本日の一本@「ふっふっふっ。発売元はアルバトロス! 敢えて地雷を踏む快感!」な日本未公開映画。
大好きだ、アルバトロス。愛してる、アルバトロス。時々、猛烈に腹立つけどね!(笑)
『宇宙戦争ZERO』。
原題は、『High Plains Invaders』。直訳すると、高原の侵略者、ってな感じのようですな。
タイトルが示す通り、エイリアンもの。
でも、決して「宇宙戦争」ではない(きっぱり)。
2009年のカナダの作品。
──19世紀末のアメリカ・コロラド州の片田舎の小さな町が舞台。
町外れにある山(?)には、ウランの鉱脈があるんだけど、そこから採掘出来るウラン求めて、ウランを餌にしてる、六本足の蜘蛛に尻尾生やして、食虫植物みたいな顔くっ付けた感じの昆虫型エイリアンが襲って来たよー、って話。
一言で言えば、「西部劇でLet’sエイリアン退治!」。
……あー、んー、まあ、頑張った……んじゃないかな、と……(笑)。
但、どう転んでも「宇宙戦争」ではないし、正直、何を狙ったのか私には判らない(笑)。
余り、盛り上がりがなかったような気もする。ストーリー的には、地味なんじゃないかな。
でも、頑張った方ではあると思う(笑)。
シャーロック・ホームズ
本日の一本@劇場にて。
『シャーロック・ホームズ』。
──ご多分に漏れず、映像作品の中でのワタクシのホームズ像は、やっぱり、グラナダの、故・ジェレミー・ブレッド主演のホームズなのだけれど、多分、これはこれで、ありなんじゃなかろうかと。
……つか、色んな意味で、すっごいアクティブな映画だった(笑)。
激しい、激しい(笑)。
アクティブ過ぎて笑うしかなかった箇所があったくらい。
この映画のホームズ先生は、ワタクシの感想では、「とっても頭の出来が宜しい阿呆」。
元気で、行動的で、天才で、阿呆。次いでに手癖が悪過ぎる。
ワトスンも、充分アホだと思ったけど(笑)。
──この映画、やっぱり色んな意味で問題作のようだけれど(笑)、私ゃ、コメディ寄りのアクション娯楽時代映画に思えたなあ(笑)。
マルタ島攻防戦
本日の一本@懐かしの映画。
『マルタ島攻防戦』。
これは観たことないなー、と借りといた一本。
1953年のイギリス映画。
久し振りにモノクロな映画観た。
劇中で使われてる実際の戦争記録映像がモノクロなので、それに合わせてモノクロで撮ったらしい。
──第二次世界大戦中の、マルタ島の戦いをベースに、イギリス空軍中尉と、指令本部に勤めるマルタの女性との悲恋描いた話。
ワタクシ的感想は、映画が古き良き時代を謳歌していた頃の戦争映画ですな、って感じかな、と。
あ、でもね、この映画観てると、地味に(笑)、戦争に於ける補給線確保の重要性、ってのが感じられると思うよ。
1942年(作中に登場する新聞記事その他から鑑みるに、多分、第二次エル・アラメイン会戦の一寸前辺り)、北はムッソリーリのイタリア本土、南はナチス・ドイツのロンメル@砂漠の狐なあのおじ様が暴れまくってた北アフリカ戦線に挟まれてた、なのにイギリス領(当時)で連合軍の重要拠点になっちゃってた、地中海の小島なマルタが舞台なので、必然的にそういう話になるって説もあるけれど。
「補給線大事。むっちゃ大事」と、しみじみ出来るんじゃないかなー、と(……こういう感想を持つのは、私だけではないと思いたい)。
燃料や食糧がなきゃ、戦争なぞやってられないもんねー。
──この話、主人公が空軍の偵察部隊のパイロットなので、当時の飛行機って奴が出てくる訳です。
機体は、お好きな方には堪らんだろうスピット・ファイア(日本では零戦が元気だった頃のイギリスの戦闘機)。
本物のスピット・ファイア使って撮影してるし、戦争記録映像の部分では、スピット・ファイア対メッサーシュミットのドックファイト、とか観られる。
過度な期待をすると肩透かしを食らうだろうけど(笑)、英と独の名機同士の空中戦をチョロっとでも観てみたい、と思われる方には良いかも。
新・影の軍団/クライモリ
本日の一本目@時代劇。
『新・影の軍団』。
久ーーーーーー……し振りに、影の軍団見たくなって、劇場公開されたらしい、『新・影の軍団』を借りてみた。
のだけれど。
……これ、続き物だったのね。
ワタクシが借りたのは、序章だったのね。
結末を知る為には、続きも借りろということなのね。
一通り観てから再チャレンジ(何に)。
本日の二本目@これは劇場公開されてる筈。
『クライモリ』。
この間借りた、『クライモリ デッドエンド』、あれの一作目。
どうせなら、一作目も見てみるかね、と思って借りてみたの。
──その日の何時までに何処其処に行かなきゃならないって状況な主人公の兄ちゃんが、大渋滞に巻き込まれ、何とか迂回出来そうな道に、えいや、と突っ込んでみたら、パンクしちゃって立ち往生してた四駆に思いっきりカマ掘っちゃって、総勢六人、大森林の中で立ち往生、仕方ないから公衆電話のありそうな所まで行ってみましょうかー、と大森林の中彷徨い出したはいいものの、そこは、人喰いな人達の住んでいる森でした、って話。
んー……、割と、定番と言えば定番?
