ice cream castles in the sky

Posts Tagged: QuarkXPress

QuarkXpress is Back!

最新のMacminiを先月発表されてすぐに手に入れて使っている。すこぶる調子がいい。紙やWeb上でのデザイナーだったらこれで行けちゃうんじゃないかな。出先の会社で一世代前のMacProを使って長時間作業をすることがあるけれども、遜色ない感じ(ただし映像・音楽方面では多分それなりの差は出るのではと思う)。
MacOS 10.5 (Leopard)ではQuarkXPress6.51は使い物にならなかった。Quarkを立ち上げるとその他のソフトが異常に重くなり、再びQuarkに戻ると不安定になってそのうちクラッシュというような流れだったのではないかと思う。ロゼッタがうまく機能していないのかとも思ったが、その辺の詳細は不明。そのうちバージョン8が出てこの出来がまた良さそうだったのだけれども、個人的な状況としてはQuarkを使った仕事はかなり減っていてアップグレードに手を出し難くなってしまっていた。
それでも忘れた頃にその手の仕事も舞い込むから、その時にはPowerPC搭載の初期型Macminiで作業をしていたわけ。QuarkXPressはとても良く出来たソフトなのでそれでも特に問題なく作業は出来ていた。
さて、新型Macmini。これには当然OS10.6 (SnowLeopard)が入っている。思いついてキーワード「SnowLeopard」「QuarkXpress6.5」で検索をかけてみた所、動いているというような記載が少数見つかった!すぐに試してみるのは怖かったから、そーっとTwitterのタイムラインに流してみたのだけれども反応無し。今どきQuarkメインで使っている人はいないのかなあなどと思いつつ、それなら人柱になるしかないと、そう考えた次第。
入れてみましたよ。昨日から動かして見ている。これが!動くんです、無事に。まだ本格的に作業していないから何とも言えないし、もちろん個々で環境は違うから何の補償もできない。試してみる人はご自分の責任でやってください。最悪の事態も考えたらバックアップはお忘れなく。
兎に角動いている。これで使えてしまうなら複数のマシンを立ち上げる必要が無くなるし、他のソフトとのファイルのやり取りも格段に楽になる。アクティブ化コードを再設定しなくちゃいけないのが面倒と言えばそうだが最初だけだしね。思いがけないSnowLeopard効果がこんなところにありました。MacBookの方もアップグレードしちゃおうかな。

QuarkXPressは一足飛びに8へ

rssで配信されてきたニュースを見てすぐにQuarkのページに飛んでみる。
QuarkXPressは使い込む程良さが分かる素晴らしいソフトだという事は間違いない。ただここのところMacの劇的な変化に(日本語版は)追いついて来れずにいたんだ。独特な組版文化のある日本語版を作るのは大変だと思う。メニュー等をローカライズすればいいようなソフトとはわけが違う。それは組版ソフトの宿命には違いない。Adobeのように人も金も十分に使える(と想像する)ところと比べても致し方ないのかもしれない。でもQuarkの良さを知っているからこそ寂しかった。
そういうわけでバージョン7を首を長くして待っていたところにこのニュース。7/31に発売なるのは、なんとバージョン8だって。本家英語版に追いついちゃったよ。嬉しいのだけれども…、今までは何だったのさっていう気持ちもある。さらに徐々に仕事の方向が変わって来ている今、QuarkXPressは必要なのだろうかっていう根本的な自問もある(でも導入しちゃうんだろうな)。
内容はといえば、Quarkの基本的な良さはふまえたまま、最近幅を利かせていたAdobe Indesignのいいとこ取りっていう印象。実際に触るまでは分からないけれども期待できる。
クォークジャパンと米Quarkのページを見比べてみると、もしかしたら日本チームの頑張りが今回かなりあったのかもと思えて来た。デザイングリッドは日本語版だけでなく本家版にも採用されたようだ。オープンタイプへの対応はもちろん。開発案件が揃って来た事で日米同時期発売が可能になったんじゃないかな。

大切な時間

Apple Store Ginzaで行われたFileMaker Fun Nightというイベントを聞きにいって来た。FileMakerは今やりたいと思っていることには外せないソフトで、何としても自由自在に使えるようになりたいのだけれども、普段デザインに使うソフトとは若干勝手が違い、なかなかモノにできないでいた。