センター・オブ・ジ・アース/メガ・シャーク vs ジャイアント・オクトパス

本日の一本目@日本でも劇場で公開した映画。
どーしよーかなー、って思ってたけど、やっぱり観てみてたくて借りちゃった。
『センター・オブ・ジ・アース』。
2008年に公開された、お米の国の映画ですな。
ストーリーとかは、取り立てて説明の要らない映画かと(笑)。
東京ディズニーシーに、これのアトラクションあるし。
ジュール・ヴェルヌ著の『地底探検』、あれに書かれていた地底世界は本当にあったんだ! って奴だし。
偉大だ、ジュール・ヴェルヌ。人類の想像力は素晴らしい。
──中々愉快な娯楽映画でした。
個人的には、古き良き時代の香りのする冒険映画って感じかな。
結構お笑い要素も多かったし。
……うん、家族揃って観るといいかも。

延滞料金勿体な(以下略)本日の二本目@毎度毎度の、日本未公開映画(爽やか)。
配給元は、我等がアルバトロス!(朗らか)
これも、どうしようかなー、って暫く悩んだ末に借りた映画。
『メガ・シャーク vs ジャイアント・オクトパス』。
これは、2009年のお米の国の映画かな。
──某国が、北海近くの、そーゆーことやっちゃいけませんって決まってる場所で、ちょーっと秘密の実験をしたら、1800万年前に氷漬けになった、すんごい巨大なサメとすんごい巨大なタコが生き返って人類を襲い始めちゃったので、何とかしよう! ……って話。
──……いやー、素敵な映画でした。
東京拘置所が出てくるんだけど、作中の東京拘置所は、何故か湾岸にあり、万博とかで作られそうなパビリオンみたいなドーム型の形してて、迷彩服着込んだ兵士が、M16抱えて警備してるの。
有り得なくて素敵(爆笑)。
巨大サメは、海中からジャンプして飛行中のジェット機噛み千切るし、巨大タコは、低空飛行中の戦闘機叩き落とすし。
いやー、サメが人間だの人類だの襲うって映画は何本もあるけど、ゴールデンゲートブリッヂ噛み切ったサメは初めて観たわ、斬新だわ!(笑顔) タコもタコで、潜水艦を捻って捨てるし!(とても笑顔)
でも、CGはちょそいです、うわー、な感じです(微笑み)。アメリカの巡洋艦(だったかな)に、往年の名作『ジョーズ』の如く、背びれだけ海上に出したサメが迫ってくるシーンがあるのだけれど、背びれ、どう見ても段ボールorベニヤ板だし、サメとタコのバトルシーンは使い回しだし。
手ぇ叩いて笑いながら観ちゃったくらい、そういう意味で、素敵な映画です(笑)。
但、やっぱりお薦めはしないかなー(笑)。

タンポポ

本日の一本@久し振りに邦画。
『タンポポ』。
1985年、東宝。伊丹十三監督の作品。
見たことがなかったのね。で、今年入って直ぐの頃から借りようと目論んでたのに、ずーーーっとレンタル中で、やーっと借りられた。
──サラッと粗筋述べるなら、不味いラーメン屋を、何とかして行列の出来るラーメン屋にしようと頑張る主人公や、不味いラーメン屋の女店主達の奮闘記、みたいな話。
映画の本筋と全く関係ない人々のシーンも結構沢山あって、正直、「何事?」と思ったけれども(笑)、私はこれ、すんごい面白かった。
あー、堪能出来たー! な映画だった。
あそこまで、食欲と性欲と生死ってことを延々と描く映画ってのも、珍しいんじゃないかな。
生きる為に食べて、ヤルことヤって(笑)、更に食べて、ヤルことヤって(笑)、んで以て死ぬ、みたいな。
それにしても、故・伊丹監督の映画のエロっちいシーンって、すんごいフェチと言うか、マニアックだ(笑)。
『タンポポ』を観終わった後、ラーメン食べたくなった、って方は結構いらっしゃるようだけど、私は、「酔っ払い海老」食べたくなった(笑)。

