ice cream castles in the sky

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WorldSeries2018

応援しているBoston Red Soxがワールドシリーズに駒を進め、初戦を取った。現在第二試合の序盤。今日も先制していい感じ。プライスも引き続き調子良さそうだし。
今年のリーグ戦は勝ち星を信じられないくらい積み上げて(全チーム最多。軽く100勝越え)数字の上では余裕で上がってきたように見えるが、内情は他のチーム同様かそれ以上に難しい問題もあった。主力のペドロイアが故障から戻れそうで結局最後まで戻れず、それに絡んでずっと4番を打っていたラミレスがシーズン序盤での退団となった。それにしてもラミレスとペドロイアのこれまでの因縁を知ると面白い〈wiki〉。他にもけが人とかブルペンのやりくりとか。クローザーのキンブレルも絶対的な力を見せつけられなくなってきた印象。
そんな状態からの補強がほとんどうまく行き、チームの結束も例年以上に固まったように見える。うまく行ったと言っても誰かが突出して活躍するような大成功とは違い綺麗に適材適所にはまった(JDマルティネスの活躍は流石の一言だったけれど、控えめな様子からか目立ちすぎることがないし、まるで10年くらいボストンに所属しているような気さえする)。その結果ファンから見ても不思議なチームが出来上がった。どこからでも点が取れる、誰かが失敗してもみんなで補う、まるで息抜きのようにあっさり負ける試合がたまにあり、勝ち試合でも圧勝というよりは最後に何となく勝っている試合が多かったような気がする。ガチガチな強力なチームというよりは一見どこが強いの?というような柔らかくて奥が深いイメージのチームになった。今年から指揮をとったアレックス・コーラの手腕によるところも大きい。
ちょうど今第二試合は逆転されて1点リードを許した。でもきっと最後には…と期待したい。
(追伸)しっかり勝利しました!これで2-0、地元での連勝は大きい。

シーズン終えて

ワールドシリーズ(なんと)MVPの松井秀喜を選手の先頭に立てたパレードが目に焼き付いたのは、それは野球のふるさとではテレビの視聴率がどうとかいうことは置いておいて、1年頑張って優勝したチームを熱狂的に迎えるという基本的な愛され方が当たり前のように定着している風景を見たからだった。
敵チームではあるけれども、ヤンキースとニューヨークの街は本当に絵になる。その絵は嫌いじゃない。
今まで野球関連について書くことが割合多かったのだけれども、今年のシーズン中はひとつも書かなかった。仕事やら何やらとの兼ね合いもあるにはあったが、思えば我らがレッドソックスはシーズン前のチーム編成が今ひとつ満足のいくものではなく、シーズンに入っても故障者が続出。そんな戦力で前半は対NY戦に連勝するなど飛ばしに飛ばした。でも絶対的な強いチームの勝ち方ではなく、ファンからしてみたらどこまで続くのだろうと思っていたし、故障者が戻り不調の選手が調子を取り戻したら本物になるかもと期待もしながら見ていた。
そうこうするうちに他のチームがそれぞれチームとしての体制を整え重厚で盤石なチームへと変貌する後半になると、徐々に形勢は不利に傾いて行ってしまったんだ。我がチームは前半の無理や補強のちぐはぐさによって何だかぎくしゃくしてきてしまい、それは監督の采配にも現れてきたような気がする。あの素晴らしいフランコナでも御しきれなかったのだから、チームは傍目から見るよりも大変な状態だったのではないか。
それでもワイルドカードを獲得してポストシーズンに駒を進めたのはたいしたものだった。でもそこまでだったな。今シーズンは強かった04〜07体制を新しく塗り替えるためのしんどいシーズンだったのだと思う。勝つにしても負けるにしてもすっきりしない試合が多かった。
何だかすっきりしないのでなかなかここにも書けなかったんだと言えば、長い言い訳をしているようだけれども実際そういうことはあったと思う。日本のプロ野球については、横浜のていたらくはもとより、野球界全体への不満が溜まるだけの年だったな。そのことは冬の間に少し書きたいと思っているけれど(ストレス発散)。
せめてもの救いはワールドシリーズにフィラデルフィアが出てきてくれたことだった。大好きな田口はもういないけれども、あそこの本拠地シチズンズ・バンク・パークは数ある球場の中でも1、2を争う好きな球場で、そこで最高峰の試合を見られたことは良かった。
来年は公私ともに落ち着いてもっと頻繁にぐだぐだ書き込めるよう、ボストンも僕も体制を立て直さなければとそんな風に贔屓のチームに投影して思う。

Red Sox' new road uniforms have a retro feel

clipped from www.projo.com

Gray, with navy-blue “Boston” lettering, the new away jersey will replace the gray-with-red-letters version the team has worn since 1989.
blog it

