ice cream castles in the sky

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探していた曲

あ、あの曲聞きたいなという曲があって、それはいつか手放してしまったCDの中に入っていた一曲。CDを買い直せばいいのだけれども、当面聞きたいのはその曲だけなので迷い、迷っているうちに一時忘れてはまた思い出す。
こんな時にiTSで買えればいいんだけれどもそのフォークシンガーはシングル曲しか置いていないという中途半端な状態。その曲が吉田拓郎の“「うの」ひと夏 by 高杉”というちょっと変わったタイトルの曲だった。
【ニコニコ動画】吉田拓郎 「うの」ひと夏by高杉
ニコ動に見つかったよ。ラッキー。現在も発売されている音源をネット上で拾って聞くというのは気が引けるのだけれども、ちょっと勘弁しておくれ。
これは武田鉄矢が坂本龍馬役で主演した映画「幕末青春グラフィティ 坂本龍馬」にあわせて作られた曲の中の一曲。拓郎も高杉晋作役で出ていたんだ。テーマ曲とも言える“Ronin”も、こちらはYouTubeにあったのでお気に入り登録した(しばらくは右サイドバーのツールの履歴>>moreの中に表示)。
幕末的空気というか、切羽詰まった感じが身の回りを満たしてしばらく。来年は一気に解き放たれたいと、そんな年末。ホームページを一足早く正月仕様にして里帰り。
良いお年を。

New Music Wednesday

iTS (iTunes Store) が日本に上陸してからもうすぐ3年、ここに無いCDはアマゾンで買っちゃうから街のCD屋さんにはここ数年あまり行かなくなった。行ってもぐるぐる回って見てくるだけ。
iTSからは毎週水曜日に今週はこんな音楽を入荷しましたよっていう案内メールが届く。それがNew Music Wednesday。今日来たメールには美空ひばり登場美空ひばりと大きく出ていた。世界中で配信するらしい。素晴らしい。
さて、配信曲数がかなり増え、あらゆるジャンルの曲が揃いつつあるiTSだけれどもまだその商棚に並ばないものも少なくない。
○ソニー絡み…来る来ると言われ続けて未だに来ない。了見の狭さと言うか偏執狂的というか、わけわからん。アメリカ他では参加しているのに日本では不参加というのは、日本の会社だからなのか、日本人はおとなしいからと馬鹿にしているのかどっちなんだろう。この関係で非常に困るのがBob Dylan。他多数。
○あえて拒否組…ジャニーズ系とかサザンオールスターズとかはダウンロード販売には卸さないんじゃなかったかな。あれ?iTSにだけだった? まあ、当面買う予定はないのでどっちでもいい。Beatlesはもうすぐ来るのかな。持っていない曲も結構あるから割合期待している。RadioheadRadioheadやLed ZeppelinLed Zeppelinは来たよね!
音質がどうとか言う理由で出さない人もいたような気がする。これも不思議な理由。これを突き詰めれば生演奏のみ行うということになっちゃわない?生演奏にしたって電気を通すかどうかでまた違ってくるし。CDのレベルならOKということなのかもしれないけれども、それだって聞く人の環境で天と地ほどの差がある。
○あまり興味がない、その他…ダウンロード販売についてあまり興味がないって人はいるような気がする。並べば必ず何曲かは購入したいのがフォーク系の方々。吉田拓郎吉田拓郎はシングル曲のみ置いてある。本人か会社の意志なのかは判らないけれども、そういう方針なのだろう。アルバムの曲をバラで買われるのが嫌なのかな。でもそれならアルバムのみ配信という方法もあるのだけれども。このジャンルには絶版ものとか結構あるのでその辺が出て来ないかと期待している。ちなみに、こんな曲もある。”Jane Jane”オフコースオフコース - 第3回 全日本ライト・ミュージック・コンテストグランプリ 1969 - Jane Jane
時にある曲が聞きたくなってiTSを検索することがある。でもまだ見つかる事の方が少ない。「欲しいものに限って無い」という印象は拭えない。そうしてまた来週の水曜日を待つことになるんだ。

