レジェンド・オブ・クリスタル・スカル

本日の一本@毎度の日本未公開映画。

『レジェンド・オブ・クリスタル・スカル』
2014年の、お米の国の作品。
原題は、『CRYSTAL SKULL』。
ジャンルは、アドベンチャー。
レーベルは、ニュー・セレクトさん。DVD売ってんのは我等がアルバトロス。
故に、粗筋は、我等がアルバトロスの公式から転載。

13個全てが揃えば、神秘の力が手に入るという、伝説の秘宝“クリスタル・スカル”。大富豪のハデンは野望の実現を目論むが、集められた13個のうち1個が偽物だったため、クリスタル・スカルのパワーは暴走。猛烈な電磁波により、世界の機能は停止。そして30時間後には地球の磁場が崩壊、大地殻変動が発生する。滅亡を阻止するためには、それまでに本物のクリスタル・スカルを探し出すしかない。その不可能なミッションは、考古学者のウィンストンに託されるが…。

……うん、まあ、あれだ。
アルバトロスのDVD紹介ページには、

「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」の興奮再び!壮大なスケールで展開する、アドベンチャー超大作!!

と書かれていたけれど、あの映画の劣化版と言うか。劣化版にもなってない、と言うか……(笑)。
まあ、インディ・ジョーンズを意識したのは確かなんじゃないかしら。
大して面白くもなかったけど(ゴニョゴニョ)。
──この手のジャンルの楽しみの一つは、お宝ゲットの為の謎解き部分だと私は思っているのだけれども、その辺も、何と言うか、「あーらら……」な感じだったしね。
ちょいと、暇潰しにもならない映画かもねん。

トラップ

本日の一本@日本でも、2015年1~2月にヒューマントラストシネマ渋谷で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2015」で上映された作品らしい。

『トラップ』
2014年の、フランスの作品。
『Trapped』。
ジャンルは、戦争アクション(と、DVD売ってる我等がアルバトロスが言ってる)。
配給その他は、我等がアルバトロス。
粗筋は、アルバトロスの公式から転載。

2ヶ月後に帰国を控えたデニスが所属する部隊は、戦場での任務を終え基地へと車を走らせていた。しかし、砂漠でゲリラの襲撃に遭い、デニスとムラートを残し部隊はほぼ全滅する。なんとか銃撃戦を制圧し、敵が潜んでいた場所に辿り着くと、そこには大量のヘロインが隠されていた。それを自分のものにしようとするムラートと、基地に報告しようとするデニスは口論となるが、その諍いの中、突如デニスの動きが止まる。その足の下には、巨大な地雷が潜んでいた。さらに、隠れていた敵にムラートは撃たれてしまう。デニスは、地雷を踏んだまま孤立無援となってしまうが…。

フランス映画です。……ええ、フランス映画。
ワタクシは、結構な確率で「訳判らん……」と頭を悩ます、そういう意味で余り相性良くないかも知れない、おフランスの映画。
一瞬、やっちまったか? と思ったけども、この映画は訳判らなくなかった(笑)。
ワンシチュエーションな作品で、最初、「この設定で、どうやって八十分保たせるんだろう」と不安に駆られたりもしたけど、個人的には面白かった。
見ようによっては退屈な話なのかもだけども、退屈することはないと思う。
無茶な設定ですな、な部分もあるにはあるが、戦略が~、とか、戦術が~ とかいう路線の戦争映画じゃないから、個人的にはノープロブレムに出来たしね。
シチュエーション的には、あの設定で成功してると思うよ。
個人的にはお勧めかな。但し、戦争系の映画がお好きな方に限るかな。

血まみれ農夫の侵略

やっぱり観たので(以下略)。
本日の一本@日本未公開映画。

『血まみれ農夫の侵略』。
1971年の、お米の国の作品。
原題は、『Invasion Of The Blood Farmers』。
ジャンルは、スプラッター・ホラー。
んで以て、粗筋は、DVD売ってるフォワードさんの公式(なんだろうなあ、あれ……)から転載。
転載する価値があるかどうか、とは思うけど(笑)。

