長野からチベットへ
日本で聖火リレーが行われた。友達とチャットしながら久しぶりにテレビonPCを立ち上げて、また勇者によるネット中継などもあわせて、それを見た印象。
- 長野が真っ赤。一日中国になっちゃって、気持ち悪くなんだか可哀想というのが第一印象。明日の日本の絵?いやいや、それは。
- 最初の式典からもうなんだかぎすぎすした感じ。素直な気持ちで走れるわけが無い。
- 思っていたよりもチベット国旗と、それから青い東トルキスタンの国旗が多かった。その分小競り合いあり(放送ではチベット国旗と言ったのをわざわざ「チベットの旗」と言い直すシーンも)。
- 沿道からの抗議はあっても直接の実力行使は無いのではないかと思っていたのだけれども、何件か発生。欧州での顛末をテレビでは見ていたが、こういうことが自分の国で起こっているのを見ると、やはり衝撃的だ。…「フリーチベット」の叫び届かず亡命2世 泣きながら乱入 聖火リレー – MSN産経ニュース
- 最後の二人は新旧女子マラソン代表者。最後はもちろん野口みずきさん。ラス前の有森裕子さんは、その実績もさることながらパフォーマンス的にも「笑顔のランナー」としての印象が強烈に残っている。でも(テレビ放送はその時間は画面角の小さな映像しかなかったので詳細は分からない)今回は口を真一文字に怒ったような表情で走っていた。とても悲しそうで、泣いていたのかもしれない。これが何よりも一番印象に残った事。それは野口さんにも感情ごとバトンタッチされていたように思う。それはそのまま日本発、長野発らしい世界へのメッセージになったはずだ。 (photo: REUTERS/Issei Kato)
- ゴール前の時間帯はネット中継に釘付けになった。警察は嘘をついてチベット弾圧反対派を公園の一角に誘導し出口を塞いで動けないようにしたらしい。呆れた暴挙。200人ほどいると記者は言っていた。ゴール前がことさら真っ赤になっていたのはそのためだ。NHKの放送が赤旗の後方に見えるチベットの旗の群れを映してくれていたのが救いだったし印象的だった(ただし、その200人あまりの人達が1時間近く全く途切れる事なくFree Tibetと叫んでいた事をその場から伝えたのはネット中継だけ)。
この件について、書かれていたブログ。
最後に、こういうこともあった事も記憶しておく必要がある。