ice cream castles in the sky

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doki doki

夕べ期待と応援を書こうと思っていたのだけれどもやめておいた。朝30分くらい寝てから身支度を整えて(頭に”B”胸にBOSTON)MLB.TVを待った。息が詰まる試合展開だったけれども松坂が重圧のなかで必要十分な仕事をし、岡島、パピプペボン(パペルボン)と繋いで終わってみれば大勝で勝ち抜き。もう少し早く追加点を取ってくれていたらと思わなかったではないがポストシーズンのゲームらしい緊張感のある好ゲームだったのではないかな。ふぅー。
今年もいろいろあったなあ、チームも自分自身も(その感想はまだちょっと早いか)。若い二人、小さなペドロ(ScrappyことDustin Pedroia)とサルスベリー(Jacoby Ellsbury)が良かった。大きくて個性的な選手が多い中で小柄ながらピリリと辛いこの二人が前輪駆動でチームを引っぱった。(ウゴウゴ)ルーゴの我関せずっぷりにも(よくポカもやったけれども)楽しませてもらったし、ドリューも最後には筋の通った職人技を存分に見せてくれた。今日のALCS最終戦での8回裏のダメ押しタイムリーヒットなんて芸術的だったし、「ここでもう一本」を打ってくれる業師が復活してきた事は大きい。
いや、まだこれから今年の締めくくり、オクトーバークラシックが残っている。相手は松井稼頭央が絶好調のコロラド(今日はグラウンドが雪景色だったようだけれども大丈夫?)。そちらにも勝たせてあげたい気持ちもないではなかったが、うちが勝ち上がったとなれば話は別。こてんぱんに4タテしちゃえ。

対ニューヨーク戦

松坂がふらつきながらも勝利して、これでようやく3本柱そろい踏み。前のローテーションの時にはみんなどうしちゃったのだろうって思ったのだけれども。
ふらつきながらと書いたけれども、松坂は今までとはちょっと違っていた。ゲームの中に居たし負けない雰囲気をしっかり持っていた。前のめりに気負っていた様子が消えて落ち着いて見えた。失点した4イニングめも不運な打球も含めてまあ本人は納得しているんじゃないかな。移籍金の事や、西武の(日本の)エースだったという気負いがあるのは仕方がない。彼も人間だということ。ときどきそういうことなのかなっていう表情を見せるね。それもだんだん減ってきてゲームに集中できるようになってきたけれども。今後にさらに期待。
シリング、ベケットは流石。特にシリングはすごい。しっかり立て直してくる。オフに噂にもなっていた来年の契約はどうなるのかな。一度生で大きな背中に38番を背負ったマウンドの勇姿を見てみたいのだが。
二人は登板日でない試合の日にはいつもベンチで並んで座っているね。大輔君とシリング先生って感じが微笑ましい。
野手では今年加入したルーゴとドリューがいい。もともとルーゴは好きな選手だったし、ドリューはボストンに来て初めてじっくり見たけれども結構ファンになっている。シアトルで長く一塁手をやりボストンやニューヨークでもプレーしたオルルドのような「黙って仕事をする」タイプの選手は好きなのだけれども、ドリューもそういう選手のように見える。個性派集団のボストンの中に入るとさらにそれが際立つ。23番と7番のレプリカユニフォームが現在のWishList。38番は持っているけれどもホーム用の白い奴も欲しいなあ。うーん、困った(笑)。
MLB.TVが見られるようになってからは生で見逃した試合や負け試合もしっかり見ている。日本のプロ野球だと終わった試合や結果が分かっている試合の録画放送なんてあまり見る気にならないのにな、どうしてだろう。前にも書いたけれどもやっぱり放送手法に問題があると思う。先日テレビ朝日のナイター中継をちらっと見た。肝心の中継は相変わらずの低レベル。今グラウンドで起こっているキラキラわくわくする事(ダイヤモンドとはよく言ったものだ)とあの独特な雰囲気と流れる時間を妙な虚飾無しにどう伝えるかが放送の基本なんじゃないかなあ。どうにかして視聴率を上げてまた金儲けの手段にできないかと、そんなことばかり放送局は考えているんじゃないの?CMの前後に「野球は死なず」だっけかな、そんなメッセージを入れていた。全く逆効果だと思う。そんなことをする前にすることあるだろうし、少なくとも今ほんとうに死にそうなのは野球ではないのだ。どこの放送局も同じだとは言わないけれどもさ。ある日の甲子園からだから毎日放送かな、その中継もちらっと見たけれど割合楽しめた。そういう中継が少しずつ増えているような(希望的観測ながら)そんな気はするのが救い。

Just do it.

nike_matsuzaka.jpg辺りがまだ暗いうちから子どもたちは自力で起きだして来る。松坂の登板日、寝ぼけ眼さんたちは自分たちが18番の背番号を背負っているような気持ちになっている。

D-MAT

ようやく決まった。きちんとお披露目があるまでは何が起こるか分からないとひやひや。クレメンスが帰ってくるのならそれもいいかなあなどと思いも漫ろ、ともあれ良かった。記念すべき第一球目はオーナーがパスボールしちゃったけれども、軽投とはいえ素人が素手で軽々とキャッチできる訳がないじゃないか。記念になるいい絵だったけれどね。パペルボンの先発転向が成功して最多勝、松坂とシリングが15くらい勝てればかなりいいところまで行くんじゃないか。
密かに、地味ーに好きだった選手(ウゴウゴ)ルーゴが不安だったショートストップをきっちり固めたら、ほぼ来季の陣容は整ったといえなくもないのだけれども、この時期の毎年の頭痛の種が今年もまだしばらく疼きそうだ。マニー、何とか残ってくれないか。
(ボストンのユニフォームを羽織って仕事をした一日でした)

交渉権

松坂との交渉権は得た。かなりの高額だったみたい。交渉には松坂側も割合強い態度で臨んでくるだろうから、条項にトレードや起用法に関する項目が含まれるのは間違いないと思われ、ということはともあれ契約までこぎ着ければ来年の開幕カード中に松坂の先発を見られる可能性は高まる。
この件にはとても慎重になってしまうのだけれども、まあ良かったかな。ここまでとしては。
懸案の三塁手はどうするのだろう。岩村も狙うのだろうか。ついでに井川も…、いやいや欲をかいてはいけません。

松坂は赤い靴下を履くのか

横浜高校の頃から松坂はもちろん大好きなピッチャーで、その彼がボストンに来るかもしれないと言う噂が流れている。
こういうことはふたを開けてみるまでは判らない。もし本当にうちに来たら嬉しいな。単純に戦力アップは間違いない。レッドソックス自体の情報も増えるだろう。今まではユニクロのMLBTシャツなんかでも無視されていたのだけれども、そういうちょっとしたグッズなんかも作られるんじゃないかな。反面、今まではMLBShopから取り寄せたシャツやキャップを少しだけ得意な気持ちで身に付けていたのが、一気にミーハーっぽく見られやしないかと…、これは余計な心配か。俄ファンも増えるんだろうな。そのまま定着してくれればいいんだけれどさ。てなこと夢想しつつ仕事漬けのbirthdayの始まりだったりする夜中。