いつかのオールスターゲームですごいスイングをするバッターを見た。 子供の頃誰でもやったことがあるバカ振りって感じのスイングだった。こういうスイングをする子は何打席かですぐに気付く。もっとコンパクトにピッチャー返しを心がけないと上手になれないって。 そんなスイングをプロがやってるよ。よほど腕力があるか、だとしてもここぞという時に頼りになる確率の高いバッターになるのは無理だろうなと、そう思った。ところがその後も気にしつつ見ていたら、意外にも確実性があるんだなこれが。妙に器用だし。コツンとライト前に流し打ったり。それが中村紀洋だった。
近鉄がドドドと突進して、ロッテが鍵を握る。ああ、あの時と同じだ。
Go! Livedoor Go!
インターネット関連サービスの「ライブドア」(東京・新宿区)が、プロ野球パ・リーグの近鉄バファローズの買収に名乗りを上げることが29日、明らかになった。同社はITベンチャーとして急成長し、赤字経営の続く近鉄球団の動向を注目していた。きょう30日に都内で堀江貴文社長(31)が会見する予定。 日刊スポーツ
同時代で一番好きだったピッチャー、阿波野秀幸。トルネード(回り牛)野茂英雄。草魂の無骨オヤジ、鈴木啓示。現サンディエゴ・パドレスの大塚晶文。ご存知赤鬼、チャーリー・マニエル。三振かホームランというラルフ・ブライアントのフルスイングは中村紀洋やタフィ・ローズに繋がるいてまえ打線のルーツのひとつだ。現監督でこんにゃく打法の梨田昌孝。江夏の21球の石渡茂、佐々木恭介。監督では西本幸雄や仰木彬……。ぼくがよく知っている近鉄バファローズが消えて行ってしまう。
日本プロ野球のコミッショナーに根来さんが就任して1ヶ月がたつ。根来さんで11代目とか。プロ野球のコミッショナーってのは、まあ偉い人なのだろうとは思うのだが(個人的な見方だけれど)具体的に何かをした人という印象に乏しい。ぼくの知っている人の中では唯一下田さんというコミッショナーの名前を憶えている。この方はプロ野球の公正化のために圧縮バットの禁止や甲子園のラッキーゾーンをはずすなどの実現に力を尽くした人だ。