鬼平犯科帖 血頭の丹兵衛(TVドラマの話)

猫姫に叩き起こされたので、朝っぱらから鬼平犯科帖のDVD鑑賞。
因みにタイトルは、『血頭の丹兵衛』。ラストの、島田宿から江戸へ帰る道中の峠の茶屋のシーンが猛烈好きで、幾度となく観てるの(あっ)。
──盛夏の頃の話なので、猫殿が、毎度の蘊蓄垂れつつ、鮎飯拵えてた。
何度も観てる回なので、話はちゃんと覚えてたけど、鮎飯が登場するのは忘れてて、一寸瞳孔開いた(笑)。
いいよねぇぇぇ、鮎飯。鯛飯も好き。ちょっぴり甘く煮た帆立の混ぜご飯とかも美味しいよねぇぇぇ(うっとり)。
……ああ、猫殿の料理が食べたい。
何の話だったか忘れたけど、すんごく美味しそうなお豆腐料理もあったんだよなあ……。
そう言えば、池波正太郎繋がりで、藤枝梅庵だったかな、あれにも、豆腐の何か出て来たよなあ……。
ホントに、どうしてああも、池波正太郎せんせーの作品に出て来る食い物は美味そうなんだ。
ある意味憎い。

相棒 劇場版

本日の一本@邦画。
『相棒 劇場版』。
TVの方の相棒は、数える程しか見たことないけど、劇場版、面白いって聞いたので。
まあ、何となくだけど、人間関係判らなくなくもないしなー、と至極アバウトに。
──うん、面白かった……とは思う。思うんだけど……。
ファンの方には大変申し訳ない言い草なんですが、あの映画、何処に一番注目して観るべきなのか、それが一寸ね。
……と思って観るべきなのか、──と思って観るべきなのか(双方、大人の事情により伏せ字)、実の処、観てる間中激しく悩んだ。
何と言えばいいかな、例えるなら、『独裁者』とか『プライベート・ライアン』とかを、こっちから見るのとあっちから見るのとじゃ、感想の方向性が180度変わるよね、みたいなノリと言うか。
そんな感じかなー、と思うけれど、ワタクシのこの感想って、確実に邪道だなとも思う。

バイオハザード ディジェネレーション

本日の一本@劇場にて。
『バイオハザード ディジェネレーション』。
デジタル映画っちゅーか、フルCG映画っちゅーか。
ハリウッド映画のバイオハザードとは又別物っす、ゲームの方のバイオハザードシリーズの一つ。
ハリウッドの奴も、ゲームが原作ではあるんですが……、何て言えばいいんだ、こういうの(笑)。
──レオンもクレアも元気でした(笑)。
クレアさん、相変わらず漢前! 潔いよ、彼女は。一般人or民間人って肩書きは、いい加減外した方がいいんじゃないかな、行動と戦闘が、その肩書きを裏切ってるよ? とか思うけど(笑)。
レオンも、何処までもレオンだったけど、ラクーンシティ(バイオハザード2)での、あのノリは何処。
バイオの4で、「あら? 成長した? 何時の間にか一人前?」なレオン君だったから、別に驚きはしなかったけど(笑)。
──この施設、建設時に地下何千メートルまで掘ったんだ? な突っ込み処等々あるにはありましたが(笑)、バイオお好きな方には楽しめると思うですよ。
でも、観賞後、一緒した友人と話してた時に、「ひょっとしたら、バイオハザードシリーズをプレイしたことない人の方が、純粋にアクション映画として楽しめるかも知れない、但し、ゾンビ系OKな人に限る」ってな会話も出たんで、あのシリーズ未プレイの方でも、アクション映画&ゾンビが平気なら、イケるんじゃないかな。

うる星やつら ビューティフル・ドリーマー/ルパン三世 カリオストロの城

某ドラマのビデオテープを探していたら、何が録画されているか判らないテープが二、三本出て来て、あ、私が探していたのはこれかも知れない! と勇んで再生を掛けてみたら。
一本目 『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』。
二本目 『ルパン三世 カリオストロの城』。
三本目 『ナショナルジオグラフィック 創設120周年特別記念番組』。
ってな、ラインナップだった。
……探していたのは、ドラマの録画テープだったんだがなー……。アニメでもドキュメンタリーでもなかったんだがなー……。
でも、見ちゃった。結局見ちゃった。発掘したんだしぃ、と言い訳しつつ。
自分、この辺のアニメ見るの何度目だよ! と突っ込みつつ。
──上記二本は、劇場版アニメの名作の中に入ると思うのですよ、私。
何度も見たくなる。
んで以て、幾度も幾度も見返したくなる映画というのは、名作であるという以上に、非常に参考になる訳ですよ。
相手は映画なので、勿論、漫画や小説とは表現方法が全く違うけれど、例えば、ストーリーの立て方、とかね。
──数年前にお亡くなりになった、映画評論家の淀川長治氏は、ご自分の娘さんだったか姪御さんだったかに、「映画を観なさい。良い映画を沢山観なさい」と言い遺されたという話を聞いたことがあるけれど、それって、ある意味での真理だと思うな。

風の谷のナウシカ

久し振りに、『風の谷のナウシカ』を観た。
この間、ジブリのレイアウト展行ったら観たくなった(笑)。
──そりゃ、突っ込もうと思えば幾らでも突っ込める。重箱の隅穿り返そうと思えば幾らでも穿り返せる。
あの構造じゃあメーヴェは飛ばねえ、とか。
でも、ナウシカとかラピュタとか、この辺の話は、観ていると、そういうことはどうでも良くなる。つか、観てると忘れる。
ある意味では無条件で面白いと思うし、名作だとも思う。個人個人、好き好きはあるだろうけれど。
ま、何だかんだ言っても、子供の頃、劇場でこの映画を見た時の感想と言うか感動と言うかが、多分、最も正直な処なんでしょう(笑)。