ice cream castles in the sky

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Lightningケーブルの故障

最近の機器では外部接続ケーブルにも様々なチップが内蔵されているらしい。これはもう単なる線ではない。断線以外の故障も起こる。

iPhoneなどの充電・同期をするためのケーブルにはLightningという名前がついている。

数日前突然iPhoneの充電が出来なくなった。調べてみるとそこそこある問題らしい。これだけ台数が出ている機器なのだから少しでも同じトラブルが重なると重大事のように言われたりするのだが、個人的にはあまりそういうことが身に降り掛かることはなかった。そんなトラブルがうちにもやって来た訳だ。

本体かケーブルか。問題の切り分けをするために購入した近所のAUショップへ行き、試しにそこにあったケーブルに差してみたところ充電できる様子。本体ではなかったのはラッキー。

すぐにケーブルを注文すべくネットをあたってみるとお高いのよね。ケーブルも精密機器だから。だが更に探すと1/10近い安さのものも見つかった。とりあえずこれでいいかと、すぐに欲しいので2店からそれぞれ1本ずつ注文した。しかし1日待っても発送される気配がない。

仕方なくAmazonからApple認定品マークのついた若干お高めのモノを追加注文。

それが今日届いた。Planexの「ライトニングtoUSBケーブル」。使用感も問題無し。ふぅ。

純正品でなくこれを選んだのは抜き差しの時に摘めてケーブルにもやさしそうなコネクタの根元部分の形状。Apple純正品はこの辺が心もとない。流石周辺機器メーカーというつくり。Amazonブランドの同ケーブルとも比べたのだけれど、根元の一本ラインが決め手になった。

ただこの後安い方のケーブルがあと2本届く。仕事先用の置きケーブルにしようか。

Designed by Apple in California.

ライターの林信行さんが書かれたWWDC2013のファーストインプレッションが際立っている。

もし人々がみな、追われるようにして作れるものすべてを作っていたら、
いったい誰が1つのものを極めてくれるのか
我々は「便利」を「喜び」と、
そして「豊富さ」を「選択の自由」と勘違いし始めている
何かをデザインするためには、焦点を絞ることが大事だ
そして我々が最初に問うのは、人々にどう感じてほしいかだ
例えば、「喜びを与える」「人々をつなぐ」……
その後、我々はその意図に基づき、手を動かし、作り始める
これは時間のかかる作業だ
1つ1つの“YES”の背後には1000の“NO”がある
我々はものごとをシンプルにし、完璧なまでに洗練し、
我々の作るものが、1人1人の人生を変え、
心に触れるようなものになるまで、
製品のそこかしこに手を入れて、何度も作り直す
そこまでやって初めて、我々は製品に署名を入れる
「Designed by Apple in California.」と

開幕して最初のビデオにガツンとやられ、途中そのDesigned by Apple in California.のメッセージに背筋がシャンとし(think different以来かも)、最後のビデオで静かにクロージングした今年のWWDC。

流石に見るべきところを見ていると感じさせてくれる記事のなか、Appleからのメッセージを訳し紹介されているのが上記の引用文だ。

最後のビデオはCMとして流れる予定だと言う。それは比べてしまうとthink differentのようなインパクトは無い。どちらかといえば淡々と地に足をつけ、生活の中に静かに染み渡って行くようなイメージ(このウェブページの美しさはなんだろう)。

それでいい。そこがいいのだと思う。ジョブスではなくクックの時代のAppleの本当の幕開けだったのかもしれない。

それにしても、新しいMac Pro欲しいなあ。

「仕事用のMac」に手が届かなくなって、古いMacやノート型で作業をやり過ごすようになっていたここ数年。もちろん現行のMac Proが一部のその筋の専門家の道具におさまってしまっていたこともある。今広告デザインの仕事をする時にiMacやMac miniでも十分なほどMacは進化した。ノート型でも同様。Mac Proが別格の位置に行ってしまってからはMacBook Proがある意味最高のマシンだったと思う。

そこにMac Proは戻ってきた。詳細や価格は秋深くならないと分からないが、昔のように(例えばあのグラファイトのG4タンクで仕事をするぞ!というような)仕事への意欲までかき立ててくれる最高峰のマシンが帰ってきたのだと思う。

McIntosh から AirPlay オーディオシステム McAire


MacintoshでMcIntoshって、世界でどんだけの人が言っていることでしょう。
オーディオのMcIntosh、家具のMackintosh、それと、私たちのMacintosh。
この記事の機器は僕には少しお高すぎるけれど、音楽生活のためのAirplay機器はどうしようかとこの頃ずっと考えています。

kaku

kakuっていうブログエディタを見つけてさ。
無料だということもありインストールしてみた。
たいへん良さげな予感がするよ。
ただ、kakuのサイトにはxreaで運営している場合不具合があるかもと出ていたので、駄目かもなと思いながらインストールしてみたんだ。
今のところ何の問題も無し。
coreserverだからなのかな、いや分からない。良さげだからxrea関連のレポートを上げて開発に協力したいのだけれど問題無しなので拍子抜け。
個人的には使えそうなソフトが手に入って万々歳なんだけれどさ。
これでブログの投稿画面を開くのは画像の調整等ちょっとした修正を行う時くらいですみそうだね。

