ice cream castles in the sky

長野からチベットへ

日本で聖火リレーが行われた。友達とチャットしながら久しぶりにテレビonPCを立ち上げて、また勇者によるネット中継などもあわせて、それを見た印象。

  • 長野が真っ赤。一日中国になっちゃって、気持ち悪くなんだか可哀想というのが第一印象。明日の日本の絵?いやいや、それは。
  • 最初の式典からもうなんだかぎすぎすした感じ。素直な気持ちで走れるわけが無い。
  • 思っていたよりもチベット国旗と、それから青い東トルキスタンの国旗が多かった。その分小競り合いあり(放送ではチベット国旗と言ったのをわざわざ「チベットの旗」と言い直すシーンも)。
  • 沿道からの抗議はあっても直接の実力行使は無いのではないかと思っていたのだけれども、何件か発生。欧州での顛末をテレビでは見ていたが、こういうことが自分の国で起こっているのを見ると、やはり衝撃的だ。…「フリーチベット」の叫び届かず亡命2世 泣きながら乱入 聖火リレー  – MSN産経ニュース
  • 080426arimori.jpg最後の二人は新旧女子マラソン代表者。最後はもちろん野口みずきさん。ラス前の有森裕子さんは、その実績もさることながらパフォーマンス的にも「笑顔のランナー」としての印象が強烈に残っている。でも(テレビ放送はその時間は画面角の小さな映像しかなかったので詳細は分からない)今回は口を真一文字に怒ったような表情で走っていた。とても悲しそうで、泣いていたのかもしれない。これが何よりも一番印象に残った事。それは野口さんにも感情ごとバトンタッチされていたように思う。それはそのまま日本発、長野発らしい世界へのメッセージになったはずだ。 (photo: REUTERS/Issei Kato)
  • ゴール前の時間帯はネット中継に釘付けになった。警察は嘘をついてチベット弾圧反対派を公園の一角に誘導し出口を塞いで動けないようにしたらしい。呆れた暴挙。200人ほどいると記者は言っていた。ゴール前がことさら真っ赤になっていたのはそのためだ。NHKの放送が赤旗の後方に見えるチベットの旗の群れを映してくれていたのが救いだったし印象的だった(ただし、その200人あまりの人達が1時間近く全く途切れる事なくFree Tibetと叫んでいた事をその場から伝えたのはネット中継だけ)。

この件について、書かれていたブログ。

最後に、こういうこともあった事も記憶しておく必要がある。

silverlightの普及を願う

テレビとネットで見た長野で起こった事を書こうとしていたら、前置きが長くなっちゃったので別記事に。
MLB.TVがマイクロソフトのsilverlightで視聴する方式に変わってくれたおかげでMacでスムーズに見られるようになった事(日本のYahoo動画とかGyaoとかも早く移行すればいいのに。こーゆーところ、トロいよなあ。例えば学校だったらクラスに3人くらいは必ずいる生徒(=Mac)を無視するなんてことできるのかってんだ)と、ies4osxを使ってWindows版IEの表示確認ができるようになったことによって、最近とんとWindows機を立ち上げる必要も機会もなくなった。
来年の確定申告には使ってみようかと思っている事と、たまにテレビをそれで見ること以外何の役にも立っていない。
Windows版のSafariやiTunesを試してみるくらいかな。あ、そーゆーわけでUbuntu (Linux) を入れてみたんだ。サーバにでもするかと思って。まあその辺の事はまた,今度。(次の記事に続く)

聖火がやってくる ヤア×3

チベットでの問題勃発には筋書きでもあったのかと思われるくらい、各国にとってタイミングが良すぎるような気がしている。もちろんそんな国々の思惑に振り回され痛い目を見るのは民衆であり、今回はチベットの人々だ。というか、長過ぎる時間、痛い目を見続けて来た。
そんな中、いつものオリンピックでは淡々と行われる(ように見える)行事の一つが、今回は強烈にクローズアップされている。

聖火が日本にやって来た。明日リレーランナーが走る。チベット問題では「普通の人」の声が目立つ。明日も何がしかのアピールがあるのだろうと思う。テロ餃子からチベット、オリンピックへの流れは絶妙で、言葉は悪いが飽きさせないよう良く出来すぎているんじゃないか。チベットの自治を勝ち取りたい人達にとってオリンピックは千載一遇のチャンスであり、中国にとってもひと騒動起こった上で、かねてから懸案だった案件を上手く治め、五輪も成功させれば旧態からの脱皮をはかることができる。西側も日本もそれぞれの立場を演じているようにすら見えてくる。ただ、落としどころを間違えればすべておじゃん。民衆は予期しない動きもするからなぁ。
日本政府というか、まあ上に立つ人達がここ数年求めていたのはある程度声を上げる民衆ではなかったのか。国の運営に大きな支障が出るようなのは困るが、ここまですっきりと押さえ込めてしまうとは思っていなかったのだろう。従順な国民は便利だけれども、手応え無しでは澱みが出来るばかりだった。他の国からは奇異の目で見られ、軽んじられる。そんなこんなやあるいはガス抜きの意味などもあって、もう少し立ち上がるべきところでは立ち上がってほしいという空気というか、そんな節はなかったか。
根拠もデータもないけれどもね、そんな妄想を抱いてしまう。ここ数日頭痛が治まらない事も妄想の原因かも。きっとそうだ、うん。
数日前に、急成長した某企業の社長が「休みたいなら辞めればいい」と言い放ったというニュースがあった。いつの時代だよ。なんていうか馬鹿社長と洗脳された社員たちという図が想像できて哀れを感じる。社員の給料もいくらかは上がった事でしょう。払った犠牲と釣り合いは取れたのかな。成長して突出し、その業界を独占牛耳る。そんなものそこの会社の幹部以外誰も求めていない。
チベットの次は国内問題でも「普通の人」は立ち上がり始めるのかもしれない。まるでそれを煽るような失政続きだし、上に書いたような経営者がまだまだ多くそう言う意味で旧態依然なのは中国だけではなく、むしろ日本っていう国なのだろう。

