Happy 25th Anniversary Macintosh!
• YouTube – Steve Jobs showcases Macintosh 24-JAN-1984
ちらほらとMacintoshが25周年という話題が聞こえて来て、そういえばMacintoshの伝説的なCM“1984”から計算すると25年なのかなと思っていた。
スティーブ・ジョブズが初代のMacを発表したのがその年の1月24日(日本時間では25日)だったととのこと。日付まではちょっとうろ覚えだったな。
僕の最初のMacintoshはPowerMac 6200/75というマシン。漢字Talk7.5というMacOSの日本語版が入っていてその名前の通り75MHzのCPU (PowerPC) と500MBのハードディスクを持っていた。最大搭載メモリは64MB。当時はメモリが高く、それをフルに積みビデオカード差して簡単な周辺機器と仕事で使うソフトを揃えたら100万越えてしまったのではなかったかな。独立したばかりの駆け出しデザイナーには非常に痛い出費だったはずなのだけれども、どこからひねり出したんだろう。
そう、仕事で使うために手に入れることにして、その頃はこれでどうなるのかなんて想像もつかなかったっけ。「電化製品だからコンセントを差すのだろう」というところまでしか分からなかったし、ネットも当然無く、聞く人もいなかったから何冊かの本を交互に膝の上に置きながら恐る恐るマウスを動かしているうちに1ヶ月後にはデザインを出力していたのだから相当図々しい。実験台にされたお客さんはいい迷惑だ。
その辺のいきさつやウインドウズなんてものがあることを知らなかったことなどはこのブログのどこかで書いたことがあったと思う。今でも自分の周辺ではMacintoshとそれを使う人々がほとんどなので世間のことを思うに、何だか別の世界にいるような気がすることもある。
その後代々の仕事用メインマシンの他にも単にモノとして欲しくて手に入れてしまったファーストiMacや、予算がないときに中古で買ってCPUアップグレードカードなどで補強しまくったものなど様々なマシンが相方になってくれた。一番印象深いのはPowerMac8600/200/zipというマシンかな。21インチの図体がでかく重いモニタとともにたくさんの戦をこなした。
今日という日にはちょっと個人的な思いがあって、祖母の命日なのだ。昨日は法事で実家に帰って来た。所謂おばあちゃん子だったこともあってこの日がさらに特別な日になったような、そんな感じがするのはかなりApple病に冒されている?そういえばその最初のMacintoshを導入したあたりと年も近い。
モノに対する執着があまり無いので、もっと便利な道具が出て来たらあっさりとそちらを使い始めるような気もするけれども、Macintoshの文化とも言えるようなものは無くならないで欲しいと思う。Love! Mac. これからもよろしく。