秋の日
ワールドシリーズが終わって、それはそれは最高の形で終わったのだけれどもなかなか整理がつかない寂しさあり。第二戦で気持ちのこもった球を投げ、見事に仕事を成し遂げて降板したときにシリングは帽子を取ってその手をあげた。少し微笑んでいるように見えた。決意していることがわかった。これで最後になっちゃうのかい。
セントルイスっていう噂もあるけれども、なんとか何とか残ってくれないか。もちろんどこへ行こうとマウンドに立つ姿が見られるだけで嬉しいのだけれども。(11/6)
追記!!
やたーー!!サンスポによると、シリングの残留が決定!テオ、ナイスだ!春先から気になっていてさー、ここ数日はくよくよしていたんだ。今年の個人的ビッグニュースのひとつになったよ。これでもし来年本当に日本開幕なんてことになったらなんとしても行かなくちゃ。まあ、こちらからボストンに行ければ行ってもいいんだけれども。それは来年中には、どうかなぁ。
コーヒーブルース
少し場所を移して新装オープンなった大丸東京店のことをウエブで見ていたところ、「8階には東京初となる京都の老舗コーヒー店「イノダコーヒ」が出店する」とのこと。へぇ、これが高田渡が歌ったあのイノダか。今は割合大丸には近い所に居るので時間を見つけてぼくもあの〜イノダっていうコーヒー屋へ〜行ってみようかな。イノダコーヒーではなく、イノダコーヒなんだね。
シリーズ開幕
コロラドは勢いがあり、どんな形でも初戦を取られると痛い。逆に若いチームでありその流れを断つことができればかなり有利に運ぶだろう。そういう意味で初戦は非常に大事だと思っていた。13対1の大勝は予想以上。これで弾みがついたけれども、短期決戦は何があるか分からない。コロラドへ移動してからの3、4戦目は今年の成績から考えるとスターターが絶対的ではないので明日もシリングで取っておく事が大事。ただ3戦目の松坂は確かに不思議な力を持っているような気もするので、そこまで3つとも取れればもしかしたら一気に、という予想も立たなくはない。いや、しかし油断は禁物。
MLB.TVはFOXの映像を使っていた。開始前のオープニングビデオに松井稼頭央が登場。ちょっとかっこよかったよ。試合前のボストンポップスの国歌演奏はまるで映画のテーマ曲のよう。これも鳥肌ものだった。
ベケットが初回をしっかり押さえた後の裏の攻撃でいきなり先頭打者ホームランの小さなペドロ。「優勝するチームにはこういう奴が出てくるものなんだよなあ」と後になって言えたらいいね。終止ボストンによるボストンのための試合という1日だった。それから放送で興味深かったのは観客に持たせたボードに映像を合成するという方法を試みたシボレーのCMと主審に付けさせたマイクロフォン。ボークを告げる声とか、主審と話すコーチの声とかまで入っていて面白かった。
さて、明日もお楽しみは続く。
負けない心
doki doki
夕べ期待と応援を書こうと思っていたのだけれどもやめておいた。朝30分くらい寝てから身支度を整えて(頭に”B”胸にBOSTON)MLB.TVを待った。息が詰まる試合展開だったけれども松坂が重圧のなかで必要十分な仕事をし、岡島、パピプペボン(パペルボン)と繋いで終わってみれば大勝で勝ち抜き。もう少し早く追加点を取ってくれていたらと思わなかったではないがポストシーズンのゲームらしい緊張感のある好ゲームだったのではないかな。ふぅー。
今年もいろいろあったなあ、チームも自分自身も(その感想はまだちょっと早いか)。若い二人、小さなペドロ(ScrappyことDustin Pedroia)とサルスベリー(Jacoby Ellsbury)が良かった。大きくて個性的な選手が多い中で小柄ながらピリリと辛いこの二人が前輪駆動でチームを引っぱった。(ウゴウゴ)ルーゴの我関せずっぷりにも(よくポカもやったけれども)楽しませてもらったし、ドリューも最後には筋の通った職人技を存分に見せてくれた。今日のALCS最終戦での8回裏のダメ押しタイムリーヒットなんて芸術的だったし、「ここでもう一本」を打ってくれる業師が復活してきた事は大きい。
いや、まだこれから今年の締めくくり、オクトーバークラシックが残っている。相手は松井稼頭央が絶好調のコロラド(今日はグラウンドが雪景色だったようだけれども大丈夫?)。そちらにも勝たせてあげたい気持ちもないではなかったが、うちが勝ち上がったとなれば話は別。こてんぱんに4タテしちゃえ。