月曜の朝だしの仕事があったということもあるのだけれども、これで今シージン最後の試合かもしれないと思ったら、結構悲壮な気持ちも持って事務所へ向かい、徹夜仕事の最中、衛星中継をつけた日曜の夜中。
球場の雰囲気もちょっといつもと違うような気もしたけれども、選手はすごい。あっという間に大差をつけたとおもったら、5回途中にはクリーブランドでインディアンズが敗れたという速報が入り、あっさりとワイルドカード獲得が決まってしまった。後はもう余韻のみの試合。レギュラークラスはボストンもニューヨークも引っ込んじゃうし、最後はティムリンが調整登板をして締めた。
これで今年ももうしばらく楽しめる。4日からは見事な「アシスト」をしてくれたシカゴとの戦いだ。恩を仇で返すのは本意ではないが仕方がない。でもさ、紅白で運動会みたい。
今年もポストシーズンが近づいて来た。もちろん一年中こつこつと追いつづけているのだけれども、この時期の興奮度は格別。
今年のボストンはチームの要に故障者が続出して万全な状態だったことはないかもしれない。それでも現在リーグ首位に立っているのは何よりチームとしてのタフネスさと、肝心な場面での打線の奮起に他ならない。
ただ今年のチーム状態を思えば、去年のようなことは起こらないかもしれないと数パーセントの覚悟は決めている。ニューヨークがあの戦力を持ちながら(投手陣の補強がうまく行かなかったにしろ)もたついてくれていたことも大きい。しかし最後には向こうが鼻差でゴールを切るんじゃないかとも思っている。
もちろん全てがうまく行けばこんなに嬉しいことは無い。シリングが徐々に良くなって来ているとか(今日も好投)、今年のドラフト一位投手クレイグ・ハンセンが見事なデビューを果たしてくれたとか、好材料もいくつかある。でも何はともあれ最後までレッドソックスらしく諦めない試合を続けてくれれば今年は満足なのだ。