 

SafariでGmailを使う2

GoogleのサービスであるGmailをとても便利に使っている。ただ、GoogleのCEOがAppleの取締役に選任されていたりするのにも関わらず、Safariで使う場合に不満があった。メール送受信など基本的な部分については問題が無かった(つい最近Safariのバージョンアップで日本語文字入力が変になる事もあったりはしたが)けれども、ラベルの色分けやチャット機能等他のブラウザで出来る事が(使わないとしても)できない事に対して。それもMacOS X日本語環境上のSafariで、という限定的なものだったのでなおさら。Gmailの使用言語を英語に切り替えるとそれらは使えた。
しばらく前に新機能などについては順次対応して行くというアナウンスがあった。でもそれは「新機能」についてで、既に取り残されている部分すらあるのだから、どうせ他環境と同じ全ての機能を使うことはできないのだろうと思っていた。
それが、今日見たら(ざっと見た限り)全てクリアされていた。やれば出来るじゃん。これでFireFoxの出番が少し減るかな、いやそれは大して変わらないか。
話を少し拡げると、Macを使っていてたまに不満が出る事の8〜9割はこの日本語環境下での使い勝手。はじめの頃はそれを気にするほど使いこなせていなかったし、世の中の9割のPCにはWindowsが入っているってことを知った頃(それでも自分の回りにはほぼ100%Mac使いしかいなかったけれども)には、少数派では仕方が無いか(日本語環境を用意してくれているだけ有り難い)と思っていた。でもこれだけAppleが会社としての体力を付けてきて、MacOSの「実質シェア」も高くなってきている昨今、さらなる躍進を期待したいからこそ言いたい。欧米言語版で出来る事なのに日本語版では出来ないという事のいくつか、なんとかならない?.Mac(ドットマック)のサービスについてもそう。Apple社のアンケートみたいなものがある度にそれは書いている。そう思っている人は少なくない。海を越えて気持ちが届くといいな。

ボストンの春

日本に来たかと思えばオープン戦に逆戻りしたりとバタバタしたシーズンインになってしまった今年のボストン。でもここに来てチームも落ち着いてきた。オルティスは遂にお目覚めの一発を放った後調子がいいし、小柄ながら生きのいい若手の二人のエンジンも全開に近くなっているようだ。エルスベリは今日なんと2ホームランに加えて鮮やかなセーフティバントで決勝点に絡む活躍!その後決勝打を放ったペドロイアは4安打固め打ち(昨日もマルチ)!
今年はさらにラウリーというショートストップが成長目覚ましい。ショートにはルーゴがいて、とても好きな選手なのでどちらも活躍してほしいのだけれども、ラウリーの将来性を考えるとわくわくするのは正直なところだ。
ボストンのショートストップにはもともと生え抜きでMr.Bostonと言ってもいいような素晴らしい選手、ノマー・ガルシアパーラがいた。今はすっかりドジャーブルーが似合う選手になってしまったけれども(今でも応援しているよノマー)。そんな記憶があるので「生え抜き」「ショート」と並ぶとボストンファンはついくらくらっと来ちゃうんだ。
ちなみにエルスベリのポジション、センターにはこちらも大好きな選手ココ・クリスプがいたりする。ああ、悩ましい。
ところでそのエルスベリ(アメリカ原住民を祖先に持つとのこと)、見ているととても首脳陣にかわいがられているのが判る。出塁すれば1塁コーチから何やら話しかけられ、サードに進塁すれば、今度は3塁ベースコーチに真正面から(顔近)お説教(じゃないかもしれないけれども、そんな感じに見える)。得点成れば帰ったベンチでフランコナ監督から此処へ座れと肩を抱かれてしばらく「お話」。こんなことがたまたまではなく何度も映し出される。決してエルスベリの野球が未熟であるわけではない(そもそもそんな奴がメジャーに上がれるわけがない)。今日などはそれどころじゃないだろうっていう正にゲームが動いている瞬間にもフランコナ監督、エルスベリを呼び二言三言言ってはグラウンドをにらみ、また振り返って二言三言。それを繰り返した末、体をポンとたたいて席に返していた。幸せな選手だなと、いいチームだなとつくづく思う。
大型選手の前後に実力派。それに若手がバランスよく回りを固める。みんな個性的でほんっと見ていて楽しい我がチームは、その編成そのものがファンタジックでもあるのだと思う。

ワンコイン

今住んでいる部屋の周辺には100円で飲み物が買える自販機がとても多い。普通の金額のものの方が少ないくらいの印象。
最近の値上げに便乗したのか紙パックのドリンクが値上がりした。前に書いたお気に入りのココア500mlもそう。たく、もう。
そうしたなかこの100円自販機は嬉しい。
何が嬉しいってコンビニ等で買ったら150円するペットボトル入りのものまで100円なんだ。それもちゃんとしたメーカー物も並んでいる(半分は聞いた事の無い会社の製品)。
実家の方では見かけないし、埼玉方面の得意先の方もあまり見ないと言われてたな。実際のところ他のエリアではどうなんだろう。

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