと考えていたけれど、住むほどに悪くないと思えてきた。どこに住むかよりも、どう住むかだと考えられるくらいには歳も取ったのかもしれない。
それでも死ななきゃ治らない病なのか、次の引越を考えてしまう。ここより良いところはなかなか見つかりそうにないことは知っているから今年やってくる契約更新はするつもり。でもその次はわからない。

Hashimoto

橋下市長が危機に瀕している。というか彼は自らそれを演出していると言えなくもない。無意識にであっても、いずれにしても。
一つは橋下市長が失地回復を狙った博打であったということ。そしてそれはまだ終わっていない。まだ数回サイコロを振るはずだ。
喧嘩には強いと自負している彼が仕掛けたこのトラップに多くの人が引っかかった。政治家の一つの成果が選挙であるのなら、この博打の結果は7月の選挙後に(または次の衆院戦後に)現れるだろう。
ただ、彼が喧嘩に強いと言っている理由は別に選挙なんかには負けてもいいということだ。

日課

立て続けに幾つもの出来事が起こったな
いつの間にか収拾がつかないくらいに散らかり汚れた庭の散乱物をかき分け探せば、光る花が咲く一帯が見つかるはず
きっとまだ間に合う。そう感じる
見つけやすくするために工夫をする
花畑に行けば探すまでもなく花はそこにあり、しっかり育てるだけだ
こんな分かりやすいことはない。嫌になったら行かなければ良い
森の中で花を育てるには見つけやすくしておく
探す行程を省略できるように準備しておく必要がある
そのプロセスを楽しむ時もあっていいが普段の日課を組み立てることにも意味がある

電波

定期的に来ている仕事場にはつい先週まではFonが飛んでいた。そこに張り紙があってソフトバンクが新しいルータを設置に来ると書いてあったので嫌な予感がしていたら予想通り。Fonが使えないソフトバンク用の電波になってしまった。
どうしてこういうことをするのだろう。Fonのユーザがどれだけいるかはともかく、敵に回すよりもやはりあの禿げは太っ腹だと言われた方がいいと思うんだけれどな。もちろんやすやすと拠点を手放すFonの弱腰というかユーザ無視のいい加減さにも腹が立つ。
加えてKDDI。この建物には細細と3Gが届く程度の情けなさ。あの電波拡充詐欺広告には呆れた。iPhoneでどれだけ売り上げを伸ばしたのか。そのツールに対してのサービスがおざなり過ぎる。ソフトバンクのやり方も上記の通り気に食わないし、このタイミングでドコモiPhoneが来たら迷わず乗り換えてしまうかもしれん。