いつ頃からかMacの冷却ファンの音が異様に大きくなり、ぶんぶん唸るようになってしまっていた。
出会い、つるんで、離れて行く。そんな事の繰り返し。付き合い始めた頃の盛り上がり様は当然楽しくきらきらしているけれども、だんだん離れて行くときのどうしようもなさというのも悪くない。もう仕方が無いのだなという思いとともに波が引いて行く。するとそこには一緒にいるときには気づかなかった美しい貝殻がいくつも光って見える。それを二三拾って仕舞い、その海を後にする。
夜遅く、何十年も前から同じ風景を同じ揺れ方で走るバスで20分。停留所に降りると傘のいらない細かい雨がやさしく降っていました。
雨が降り始めた。仕事は一段落したことにして、ちょっとのんびり。今夜は電話もなく静か。
にっちもさっちもいかなくなって、一つずつ疑問点を消していったらなんのことはない。どうやらルータが故障してしまっていたらしい。このルータは最初からやや挙動不審だった。でもセキュリティ面でなかなか優れていると判断したので使い続けていた。
25日、MacOS X 10.3の発表イベント。Tシャツをもらってくるようにという命を受け、初台へ向かった。いつもなら午前中に届くはずの既に予約してあった新しいOSのパッケージはまだ来ない。多少イライラしつつも、土日は非常に忙しくインストールもままならないだろうことが端から分かっていたのでまあいいかと出かけようとしたときにそれはやっと届いた。