ice cream castles in the sky

吉田拓郎と流星バンド

気持ちのよい秋の夜に贅沢な編成のバンドで長年割合好きだった歌手の歌を聴く。それが良くないわけがない。事実悪くないコンサートだったし、懐かしさもありしみじみと楽しめた。
吉田拓郎の東京国際フォーラムでのコンサートに行ってきた。80年代には割合会場に足を運んだものだ。今回は5,6年ぶりくらいになるのかな。ひょんなことからチケットの購入を依頼され、これも何かの縁と久しぶりに行ってみることにした。
達者なミュージシャンたちによる大編成のバンド。それを瀬尾一三という日本を代表するような編曲家が指揮をする。照明装置の見事さと相まって(華美な方向ではなく充実したという意味で)豪華でした。流石という印象のクリアかつシャープな音。拓郎本人がそう言ったという通り、こういうビッグバンドで歌う舞台を望んでいたのでしょう。歌い方・声質もそれに合わせたのかとてもクリアに聞こえた。いや、そういう歌唱に変化していたからこそそういう編成を選択したのだろうか。

道具

Willcomの新製品。ちょうどそろそろ交換と思っていたので購入を決めて予約した。工業デザインの第一人者、山中俊治氏がデザインしている。W-SIM(ウィルコムシム)という小さなモジュールを抜き差しする事で利用形態が大きく広がるという触れ込みでプロトタイプが発表されたのが春先だったかな。ほとんどその時のデザインのまま製品化されたことが嬉しく、モノの持つ力に引かれた。予約したのはシンプルな電話機と通信用のUSBアダプタのセット。僕の使い方にちょうどいい。割引に適用されるポイントもたくさんたまっていたしね。余計な機能はいらない(カメラやゲームなんて携帯に付いている必要なんてあるの?)のだけれども、W-SIMを使った展開の例としては所謂スマートフォンというものも発表されている。これはこれで面白そうではある。

九段

靖国神社から至近距離のところに住んでいたことがある。最初、やっぱり東京の神社はでっかいなあという印象とともにその存在の意味については漠然としか知らなかった。でかいだけでなく、僕の田舎の神社とはどこか雰囲気が違うとも感じてはいた。今でもやっているのかな、神社で催されたちよだフェスというお祭りには屋台や出し物、広場では無料コンサートが行われ懐かしい上々颱風が来たんだっけ。

最終戦

先勝していたものをチャンピオンチームに追いつかれ、適地での最終戦。主軸の松中もいつまでも眠っていてはくれないだろう。ここで一本でも出てしまった日には大勢は決するのか。ホークス圧倒的に有利。ただしここでひっくり返したならマリーンズの地力が本当に付いたという証だ。やってみろ。頑張れ。

千葉マリーンズ快挙!?

これは、行っちゃうよ。行っちゃうぜ。試合後半二対零。渡辺俊介好投。
千葉(元川崎)ロッテマリーンズ(元オリオンズ)三十一年ぶりのリーグ優勝だって?それって確か中途半端な状態で仙台その他にいた頃だよねえ。金やんが監督をしていたんだ。その後川崎に落ち着いて…、結局そこでは前期優勝とかはしたもののリーグ制覇はできなかったんだ。それが僕が神奈川の真ん中で野球少年だった頃から大人になるまでのこと。その後仕事の都合で東京に住み始めるのだけれども、それと前後してロッテも千葉に移転。いやあ、時代は変わる。時々千葉スタジアムには行っていた。でも今年は見る機会がなかったなあ。虎とのシリーズのチケットとか取れるなら、行ってみたい気がするよ。
追)なんと、九回裏四点差を追いつかれ延長サヨナラ負け。こんなことがあるんだなあ。野球は面白い。まあ明日。阿呆な放送局はこれを中継していないんだよね。馬鹿だね。

風のハルカ

haruka.jpgNHKには朝の15分帯ドラマがあり、調べたらおおよそ僕が生まれた頃に始まったらしい。子供の頃はよく見たような気がするのだけれど、ほとんど記憶には残っていない。それは、作品がどうというよりも僕の記憶の仕方にある。どちらかというと非常に断片的な気がする。同世代での、子供の頃見たテレビ番組がどうとかいう話題には決まってついていけない。タイトルを聞けば、ああそんなのあったような気がする、とは思う。朝ドラでいえば「おはなはん」とか「藍より青く」とか。(へえ、藍より青くは山田太一だったのか)このシリーズはいつか見る機会もなくなったものの、徹夜明けの朝とか、たまたま昼の時間に偶然見かける事はあり、ちらっと見ただけで云々できるものではないとしても、ここ数年、余り面白そうではないなと思っていた。
最近新しい作品が始まったらしい。「風のハルカ」という。例によってたまたま見かけた。子役の姉妹がとてもよく、普通に15分間見られた。姉妹が喧嘩をするシーンのリアルさなどは子役の良さもさることながら脚本が良いのだと思う(脚本:大森美香)。この時間帯の最近のいくつかは見ていてなんとなく気恥ずかしくなる感じの、作り物の愛情のようなものに満たされていたような気がする。今回の本は割合自然で普通。それがいい感じ。ちょっと気になると偶然見かける事も多くなる。何しろ朝と昼2回ずつやっているのだから。姉妹が別れる(結局はそうはならなかった)シーンでは不覚にも涙があふれた。最近の子役はすごいなあ。この後、主役の子供時代が終わり、子役の姉妹もお役御免になるのだろう。その後もちょっと気になる作品であるかどうかは、また偶然見た時のこと。「風のハルカ」のホームページを見たら主人公の子役と主役がとても良く似ている事にびっくりした。

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