QuarkXPressは一足飛びに8へ
rssで配信されてきたニュースを見てすぐにQuarkのページに飛んでみる。
QuarkXPressは使い込む程良さが分かる素晴らしいソフトだという事は間違いない。ただここのところMacの劇的な変化に(日本語版は)追いついて来れずにいたんだ。独特な組版文化のある日本語版を作るのは大変だと思う。メニュー等をローカライズすればいいようなソフトとはわけが違う。それは組版ソフトの宿命には違いない。Adobeのように人も金も十分に使える(と想像する)ところと比べても致し方ないのかもしれない。でもQuarkの良さを知っているからこそ寂しかった。
そういうわけでバージョン7を首を長くして待っていたところにこのニュース。7/31に発売なるのは、なんとバージョン8だって。本家英語版に追いついちゃったよ。嬉しいのだけれども…、今までは何だったのさっていう気持ちもある。さらに徐々に仕事の方向が変わって来ている今、QuarkXPressは必要なのだろうかっていう根本的な自問もある(でも導入しちゃうんだろうな)。
内容はといえば、Quarkの基本的な良さはふまえたまま、最近幅を利かせていたAdobe Indesignのいいとこ取りっていう印象。実際に触るまでは分からないけれども期待できる。
クォークジャパンと米Quarkのページを見比べてみると、もしかしたら日本チームの頑張りが今回かなりあったのかもと思えて来た。デザイングリッドは日本語版だけでなく本家版にも採用されたようだ。オープンタイプへの対応はもちろん。開発案件が揃って来た事で日米同時期発売が可能になったんじゃないかな。