同時代で一番好きだったピッチャー、阿波野秀幸。トルネード(回り牛)野茂英雄。草魂の無骨オヤジ、鈴木啓示。現サンディエゴ・パドレスの大塚晶文。ご存知赤鬼、チャーリー・マニエル。三振かホームランというラルフ・ブライアントのフルスイングは中村紀洋やタフィ・ローズに繋がるいてまえ打線のルーツのひとつだ。現監督でこんにゃく打法の梨田昌孝。江夏の21球の石渡茂、佐々木恭介。監督では西本幸雄や仰木彬……。ぼくがよく知っている近鉄バファローズが消えて行ってしまう。
ぼくの「眠り」はブエノスアイレスの空あたりを暢気に飛んでいるに違いない。
長いシーズン、いろんなことがあるわけで連敗。それはテキサスでのダブルヘッダーから始まって、5つもまとめて負けちゃった。それに合わせて計ったようにニューヨークは連勝。あっという間に同率に。いやはや、面白くなってきちゃったな。
やはり強い。3連勝で単独首位だ。何よりも今年は連敗をしないのがいい。
野球のプロリーグは開幕。ここのところ忙しかったのだけれども、ちらちらと見ては興奮したりいろいろ文句を言いたくなったりしていた。そういうわけでタイミングがずれちゃったのだけれど、例えばメジャーリーグの日本開幕。松井の活躍は嬉しく大興奮だった。
華麗なフィールディングや強靭なリストから放たれるチャンスに強いバッティングは目に焼き付いて一生消えることはないから、だから逆にいつまでも若々しくあの時のままのひとなのだと錯覚してしまう。兎に角全快を祈ります。