メールアプリ「MailBox」を使ってみた

mailbox-app
ここのところiOS用メールアプリのMailBoxが話題になりました。その機能よりも登録待ち数万人、それをアプリ上でカウントダウンするという手法が面白かったのだと思います。とりあえず並んでみるという人が相当数いたのではないでしょうか。もちろん僕もそのひとり。数万人待ちの最後尾につけてから2週間くらいで登録できたのだっけかな。その辺はあやふやです。
使ってみるとMailBox自体は良いアプリだと思いました。受信箱にメールを残さない。読んだものやタイトルを見て不要と判断したものはその場ですぐにアーカイブするかゴミ箱行き。または後で読むためのラベル群に放り込む。そうやって受信したメールを次々にさばいて行きます。その振り分けがスワイプで非常に簡単にリズミカルに行えるのです。元々こういう使い方をしていた人はいるのでしょうけれども、僕にとっては目から鱗でした。たいへんすっきりしている。今のところMailBoxはGmail専用アプリなのですが、特にGmailの受信メールをさばくのにはこのやり方は向いていると思いました。
それというのも仕事のメール中心となる自分のドメインのメールアカウントなどでは単純な「アーカイブ」ではなく内容によってそれぞれのメールボックスに振り分けているし、受信箱に置いたままにしてあるメールもたくさんあります。それらはMailBox.appのように振り分けて済ましてしまえるタイプのメールも、改めて見渡すと多いことに気付きますが、敢えてそこに置いておきたいものもあるわけです。
不満な点としては、HTMLメールの画像が一度のオープンできちんと表示されることが少ないことや、複数アカウントの運用ができるのですが、アーカイブされたものは全てのアカウントがまとめて表示されてしまうこと。ラベル分けもできません。二つ目については逆にその方が良いという人もいると思いますが。
こうなって欲しい点としては、Gmail以外のメールに対応すること。ただ、そうなるとこのアプリの良さが消えてしまいかねないので難しいところかもしれません。iOSでは手持ちのメールアカウントは全てGmailを通して受信するというくらいの思い切った使い方の方が合っているのでしょうか。
それから、アーカイブはアカウントごとにまとめて読めるようにして欲しいです。ラベル分けもやはりできたほうがいい。
また、そうやってGoogleに寄り添ったサービスにするのなら、ぜひReaderもこのアプリでさばけるようになって欲しいと思いました。スワイプ振り分けで次々読み進みたいのはメールよりもどちらかと言えばReaderの方だと思うのも、まあ個人的な感想ですが。
ところで今は純正のGmailアプリに戻しています。こちらでもアーカイブボタン一つで同じことができる。要はこういうメールのさばき方もあるのだよということだけMailBoxに教えてもらった感じです。使い心地は大変良く、インターフェイスの良さからか、さわっていて気持ちのいいアプリなので、上に書いたことがいくつか実現されれば(あるいは何か別の提案があれば)また使い始めるのではないかと思います。

トンボ鉛筆創立100周年 記念MONO消しゴムなど

トンボ鉛筆100年記念MONOゴールドのMONO消しゴム! トンボ鉛筆創立100周年でカラフルなMONO消しゴムと消えいろPiTが登場 | ギズモド
最初に使った消しゴムはどんなのだったっけ。
トンボのMONOシリーズは1969年からだそうなので、小学校入学時には無かったのですね。
うん、そうだと思う。意外にその辺の記憶は合っている気がします。
あの青いパッケージデザインと、はじめての“プラスチックの”消しゴムを使って容易くきれいに鉛筆の文字が消えたときの小さな感動を思い出しました。
トンボ鉛筆は100周年で新ロゴを採用。この記念のMONOたちにも堂々と使われています。トンボのロゴといえばやはりすぐに思い浮かぶのはアートディレクター河野鷹思さんの手によるもので、これは僕が学生だった頃をフルカバーしている時間尺からしても当然なのだと思います。
新しいロゴも悪くないけれど、もう少し重さも冒険心も欲しかったような気がします。レンジが狭い感じがするっていうのかな。実際の蜻蛉からイメージする軽やかさは感じるのですが。
さて、記念のMONO。欲しいなあ。ギズモドの記事ではゴールド押し、僕はじゃあ、シルバーで。
大人買いする奴、いるんだろうな。