北京オリンピックの聖火リレーは11日、初めて中国・雲南省のチベット民族の街に入った。今まで以上に厳重な警備の中、リレーは、日本時間11日午前10時半ごろにスタートした。
チベット暴動から3カ月、聖火リレーが初めてチベット民族の街にやって来た。
聖火リレーは、華やかな民族演舞に包まれながらスタートした。
雲南省シャングリラは、中国チベット自治区と隣り合わせの標高およそ3,300メートルの街で、住民のほとんどがチベット民族となっている。
長野での騒動、コキントウ来日、地震もあった。
何も変わっていないように見えても大きなうねりは続いているのだと思う。
ダライ・ラマ14世はドイツへ、カルマパ17世はアメリカへ。
いよいよスクランブル体制ということなのか。特にカルマパ17世は初の外国訪問となり、亡命政府は歴史的なものだと位置づけている。
各国の思惑が見え隠れしていたり、とんでもない自然災害が起こったり(政治の「筋書き」の中で、人的なものも含めてこういう突発的な出来事はどういう扱いになるのだろう。
コントロールという部分からすれば当然折り込み済み?)しているけれども、チベットには人的被害(災害)が何十年も続いているということを忘れるわけにはいかない。
中国とビルマの自然災害は被害拡大のニュースばかり。中国が、想像していたよりも早く海外からの人的支援を受け入れた事、ビルマの軍事政権は相変わらず世迷い言をまき散らしている事等、ネットからもろもろ。
実際の映像を見ようとテレビを立ち上げ(別PCなので)たら、テレ朝の「ドラえもん募金」は今回も動いているそうな。
テレビ朝日ドラえもん募金
「中国・四川省大地震、ミャンマー・サイクロン」被災者支援
募金電話番号: 0990-513-006
「NTTの固定電話のみ」ご利用になれます(携帯電話・公衆電話・IP電話・ひかり電話等からはご利用になれません)。表示の電話番号は「ダイヤルQ2」番号です。お電話いただき、お知らせを最後までお聞きいただきますと、105円が電話料金に加算されます。
夕べ掛けてみたのだけれども繋がらず、さっきお昼の帰りに寄ったセブンイレブンに設置してあった募金箱に僅かなお金を入れた。
近所の神社がお祭りらしい。青空に、神輿や担ぐ法被姿の威勢のいい人達が良く似合い、しばし見物。今も鐘太鼓の音。
コキントウさんが来日している時に日本でも地震があったけれども、うちの辺りで震度3、それでも結構揺れて怖かった。
今回の中国での地震は揺れの大きさも耐震構造の不安さも何もかも想像するとゾッとする。実際に被害に遭われた方たちの恐怖はいかほどであっただろう。救助やその後のケア等、迅速に効果的に進むよう祈る。
自然災害の中でも地震はいきなり来るのが嫌。その割に実際の被害に及ぶまでには数秒から数分はかかるのでその間非常な恐怖を伴いつつも、何とかできる状況にある人はそれなりの対処をすることができる。ともあれ準備は怠らないようにしておきたい。
私はと言えばFirewire外付けのハードディスクをひきちぎって逃げるくらいしか思い浮かばないのが情けない。あとは携帯を持てたら持つくらいかなあ。うちの辺りの避難所ってどこだっけ?確認しておかなくちゃ。
産経新聞中国総局記者の福島香織さんのブログに震災の状況が詳しく載っています。
民政省がまとめる死亡者数は、11921人になりました。(午後4時現在)
甘粛206人、重慶11人、雲南1人、陝西92人、河南2人です。綿陽市では18645人が生き埋めになっていると新華社が報じました。それまでの段階では生き埋めになっているのは9404人と報道されてましたから2万8000人が生き埋め?72時間がリミットです。日本レスキュー協会も岡山のAMDAも救援を申請しているのに、お断りだそうです。犬は検疫が面倒だから?はああ?
国のメンツってなんなのだろう。状況は違うが、日航機墜落事故の際の日本の対応の事も頭をよぎった。
また、自然災害と言えばビルマでのサイクロン被害も心配。甚大すぎて想像の範囲を超えてしまう。3万人を超える死者って。この国の軍事政権も(漏れてくる情報だけで判断して申し訳ないが)思考停止状態なのではないか。人的支援受け入れは拒否したまま。物資も義援金も被害を受けた方達に届くのかどうか。