ブラックサイト

映画『ブラックサイト』のDVDを観てみた。
Web上で、アクセス数がupする度、被害者の死期が早まります、な仕掛けの殺人のライブ映像を流す犯人と、そいつを追っ掛けるFBIのサイバー捜査官の話。
R-15。
とは言え、個人的にはこの映画、「大抵の映像はバッチ来い!」な人じゃないと難しいんじゃないかなあ、と思ってみたりしますな。
人によってはかなりグロいと思うだろうし、逆に、この程度、と思う人もいるだろう、一寸、観る人を選ぶ映画かも。
──個人的には面白かった。突っ込み処がなかった訳じゃないけど、少なかった(笑)。
オチも、あっさりしてるっちゃあっさりしてるけど、あれはあれで良かったんじゃないかな。

WANTED

映画『WANTED』を観て来た。
アクション映画がお好きな方にはお勧めなんじゃないかと。
結構面白かったですよ。アクションシーンは色々予想外で楽しい。
但、「あー、確かにこの映画はR-15」としみじみしちゃうシーンが沢山あるので、痛そうな場面系がNGの方には、ホントにNGだと思う。
後、ネズミがお好きな方もネズミがお嫌いな方も、見ない方がいい気が。
ストーリー上、「これの意味は何?」な所がなかった訳じゃないけど、まあ、暖かい目線で(笑)。
つか、暖かい目線で観た方がいいんじゃないかなー(笑)。
この映画の言わんとしていることの一つなんだろうな、と思われる、「自分は何? 自分は誰?」なトコに着目して観るよりも、純粋に、「これはアクション映画です」と割り切って観た方が楽しめると思う。個人的にはね。
要するに、突っ込んじゃいけません、って奴?(笑)
──やー、でも、いいよねえ、映画って。
動きと音とビジュアルと言葉、フルに使って、訴えることも見せることも出来るもんね。
映画を創るってことに憧れる人が多いの、判る気がするわ。

ブレアウィッチプロジェクト

久し振りに観たくなったので、映画『ブレアウィッチプロジェクト』のDVDを。
劇場で観たきりだったので、本当に久し振り。
細かい所、結構忘れてた。
「怖いか怖くないか勝負」のみでこの映画を語るなら、個人的には怖くはない。レベルで言えば、「ふーん。……で?」くらい。My基準ではね。
でも、映画と言うか、お話としては良く出来てると思うんだ、これ。
公開当時の宣伝の仕方の勝利、って説もあるけれども。
????な部分も、大学の映画学科の生徒達が卒業制作として作ろうとしてた、ドキュメンタリー映画の元映像、って設定なので、ありだと思うし。
一寸、特殊な撮影方法(映像のことでなく/ネタバレになるから言わない方がいいよね?)をセレクトした、って辺りも、1999年当時に公開された映画ってこと考えれば、今観ても目新しくていいんじゃないかと。
んで以て、次いでにー、と調子こいて、ブレアウィッチの続編も借りてみた。
2は、観たことなかったんで。
……うーん、2の方はねえ、多分、1のDVDにも収録されてた、特典映像(と言うか、おまけ映像と言うか)を観ないと、本気で、????な部分が結構多いんじゃないかと思うのよねー。
だから、もしかしたら、ブレアウィッチ~の映画のファンじゃないと、面白くないかも知れない。
でも、別に1とストレートに話が繋がってるって訳じゃなくて、ある意味全然別物で、ブレアウィッチ~の映画で有名になった田舎の村に住んでる青年が、撮影現場を訪ねてみようツアーを企画して、ってな話なので、1知らなくてもOK。
寧ろ、1を知らない方がOKかも。多分。
オチのない、うわー、後味悪っ! なラストがお好みの方にはお勧めかも。
突っ込み魂をお持ちの方には、余りお勧め出来ないかなー(笑)。

エルドラド・トレジャー 伝説の財宝とガイコツ兵団

こーーれっぽっちも懲りることなく、引き続き、日本未公開もの鑑賞。
『エルドラド・トレジャー』という映画。
「ああ、これは香るぅぅ!」と思って借りたの。
だって、邦題のサブタイトルが、『伝説の財宝とガイコツ兵団』なんだよ! B級の香りが漂うでしょ? うっかりすると、Z級な感じが香るでしょ? ひしひしと!(笑)
エルドラド、伝説のお宝、ガイコツ兵団。……このキーワードはB級の布石だね。香るね。鉄板だね。
──結果? B級(爽やかに笑顔)。因みに内容は、ほぼ、サブタイトルのまんま(笑)。
まー、これも、可もなく不可もなし、ってとこではないかと。いっそ、Z級まで突き抜けりゃ良かったのに。
お楽しみポイントは、この手のでは結構そうだったりするんだけど、「どうして、その方法でその結果がもたらされるのか、さっぱり理解出来ません」なトコかなー。
科学的な理由を付けていると見せ掛けて、その実、全然理屈に沿ってない辺りが、最大のお楽しみポイント(笑)。
一瞬、『キラースノーマン』思い出したわ。
因みに、キラースノーマンってのは、殺人雪だるまに襲われます、なZ級映画(笑)。

紀元前1億年

本日の一本@凝りも果てもなく日本未公開映画。
『紀元前1億年』
ジャンルはアドベンチャー……なんじゃないかなー、と思う。多分。
原題は、100000000BCっていう、どう優しい目で見ても、『紀元前1万年』と勘違いされることを狙ってるとしか思えない代物。
B級(きっぱり)。典型的なB級なんじゃないかと。
何と言えばいいか……、あー……、恐竜ものとタイムトラベルものを足してみた、な感じ?
個人的には可もなく不可もない(あっ)。
……だって、他に言い様がない…………。