• The Providence Journal
おおおぉ!カッコいい!
Red Soxが来年のロードジャージの変更を発表。欲しい。。。すぐ欲しいぞ。
• Red Sox unveil ‘new’ uniforms, logo

ALCS ((Amazin' Rays))

Raysに負けた。
おめでとうRays。
喜びの様子を見ていると、素直にそう思えてくる。夢が達成される瞬間っていいもんだ。あの去年までの弱かった姿を思うと何だか涙が出てくるよ。
この勢いで、いっそチャンピオンになってくれ。あ、でも相手は田口のフィラデルフィアか。まあいいや、いずれにしてもワールドシリーズは只々野球を楽しもう。

今年もワールドシリーズへ向けて

リーグ優勝シリーズへ4チームの進出が決まった。ボストンももちろん入っている。ただ勝ち方は紙一重という感じだった。今年のエンゼルスは最強と言われるほど強く、かたやうちは何とか総合力で勝って来たというところ。リーグ戦での対戦では歯が立たないと言っていいほどやられっぱなしだった。でもまあやるときゃやります、勝ち抜きました。
ALCSはタンパベイ・レイズと。これもどちらが勝ち残ってもおかしくない面白い試合が見られるんじゃないかな。エース、ベケットとペドロイアの復調が鍵。
ナショナル・リーグはドジャースとフィリーズが勝ち残り対戦。どちらも好きなチームなのでこれも楽しみ。ずっと「今年はドジャース」と言って来た手前応援したい気持ちもあるけれども、田口がいる事と本拠地のシチズンズ・パークが大好きでそこでのワールドシリーズが見たいと言う事もあって微妙。
ボストンが勝ち抜けを決めた試合は忙しくてほとんど見られなかった。でも最終回の攻防は手を休めて見ちゃったね。エンゼルスが逆転しようと仕掛けたスクイズを空振りさせ、バリテックが追い込んでタッチアウトかと思ったら落球!でも判定はアウト。スローで見るとバリテックがタッチ後それをアピールして少しだけグラブを上げかけている、つまりプレー終了後の落球と審判は見た訳だ。当然相手のソーシア監督は抗議するし、もうハラハラ。ただ終わってみればこのプレーが大きかった。
そういう訳でお楽しみはまだまだ続く。

ディビジョン・シリーズ開幕

いよいよ今年もディビジョン・シリーズ(リーグ優勝を目指すプレイオフ)が始まった。
我らがボストンもなんとか無事に名前を連ねられたのは良し。今年は他にも見所が多い。
先ずはなんと言ってもアリーグ東地区のボストン=ニューヨークの強力な2枚看板を崩し(それも優勝で!)進出したタンパベイ・レイズ。「強力な何か」はないのだが、岩村も含めてよくまとまっていた。こういうチームが怖いのは日本の高校野球でも同じ。対戦相手は、全く同率で1戦のみの決定戦にもつれ込みそれを制したシカゴ・ホワイトソックス。ここはレイズ優勢ではないか。
シカゴはナリーグのカブスも出ているので下手したら(いや、シカゴのファンに取っては最良だけれども)シカゴの両チームによるワールドシリーズの可能性もある。カブスの強さはもう圧倒的なものだったけれども後半はやや失速気味でもあった。対するは逆に後半ラミレス(モンスター)を加えて勝ち続け遂には予想通り進出して来たロサンジェルス・ドジャース。ナリーグのもう一つの組み合わせには大好きな田口選手がいるフィラデルフィア・フィリーズが勝ち上がって来ている。田口もベンチ入りメンバーに名前を連ねたようだ。そりゃあ監督にしてみれば置いておきたい選手だろう。
しかし今年のナリーグはドジャースじゃないかな。ちょっと個人的な希望も入っているけれども。
さて、ボストンは今年やられっぱなしだったロサンジェルス・エンジェルスと。(あ、ロス同士のシリーズも可能性ありか。まあ片方はアナハイムだけれども)一番嫌な相手との組み合わせになっちゃった。今年の我がチームは何とも微妙な状態ではあった。怪我人続出の前半、ラミレス問題、ラミレスがいなくなった後なんとなく軸がぶれた状態で回っていたコマ。それでも周りを蹴散らして回り続けちゃうんだから、強いのは強いんだろうし監督の手腕はもう誰の目にも明らか。なのだけれども、正直今年は絶対的な自信が湧いてこない。それでもきっと彼らはできる限りのことを粘り強くやってくれる筈だ。要はそれを見たい訳だ。ドジャースとのワールドシリーズになったらそりゃあ嬉しすぎる。
ともあれ、楽しみな10月の始まり始まり。