iPhoneさわった
たまたまApplestoreの前を通りかかったので、自転車を降りてひやかしてきた。iPhoneには当然人だかり。でも数十分待ったら手に取ってさわる事が出来た。
これはやっぱり、いいなあぁ。始めてでもWeb等の知識だけでメインの機能は使えちゃう。操作感もいい。日本語入力もやってみたけれども、慣れたらこれ、デスク上のキーボードと同じくらいの早さで打てるんじゃないかな。質感やデザインセンスが良いのは周知の通りだが、予想以上。大きさも手頃だと感じた。
手に入れるとしても秋以降と決めていたのだけれども、はてさて、我慢できるかな。
Mobile me
Appleから.MacがMobile meになったよって通知が来て、いそいそとアップデートしたのはいいのだけれども、idiskには繋がらず、me.comも開かず。(.Macのままの10.4のマシンからはidiskには繋がった)
ついさっきアップデートした10.5マシンからもidiskには繋がったのだけれども、他はさっぱり。ニュージーランドはもうiPhone売り出しちゃったのに大丈夫なのかな。今晩中には何とかなるとは思うけれども、まあ、Appleらしいっていえばそうね。 [cross]
「昆虫4億年の旅」展
東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス、TEL 03-3280-0099)は7月5日より、自然写真家、今森光彦さんの写真展「昆虫 4億年の旅」を開催する。
会場は2階展示室。
会期中7月21日、8月9日には今森さんらがアーティストトークを行うほか、7月22日は1階ホールで上映イベント「映像詩・里山」を開催する。開館時間は10時〜18時(木曜・金曜は20時まで)。月曜休館。入場料は、一般=800円、学生=700円ほか。8月17日まで。
ちょくちょく出かける写美で、こんな展覧会が始まるとのこと。これは見に行かなくちゃ。
子供の頃から昆虫への興味はある方なのだけれども、(昆虫ではないが)蜘蛛やゴキブリは苦手。蜘蛛はまだ、精密写真を見れば美しさも感じるし、ハエトリグモあたりなら好意すら感じる。
でもゴキブリとはどうやっても親しくなれそうにないのは何故なんだろうってよく思う。
一人での生活がかなり長く、引越しもまたかなり多い。そんな中、どの部屋に落ち着いても(おんぼろアパートでも都心部のワンルームマンションでも)同じようなハエトリグモが1匹同居する事になる。
2匹以上ではなく、ほとんど1匹。残念ながら私からは見分けがつかないので、まるで同じ奴と何十年も行動を共にしているような気さえしてくる。
それは好意を持たない方がおかしい。
彼女(彼?)は黒い体で両前足に白い帯を持っている、なかなかの美人さんだ。wiki等で調べるといろいろな色柄のものがいるらしいので、もしかしたら本当に同じ1匹と一緒に引越をしながら同居しているのかもしれない。
その名の通り小バエなど小さな害虫を捕えてくれる益虫。
今度の展覧会では、その美しさに驚くような虫たちに出会えるはず。美しい蜘蛛の写真もあるかな。
California (Live BBC In Concert,1970)♫ by Joni Mitchell
探し物をしにYouTubeへ行ったら、素敵なおすすめビデオでお出迎えしてくれた。ありがとう、YouTube。ただ、探し物の方を失念。きっとそれはたいしたモノじゃなかったのだろう。
線虫から「心の萌芽」探る
土の中にすむ全長わずか1ミリの線虫(学名Caenorhabditis elegans)。名古屋大理学研究科教授の森郁恵さん(50)は、この生き物の神経回路から「心の萌芽(ほうが)」を探る研究に取り組んできた。「一見、単純そうに見えますが、驚くほど複雑な脳がある」。小さな虫が、覚える、戸惑う、あきらめるといった行動を示し、好き嫌いなどの個性も見られるという。
エレガンス、という名前のお陰か、森教授の研究に対する愛情か、そのシンプルすぎる容姿がなんだか愛らしく見えてくるから不思議。
この記事から教授の話だけを抜き出すと、見えてくるものがあって、それは科学に(知識の有無とかは関係なく)興味を持つ人のあるスイッチをONにしてしまうに十分な魅力的な言葉なんだ。
「神経回路を実験的に解析するのに、エレガンスはちょうどいいサイズなんです」
「こうした行動は、かなり頭を使っていますよ」
「これまでの経験と知識を総動員して考えている。エレガンスも同じですよ」
「文化、芸術、哲学、政治、戦争、犯罪。すべて心が作り出し、その心を作っているのは脳なんです。脳を理解しなければ、心の不思議には迫れません」
「宇宙人の心よりも、エレガンスの方が人に近い。それはもう、絶対に間違いないんです」
子供の頃漠然と(その大変さ、困難さなどは当然考えず)大人になったらこの記事のような研究や、または紀行もののTVでやっているようなアフリカのジャングルの奥地に珍しい昆虫を探しに行くとか、巨大な天文台で微かな星の光や電波を探すような、そんな仕事をしたいと考えていた。いや、仕事としてどうとかそんなことはどうでもよくて、兎に角そういう事を探求しながら日々を送りたいと思っていた。
絵を描きたいなどということは、微妙に第二希望だったような気がする。
今の仕事はまあ、(違うといえば全然違うけれども)どちらかといえば第二希望方面ではあり、そうすることができたことはとても幸運な事だと思う。
昔の「第一希望」のことなど普段は忙しさの中で忘れているのだけれども、こういう記事を読むとパッチリと目を覚ます部分が頭の中にある。一瞬いろんな本を読んだり写真を見たりしたくなるが、なかなかその方面へ突き進む事は難しい。
残り時間の事を思うと、そろそろどこかで軌道修正しなければいけないのかな。第二希望だってちゃんと叶えているわけではないのだし。[cross]