ダライ・ラマ14世側と中国が公式対話
当然と言えば当然なのだろうけれども、どんなアクションも全て自国内でのやりくりやメンツのため。こういうことがもっと、いかにも自然の流れのようにできるようになったら、もちっと違う国になるのかなあ。でもそれはそれで嫌かも。
その後こんなニュースも。これは何らかの道筋が決まっている(決まりかけている)というサインでもあるのかな。
ダライ・ラマ亡命政府外相がG8(北海道洞爺湖サミット)でチベット問題を、と日本外国特派員協会で語ったそうだ。このページ右のバナーからリンクしているページでは「G8でダライ・ラマ法王と中国国家主席の対話を実現させよう!」(署名)と呼びかけている。
現実問題、下手な芸能人よりも忙しいかもしれないダライ・ラマのスケジュールが押さえられるのかどうかというような、下世話な心配をしてしまったりもするけれども、まずは外相の仰るように少なくともそこで議題に上るということが大切なのだと思う。
そういえば洞爺湖サミットの警備が少し前から都内でも物々しくなってきている。これは規模の差こそあれ、日本中で展開しているのだろう。こういった緊張感のある国際会議が開かれるのって久しぶりかもしれない。無事で実りある会議になって欲しい。
太陽電池の実用化に足並み揃う
低価格の新型太陽電池が相次いで実用化される。原材料に現在主流のシリコンを使わないタイプで、昭和電工などは家庭やオフィスなど光が弱い屋内でも発電する太陽電池を11月から量産する。紙のように薄く価格はシリコン系に比べて5分の1という。産業技術総合研究所も発電効率が世界最高水準の太陽電池を開発、実用化に乗り出す。太陽電池は民生用の温暖化ガス削減技術として今後市場拡大が見込まれ、新型の相次ぐ実用化で普及に弾みがつきそうだ。
「紙のように柔らかい」「世界最高水準の発電効率」と、それこそ夢のような文言が並ぶ。これは本当にエネルギーを取り巻く事象(技術も地球環境も利権もひっくるめて〜人間の技術一つで左右されるほど地球ってヤワじゃないことは判っているけれども、少なくとも星と敵対するような方向へ積極的に突き進むということからは撤退できるんじゃない?〜)ががらりと変化するきっかけのひとつになるのかもしれない。まだそんな夢を見るのは早いのかな。
太陽電池関連では同時に次のような報道も。[cross]
CM好感度
1位 ソフトバンクモバイル/無料のワ/同窓会(上戸彩と樋口可南子)
2位 大塚製薬/ポカリスエット/いきなり果たし状(SMAP)
3位 ハウス食品/とんがりCorn/とんがり会議中(嵐)
4位 NTTドコモ/NTTDoCoMo/エピローグ
5位 カルピス/カルピスソーダ/男子新体操
ここ数年、あまりテレビを見ない(専用の受像機を持たない。PCに映すことはできる)生活をしているのだけれども、それでも1位のソフトバンクの奴は見て知っているし、上位に来るのも分かる。でも2〜5位は見覚えがない。ちょっと自分的に意外だった。TVを完全に遮断している訳ではないし、たいていランキング上位のモノくらいは分かるのだけれども。
まあ、ここのところバタバタしていたからな。もう少し気をつけて見ることにしよう。
他の順位では7位に入っている天海祐希によるサントリー ダカラのCM「温泉」は結構お気に入り。クレームが付く前の、温泉から余分3兄弟のデブが裸のままそそくさと逃げていく奴は良かったなー。腰にタオルを巻いて逃げるパターンに変わってから良さが少し減った。それは別にデブのケツだけではなくて、逃げる時のなんともあたふたした様子のコミカルさが半減してしまったからだと思う。偶然性ってのも大切。
太陽光や風力発電費用の料金転嫁、検討に入る
経済産業省が、太陽光や風力など新エネルギーによる発電でかかったコストを電気料金に転嫁する新料金制度の検討に入ることが28日明らかになった。
日本の二酸化炭素(CO2)排出量の約3割は発電部門から出ており、経産省は、新エネルギー普及が、京都議定書で義務付けられているCO2排出量の1990年比6%減の達成に重要と考えており、政府として北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で新エネルギー発電の普及の方策を説明する。
まだ、検討に入るという段階なのか、という印象。遅いなあ。遅いなりに一歩ずつでも進んでいるのが救い。
結局一言で言えば利権なんだろうけれども、普通の人間の暮らしからズレて外れた者からすれば、なんでそんなに金が欲しいのかわからない。
昨日も電話で友人に儲けを考えない仕事は仕事じゃない。自身の家族や社員の生活はどうなるんだって言われた(友人は経営側)のだけれども、そもそも仕事に関する考え方が違うのだから端から噛み合う訳がないんだよな。位相を一つか二つズレるにあたっては、それなりに犠牲にしたモノもある。それを差し出さないといけないのかな。
宇宙エレベーター
始めてこの技術を知ったとき、思い浮かべたのはジャックと豆の木の話だった。
空に向かって伸びている線が遥か彼方で消えて見えなくなる、そんな景色は現実には人類の誰も見たことのないもの。加えて何かそこから先の未来を強烈に感じるモノでもある。
強力なエネルギーを噴射すれば、そりゃあロケットは飛ぶだろう。ただ、それはすでに現代人にとって特別な風景ではなくなってしまった(実際にロケットの発射を見たことはなくても)。それは飛行機の延長上にあるような気がしてしまうからかもしれない。その割にロケットによる宇宙の旅の安全性のリスクは高いしコストの削減はある程度以上は難しそうだ。
宇宙エレベーターと重力が掛からない地点のステーションを繋ぎ、僅かな推進力で済むそこから様々な宇宙開発を考える。それってとても効率的に見えるし、未来の絵として座りがいい。地球のそれぞれの地域から何本もの「線」が空へ伸びていて、そこから何隻もの宇宙船が静かに離着陸している、そんな絵。 [cross]
なんだSFの話か、と言うなかれ。すでにアメリカのNASAは、この壮大なプロジェクトの基礎研究を始めており、ケーブルの素材を除いて、ほとんどの技術はそろっている。
宇宙エレベーターは高度3万6000キロの静止軌道に浮かぶ(上下に細長い)衛星の一種だ。高度3万6000キロから上下にケーブルを繰り出して、下端は地上まで、上端は高度10万キロまで達する。ケーブルにかかる、地球の重力と(自転による)遠心力は、釣り合って相殺される。
オルティス始動
オルティスが復帰に向けて動き出したというニュース。好きな選手であるJ.D.ドリューが3番に座ってなかなかの活躍をしているけれども、やっぱりこの人がいないとしっくり来ない。軽く25スイングで始動。オールスター前には間に合うのかな。
BOSTON — Though designated hitter David Ortiz hoped that his recovery from a partially torn sheath tendon in his left wrist would be full speed ahead, reality set in when he was given clearance on Tuesday night to pick up a bat.
Ortiz took roughly 25 “dry” swings off a tee with the team’s medical staff looking on. There were no setbacks, and Ortiz is right where the doctors thought he would be.