負けない心

引越を重ねて行くうちに、次に動き易いようにとどんどん身軽になって来ていた。この数回は赤帽さんのトラックか、友だちが出してくれたワゴン車一台で済んでしまうくらいに。今回の引越では少しだけ家具を買った。今後へのちょっとした決意なのか、単に年齢的なものなのかは分からないけれども次があるとしたら1t車以上じゃないとだめかな(笑)。

My Brand New Eden

My Brand New EdenTrackbackのうえ引用していただいた「やまかず音楽日記」さんの記事で、以前すげー気に入っているんですよと紹介した山田タマルが今まさにメジャーデビューしようとしていることを知った。(ここのところうちのアクセスが増えていたのはそーゆーことだったのね)
時々オフィシャルサイトを覗いては下北でライブか、行ってみよーかなーなどと思っているうちに身辺にいろんなことが起こり難しくなってしまっていたここのところ、そんなことが動いていたんだねぇ。
音楽などが好きで、それなりに好みがはっきりしている人なら誰でも一度や二度経験があると思うのだけれども、ふと出会った若い才能が大きな舞台に飛躍する瞬間に立ち会い、何となく遠くへ行ってしまったなーとしみじみする、なんてことが。山田タマルはもっとじっくり見て聴いていきたかった、そういうタイプのひとだと思っていた。資生堂のCMに使われた”My Brand New Eden”をやはり「やまかず音楽日記」さんがリンクされていたサイトで試聴してみた。いい曲だと思うし、うまく展開していってくれればいいなと思う。少し前にmF247で配信されていた“朝が来る”も、あれ、少し雰囲気変えたのかなって思っていたんだ。嬉しいのはそういう曲も今回のように他の人が作曲した曲も、しっかり山田タマルの曲になっていることではある。まあ、これだけの個性はちょっとやそっとのことでは揺らぐもんじゃない。これからもとても楽しみだけれども、小さなライブハウスでじっくり聴くのは、もう難しくなっちゃうのかなあ。それと、iTMSでの配信は、もうやらないの?(BMGって今SONYなのか。じゃあしばらくは無理だな。何てこったい)

コーラが少し 高木麻早

麻早cola ga sukoshi iTMSの”Just For You”(それぞれのユーザへのおススメ曲)に高木麻早さんの「思い出が多すぎて」が表示されていて、とおく懐かしく、ブラウズしてみた。中学生くらいの頃、この方の声と佇まいに暖かさを感じて好きだった。お姉さんって感じがして。ヤマハ=ポプコン系の歌手だったと思う。アルバムも何か持っていたと思うんだけれども、何だっけ…。iTMSでは結局おススメされた曲(多分この曲が代表曲と言えるのかな)と、一番好きだった懐かしい「コーラが少し」ともう一曲を買った。
ところで、懐かしい曲を見つけるとこの方はどうしておられるのかとググってみるのが癖になっている。高木麻早さんは2004年に何と20年ぶりのオリジナルアルバムを出されたとのこと。素晴らしい。公式ホームページ

WARP 山田タマル

名前とジャケットに惹かれて何気なく試聴してみたら、割合好みだったことと低価格もよろしかったので購入してみたのがしばらく前。今ではかなり好きなアルバムとなり、最近では一番聞いているかもしれない。UAって歌手が登場して以降、UA系ともいえる女性ボーカリストが増えたような気がする。もちろんUA以前にもかすれた声で気怠げに、ちょっと突き放すように歌う歌手はいたわけだけれども。山田タマルもどちらかといえばUA系といえなくもない(改めて聴いてみるとそうでもないか(笑)、声質はともかく)。やはりiTMSで今気になっている安藤裕子 Yuko Ando なんかもそうかな。ただ、それぞれ個性はしっかりあるし、だからこそ好きになった。山田タマルは単なる青空ではない空に浮かばせてくれるような不思議なスケール感と深みがあって、それでいて重くならない感じが気に入っている。そういう意味ではジャケットのシュールな絵は雰囲気を良く表しているのかもしれない。