Calvaire

本日の一本@日本で公開されたことがあったらしい映画。
──原題は、『Calvaire』。
ラテン語の、ゴルゴダの丘のことらしい。
以前、邦題『変態ピエロ』という、余りタイトル書きたくない映画のDVDを観た後に、映画のレビューが載ってるサイトさん放浪して歩いたら、こっちの方が面白いよ、という書き込みを結構見掛けたので、借りてみた。
尚、『Calvaire』の邦題は、『変態村』。
……変態から離れようよ。借りた私が言うのも何だけどさ。
つーか、頼むから離れてくれ。
せめて、原題に近い邦題付けて下さい、叶井さん!(←邦題付けた人)
これ、変態じゃないですよね。どっちかって言えば、狂気な内容ですよね、叶井さんっ!
──何でも、この映画、2005年に、アムステルダム・ファンタスティック映画祭グランプリ受賞しているんだとか。
…………確かに、ファンタスティックだったよ。幻想的っちゃ幻想的だったよ。ファンタスティック過ぎたよ!(力説)
という訳で、私は悟った。
一部の方々には、変態シリーズ、と呼ばれてるらしいこの辺りの映画は、変態なキャラが登場するとか、変態に絡むストーリーとか、そういうんじゃなくって(確かにそういう部分も大だけど)、映画そのものが変態なんだと。
映画の内容が変態、なんじゃなくって、映画「が」変態、なんだと。
……だからさ。
私は、映画そのものが、声を大にして「僕は変態!」と叫んでる映画が観たかった訳じゃないんだ。
求めてるのは、そういうんじゃないんだ、うん……。
それなりに、興味深くはあったけどねー。
あ、ストーリーはですね。
一言で言えば、男なのに、歌手だってだけで、以前その村にいたらしい、元・歌手で、ペンションの主人の奥方と同一視されちゃった主人公が、手酷い目に遭わされるよ、って話。
手酷い、の中身は、男なのに、その村から消えた筈の女性と同一視されちゃった、って辺りで察して下さい(笑)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です