メガ・パイソン

本日の一本@毎度の日本未公開映画(爽やかに微笑み)。
『メガ・パイソン』。
2009年のお米の国の映画。
そして、意図した訳ではなかったけれど、配給は、我等がアルバトロス!(笑)
……うん、私は、懲りることを知らない(朗らか)。
──アフガニスタンが舞台。
とある鉱山を調査して来いや、と言われた、戦闘経験皆無(らしい)中尉が隊長の、戦闘経験(以下略)な女性の大尉@工兵(らしい)を連れたアメリカ軍の一小隊が、えっちらおっちら任務地に向かったら、タリバーンの襲撃喰らい、あっさり捕まっちゃって、全員殺される寸前、何故かタリバーン全滅、「一体、何が起こったんでしょう?」と調べてみたら、地中から巨大な蛇が出て来てタリバーン全員を喰らったと判明、今度は自分達が喰らわれる番だ! と一生懸命逃げるのだけど……、って話。
……ホントに、そういう話です(真顔)。
──その、巨大蛇ってのが、FF7に登場するミドガルズオルムそっくりな、蛇ってよりは、ミミズの先に蛭の口くっ付けました、みたいな怪物で、全長30メートルくらいで、しかも複数匹いるのね。
あ、因みに、この手の映画にしては、まともな見て呉れだったかと(笑)。
で、奴等には、地中がテリトリーな怪物のお約束で、目がなくて、音だけで獲物を探してるって設定があり。
……ワタクシは個人的に、「何故、君達は夜を待たない!?」と突っ込んでみたかった(笑)。
速攻で逃げたい気持ちは良く判るけど。
でもねー、ミミズみたいな巨大蛇、あながち、悪い化け物とも言えないのよ。
主人公達がタリバーンに襲われて、もう駄目ー! ってなる度、ドーーーン! って現れて、タリバーンの皆さんを悉く喰らって、結果、主人公達の危機を救ってるから。
……ね? 悪い化け物って訳でもないでしょう?(笑)
………………『メガパイソン(原題は、サンドワーム)』ってタイトルで、『生き残るのは地上最強アメリカ軍か? 地底最強”メガ・パイソン”か?』が、宣伝文句の映画だというのに、何かが間違ってる映画な気がした。

2012

本日の一本@大作系よ! 未公開映画じゃないのよ!(笑)
『2012』。
2009年に公開になった、お米の国の映画。
ううーん、有名処。超大作系。
もっと早く借りたかったけど、中々借りられなかった。
──激しく有名な『マヤ・カレンダー』、あれが元ネタの話。
2012年12月21日にマヤ暦が終わってる=世界の滅亡? って、あれ。
……まー、2012年の冬至がやって来ても、地球も世界も滅亡しないと思いますが(笑)。
──映画が公開になったのは去年ですけど、DVDがレンタル開始になって未だ日も浅いので、余り多くを語るとネタバレになっちゃうかなー、と思うので、ささやかに。
元ネタが元ネタなだけあって、完全にパニック映画でした。
しかも、チョー展開が早い(笑)。
あっちゅー間に、あっちこっちが凄いことになっていく。
映像も凄かった。
娯楽映画としては、ワタクシはお薦め。
ああ、ハリウッド映画だなー、ってシミジミ出来る映画でもあったかな(笑)。

実験室 KR-13

本日の一本@劇場公開作品だよ。配給先も角川。珍しいでしょ!(笑) な映画。
『実験室 KR-13』。
原題は『The Killing Room』。
2009年のアメリカの作品。
──新聞のアルバイト募集広告見て治験に参加した都合四名(内訳:男・三、女・一)が、計四段階に分かれてて、一段階終わるごとに一人ずつ脱落者が出ます、って実験に参加する話。
脱落者は、=死者で、要するに、次の段階に進むごとに一人殺されますってな、碌でもない実態の実験なのだけれど。
……お好きな方は、とってもとっても好きな映画だと思う。
けど、駄目な人は、途中でギブアップするんじゃないかな、多分。
正直、そんなにメリハリのある映画じゃないと私は思うし、誰の目にも、「ここが山場!」って映るような歴然としたシーンがあるとも言えないだろうし。
「ああ、うん、実験ね」って感じで全てが進んで行くようなノリ。
不気味は不気味だけど、取り立てて怖い(注:ワタクシ基準)訳でもないし。
精神的にキモい映画かも知れないけど。
但。
この映画、冷戦時代にCIAが実際に行った人間洗脳実験、MKウルトラってのを元にしてるので、その手のがお好きな方には、大変興味深い映画かと。
ワタクシは、この映画、大変美味しく頂きました(笑)。
絶対、万人受けはしないだろうって保証出来る映画だけどー(笑)。

……一寸最近、ワタクシの映画の趣味って、少しばかり変なのかな、と思わないこともない。