本日の一本@日本でも公開された映画。
『地球が静止する日』。
──個人的には、途中までは面白かった、かな。
オチがなー……。
っつーか、ラストが近付いてきた辺りからEndまでの展開がなー。
尻切れとんぼ? いやさ、唐突?
……うん、そんな感じ。
後はあれだ。
宇宙人が来ちゃった、わー! な部分と、血の繋がらない親子の云々が、上手く融合してないっぽいって言うか。
双方を切り離せないストーリーなのは判るけど、宇宙人が来ちゃった、わー! に絞った話の方が、私は楽しめたかなあ。
リフリジレイター 人喰い冷蔵庫
本日の一本@恐らくは日本未公開の筈なZ級映画。
『リフレジレイター 人喰い冷蔵庫』。
以前から、何度か触りだけは日記等々で書いたことありますが、これは、伝説のZ級映画です(笑)。
お好きな方には堪らない一本。
この手の駄目映画に耐性がない&お好きでない方は、多分、どんなに我慢しても、本編開始20分で観るのを止めると思う。
それくらい、ある意味では辛い映画。
でも! そこを乗り越えると、冷蔵庫が人を喰らうという、素晴らしいシーンが観られるんだよ!
中々ないよ、冷蔵庫に下半身を挟まれた人が絶叫してるシーンのある映画って!(爆笑)
ばっくりドア開けた冷蔵庫が、光りながら襲ってくるんだよ! ドライアイスの煙モクモクの中で!(大受け)
あーもー、最高!(全開笑顔) Z級映画として振ってる。
オチも、顎外れるようなオチだしね!
……ああ素敵、こういう、どうしようもない馬鹿映画を、それでも撮っちゃう心意気が素敵。
単に投げ遣りなのかもだけど、ここまで、色んな意味での伝説な映画だったら、根底が投げ遣りでも許す(笑)。
屋根裏の散歩者
本日の一本@邦画。
『屋根裏の散歩者』。
1994年版の奴。
単に、これの映画版って、一つも観た覚えがないよーな、と借りただけだし。
まー、原作が江戸川乱歩だからねー、ある程度はねー、と思ったけども。
ストーリー云々は兎も角、うん、往年の、日活ロマンポルノのよーだった!(爽やか朗らか/お若い方はご存じなかろうけれど、今では松竹と一緒に、ヤッターマン@実写版、とか作ってる日活は昔、食べていく為に、ロマンポルノを撮ってたんだよー。おとーさん達の青春だったんだよー。団地妻シリーズとかねー)
スタッフロールに、日活、の文字があったのも納得だわ。
別にいいっちゃいいんだけど、ジャンル的にはポルノじゃないのに、後背位→松葉崩し→正常位→騎乗位、の四連コンボなシーンを決めてくれるとは、とっても予想外だった。うん。
やるな、日活。昭和の頃の「にっかつ」は、未だ息衝いているのか、日活。
でも、私は、ロマンポルノが観たかった訳じゃない。もっと言うと、ロマンポルノに興味はない。寧ろ要らん。
つーか、あの四連コンボは果たして、本当に、絶対に、必要なシーンだったのだろうか。絶対に必要じゃないと思うんだが(笑)。
容疑者Xの献身
本日の一本@邦画。
『容疑者Xの献身』。
──先ず、本編よりも何よりも。
大抵の場合、映画のDVDでは本編が始まる前に入ってる最新作の紹介に驚いた。
だって、メジャー処の映画DVDの宣伝が入ってるんだもん! 日本未公開映画系のDVDとは余りにも違って、目、見開いた(笑)。
って、それは兎も角。
──人間ドラマと言うか、人の心理的には面白い映画だったんではないかなー、とワタクシは思いましたです。
但、ちょーーーっと、渾身の突っ込みを入れたいことがあったなー(小声)。
って、ああ、そうそう。一つだけ、どーしても気になってしまって仕方なかったことを言わせて下さい。
作中のね、路上生活者な人達がいる、川っぺりのシーン。
あそこのね、ブルーシートが悉く綺麗だったのがねー……。
如何にも、ついさっき買って来ました! な風情だったから、気になっちゃって気になっちゃって……。
──という訳で、人間ドラマとして面白かったです! と思うワタクシ。
さーー、映画見るまで我慢! と思ってた、原作買いに行って来よー。
御法度
本日の一本@猫姫の添い寝しながら観た日本映画。
──大島渚監督作品の『御法度』。
ビートたけしさんが、土方歳三を演った、あれ。
──実は、この映画、もう何年も前に観ている。
お好きな方には大変申し訳ないのだけれども、ワタクシ、司馬遼太郎さんの作品にも、幕末の歴史にも、新撰組にも興味がなく、「恐らくは一般常識であろう範疇、又は歴史の教科書に載っているであろう程度しか知らないよ、多分ね」ってなもんだし、更には、幕末の話になると、奇兵隊が好き、な相方と、どっちかって言えば幕府側、なワタクシとの戦いが始まるので、この手の映画は余り観ないのだけれど、たまたま、この映画のDVDが発売された時、遊びに来てた友人@松田龍平ファンに、「来る途中に買ったから観ようよー」と誘われたので、んじゃあ、って観てみた。
で、先日。
色んな映画のレビューが載ってるサイトさん覗いてた時に、この映画のレビューも見付けて、気紛れに読んでみたら、「あの映画って、こんな内容だった……?」って素で問いたくなるようなことが書いてあったので、もう一回観てみよう、と実行したのだけれども。
……やっぱり、ワタクシの感想は変わらん。
大島渚監督は、何を考えてあの映画を撮ったんだ……?(首捻り)
私のオツムが悪いだけ? 私が理解出来ないだけ? それとも、司馬遼太郎の原作読めってか? 読まなきゃアカンよ、ってことなのか?
でも、司馬遼太郎にも、幕末の歴史にも、新撰組にも──(以下略)。
……ま、いいや。
又、別の映画借りてこよ。