吉祥寺へ
蝶の舌ほか
地球に大隕石がぶつかって氷河期が訪れるような映画も割合楽しく見る事はできるけれども、自分が本来的に好きなのはこの「蝶の舌」みないな映画なのだなと思うんだ。
事務所と自宅を分ける事ができたもののなかなか帰れない古いアパートでしていることといえば、補足的な仕事の他にはツタヤで借りてきたDVDを見る事。モンチョ少年の宝物のような数年間を描いた蝶の舌はとても良かった。そりゃあ氷河期が来ちゃったら大変だろうけれどもさ、子供にとって蝶の「舌」がどんな風になっているのかっていう発見や女の子と仲良くなるときのドキドキとか、大人の世界を垣間見る事とかの方がより「本当」に衝撃的な出来事だし、こちらの気持ちの奥に届くんだ。森の美しさやお祭りの楽しさ、不思議さ。かけがえのないものこと。
一緒に借りてきた「テルミン」とともに連休中の数少ない楽しみの時間をつくってくれました。
バルーン
株のこととか、企業間のあれこれなど分からないけれど、堀江氏が同時全国放送されるような記者会見で「世界に冠たるインターネット国家」とぶち上げたのはまあ良かったんじゃないかと思う。久しく政治家や科学者・技術屋、芸術家あたりからもそんな威勢のいい言葉を聞いた記憶がない。そのぶち上げがシャボン玉のように儚かったとしても。また、「インターネット国家」というものが我々にとって本当に良いもので必要なのかどうかということは明確でないとしても。たとえば月に人が立つことをその時点で人類にとって絶対必要なことだと思った人がどれだけいるだろうってことと同じ。ビジョンを掲げるってことは悪いことじゃない。
Apple+NeXT以来の驚き
びっくりしたなあ、もぅ。ITmediaNews
米Adobe Systemsが、米Macromediaを34億ドルの株式交換で買収することを発表した。これにより文書、ビデオなどのメディアをパーソナルコンピュータ、携帯電話、携帯デバイスに配布するための広範なリソースを持った2社が統合することになる。
どちらのソフトもいくつかずつライセンス持っているんだけどさ、どうなって行くんだろう。