■ドライブ・イン・シアターで長期間上映されカルト作品となった利益至上主義映画のスプラッター傑作。

農夫たちが古代ドルイド教を狂信するばかりに、次々に若者を惨殺し血を集める。
そして遂に古代ドルイド教の女王を蘇らせるのだが・・・。

……うーん、何と短い粗筋説明だろう(笑)。

レンタル屋で、これの邦題&パッケージを目にした瞬間、「絶対、確実にZ級映画」と、一人で深く頷きながら借りた。
それまで、ワタクシはこの映画の存在を知らなかったのだけど、ホラー系Z級映画ファンの間では、『日本未公開クソ映画の中の傑作』──要するに、それだけ酷い映画として有名なんだそうで。
まあ、確かに、「能くもまあ、こんな映画を今更DVDで出したな」と言えるんだろうクソっぷりだったけども、世の中には、これよりも遥かに酷いクソ映画があるので、私は余裕だった(ガッツポーズ)。
だって、ワタクシの中での『ベスト・オブ・酷い』な、『恐怖! キノコ男』に比べれば(笑)。
「自分、ものすー……ごく、B級~Z級映画に馴染んでんな」とも思ったけど。
──とは言え、これが酷い映画だってのは揺るがない(笑)。
怖いとか怖くないとか言う以前だし、低予算映画なんだろうから致し方ないのかもだけど、夜のシーンだってのに明らかに昼間だし、事態の解決の仕方が、そりゃーもー酷い。
何が起こったのか能く判らなくて、思わず巻き戻しちゃったくらい酷い。
演技もノリも学芸会レベルだったしね。
但、駄目映画っぷりを堪能し、ケラケラ笑うことは出来るので、個人的にはOK(笑)。
Z級映画マニアの方にはお勧めかもね(笑)。

フローズン・アース

本日の一本@日本未公開映画。

『フローズン・アース』
2014年の、お米の国の作品。
原題は、『AGE OF ICE』。
ジャンルは、パニック。もっと言うなら、「地球の機嫌の所為で人類が大変だよ」ジャンル。
レーベルはプライムウェーブ。DVD売ってるのは我等がアルバトロス。
因みに、拵えたのはアサイラム。……そう、あのアサイラム。
んで以て、粗筋は我等がアルバトロスの公式より転載。

20XX年、地球滅亡の大異変は中東から始まった。大地殻変動によりアラビア半島が移動、マグマの水蒸気爆発は超低温の異常気象を生み、地表は瞬く間に極寒の地獄と化してゆく。エジプトのカイロで大地震に遭遇したジャックは、家族と共に紅海の避難場所を目指す。白い氷原となった砂漠を超え、立ちはだかる困難に挑み、家族の愛だけを頼りに進み続ける。彼らに、そして人類に希望はあるのか?

ここの処、アサイラム作品には、冒頭の数分間限定で、「あれ? アサイラム作品な割には、出来が良いのか?」と騙され続けてるんだけども、今回も騙された。
単に、私が血迷ってただけなんだろうけど。
……うん。アサイラムは、やっぱりアサイラムだった。
夕べ観たのに引き続き、「だから何?」ってな話だったし、取り立てて見所があった訳でもないし、色々がメチャクチャだし。
ま、その駄目っぷりを楽しむのを目的とするなら良いかもだけどね。
今回は、一寸酷かったかな。

レベル15

本日の一本@日本でも公開された映画。と言っても単館系。

『レベル15』。
2014年の、イギリスの作品。
原題は、『He Who Dares』。
ジャンルは、バトル・アクション。
DVD売ってるのは、インターフィルムさんと我等がアルバトロス。インターフィルムが配給みたい。
故に、粗筋はアルバトロスの公式から転載。
未だ、公式サイト生きてるけど、DVD売ってるのがアルバトロスって時点で、私はネタバレには配慮しない(笑)。

クリスマス・イブのロンドン。英国特殊部隊《SAS》に所属するクリスは、恋人と唯一の休暇を楽しんでいた。しかし、若者達で集う街のクラブが謎の武装集団に襲われたとの緊急連絡が入る。やがて、ビルの地下を占拠したテロリスト達は、無差別殺人を繰り返しながら、階下へ潜り込んでいった。現場に送り込まれた11名のSASは、首相の娘を含めた人質の救出に動き出すが、各階ごとに、仕掛けられた罠が、SASの行く手を阻んでいく。そして、新しい正義を掲げ、国民同盟と名乗るテロリストの真の目的とは?!

……何と言うか、うん。
良く言えば、ストーリーその他諸々が一直線な映画。
あんま、捻りないしね。主人公が誰だかも良く判らんしね。
──と言うかねー。この作品、『英国特殊部隊《SAS》vsテロリスト』ってのが見所らしいんだけどねー。
……英国陸軍特殊空挺部隊を舐めてるのか? SASは、世界初の特殊部隊で、各国のそれがお手本にしたような所よ? 彼等、対テロに関しては、むっちゃ優秀な実績残してる筈だよ? 自国の部隊でしょ? その辺判ってるでしょ、イギリスさん!
もう一寸、描き様ってのがあったろうに……。
何か、あっちもこっちも有り得なかったしな……。
テロリストを名乗る連中が首相の娘を誘拐した真の理由は、首相の銀行口座──しかも投資銀行の口座のパスワードを聞き出す為って設定だったみたいだけども、己の実子とは言え、何処の世界に、十代の小娘相手に、んなモノをホイホイ教える首相がいるんだ? って思わず突っ込んじゃったしな……。
…………観なくても良かったかも知れない。