『クライモリ デッドエンド』は、容赦ないスプラッタだったけど、一作目は、それなりにオーソドックスな話だったような気が。
一作目もスプラッタと言えばスプラッタだけど、それ程でもなかったかな、と(注:ワタクシ基準)。
スプラッタな部分だけじゃなくて、全体的に、良くも悪くも、さらっとしてた気がする。
結構落ち着いて(?)観ていられる、そういう意味では面白い映画だったと思うけども、個人的には、もう一押し、何か欲しかったかな、と。
クライモリ デッドエンド/ライブラリアン 伝説の秘宝
本日の一本目@やっぱり劇場未公開だった。
『クライモリ デッドエンド』。
2007年の、お米の国の映画。
「ああ、ホラーな映画かな」って、何となく借りてみたらスプラッタな映画だった。
んで以て、2004年だったかの『クライモリ』ってのの続編だった。因みに劇場公開されたらしい一作目、私は観た覚えない。
そして、20世紀FOXの映画だった。何よりも驚いた(笑)。
だって、メジャー処なんだもん。アルバトロスとかが出してるDVDとかばっか観てると、雲の上の存在に思えてくるんだもん(笑)。
──地図にも載ってないような森の中で、『アルマゲドンが来てしまった後の世界を生き抜く』って設定でサバイバルゲームをやる、ってTV番組が撮影されることになって、その番組のクルーと一般公募の出演者が、森林の中にガスガス侵入してったら、そこは、人を喰らって生きてる家族が住んでる森でした、って話。
とっても激しくスプラッタ。容赦のないスプラッタ。
ああ、うん、これは劇場公開出来ないかも知れないねー、って思いつつ、爽やかに微笑んでみたくらい内臓系。
その割に、一部、血のりの量が足りないってか、おかしかったけどね(あっ)。
人体を、頭から股に掛けて真っ二つにしたら、もっと血が出ないとおかしい(ああっ)。人体の血液量は体重の約8%だ。
──結構面白かったと思いまする。
但、序盤戦で、「この映画、誰が一番の主人公なのさ?」と思ってしまったりしたので、その辺りが個人的に一寸。
この映画、冒頭、サバイバルゲームに参加する為に現地に向かってる姉さんが、運転しながら携帯電話弄ってて(運転中、こういうことをしてはいけません)、人を刎ねてしまい、慌てて駆け寄ったら、その刎ねた相手に襲われるってな、先日の『ミート・オブ・ザ・デッド』の冒頭と似通っているシーンで始まるのだけれど、期せずして、同じような始まり方する映画、立て続けに観てしまったので、思わず比べっこしてしまった。
クライモリの方が、やっぱり良く出来てた。
まあ、お金の掛け方が違うってのもあるんだろうけど。
尚、苦手な方は絶対に観ちゃ駄目な映画です。
本日の二本目@言わずもがなな日本未公開作品。
…………ワタクシは別に、日本での劇場未公開作品だけを愛している訳ではありませぬ(目線逸らし)。
ちゃんと、名作&良作も愛してるよ! 恋愛映画とか、所謂ハートフル系なのは観ないけどね!(あっ)
──『ライブラリアン 伝説の秘宝』。
この間観た、『ライブラリアン ユダの聖杯伝説』、あのシリーズの一作目。
勉強が好き過ぎて、三十代に突入しても大学生やってる、学問オタクな主人公の兄ちゃんが、学校から放り出されてライブラリアンになって、いきなり、初任務で、盗まれたロンギヌスの槍探してこーい! って、秘境に放り出される話。
……うん、間違った説明ではない。……と思う。
やっぱし、一作目も、八割がコメディなインディー・ジョーンズっぽい映画。
観れば観る程、春にア○ラスさんから出るジュブナイルなゲームと、九龍妖魔学園紀を足して二で割るとこうなるんじゃないか、って気がして仕方ないけど(笑)。
──この手がお好きな方は、多分楽しめると思う。
お馬鹿で軽いノリが気軽でいい(笑)。
個人的には三作目よりも一作目の方が好きかな~。
私は、一作目の方が、より、冒険活劇な感じがする。