.Mac > Mobile Me + iPhone
さようなら、.Mac(ドットマック)。こんにちは、Mobile Me と iPhone 3G。
WWDC08にて発表。大方の予想通りとはいえ、実際にジョブズの口から聞くと震える。ただ発表されても年内発売くらいかなと思っていたところ7/11発売とは「予想ガイ」だった。価格設定についても(日本での価格はまだ正式には発表されていないけれども)その、ガイ。びっくり。
.MacのMobile Meへの進化ははじめから使い続けていたものにとっては、立派な成長が嬉しい。ただ、もう少しプライスダウンがあっても良かったんじゃないかなぁ。確実にユーザ増は見込めるわけだし。
その他、OS X10.6がSnowLeopardというコード名で開発されていることが発表され、開発者達には現地午後に公開されるとのこと。とても気になるけれども、基本的には情報は漏れて来ないはず、ではある。
新しいMacの発表は無かった。まあ、一度に全部期待しても仕方が無いか。目玉が多すぎると焦点がぼけるし。
あ、ちょうど今早速 .Macメンバーへのお知らせメールが来た。
今までのメールアドレスはそのまま使えるのは当然として、新しいme.comのアドレスも使えるとのこと。つまり、今までがhogehoge@mac.comだったら、hogehoge@me.comも使えるらしい。へぇー。
初夏のシクラメン
花のいのちというと儚いものの例えだけれども、3月にここに載せたうちのシクラメンさん、12月に八分咲きの状態で頂いて以来まだ咲いてくれている。
さすがにここへ来て気温が上がったこともあり日中は元気をなくすが、夜中は徹夜作業を励ましてくれるかのように足を踏ん張る。
次の冬の開花のことを考えたら、しおれ気味の花は摘んでしまった方がいいのかもしれない。でもそれはしたくないので水を上げる度にもう十分だよって話してみたがどこ吹く風。
今はどこまで行けるのか付き合ってみようという気持ちになって来ている。
そういうわけで今はすっかり家族のようだけれども、以前はシクラメンという花を手元に置きたいと思ったことは無かった。布施明が歌って大ヒットしたあの歌が、多分原因。子供心に「大人の世界の何か微妙な部分」を歌っているのは判ったし、加えて小椋桂のあのメロディーが決定づけた。自分とは関係のない世界の淀んだ光の中にある花という印象。
数年が経ちフォークシンガー的な側面からの興味でたまに小椋桂の曲を聞くようになり、そのオリジナル版によってやや印象が変わった。本来の雰囲気を知り、「驚いたように」や「疲れ知らずの」の部分の歌い回しが違うんだぜなんて友達に知ったかぶり。
そもそもシクラメンがどんな花かなんて知らなかった。そんな状態で変なイメージを貰っちゃったものだから実物を知った後もそれが邪魔をした。
こうやってそばに置いてみて、ようやく花本来のイメージに置き換えることができたような気がする。自由だけれどもけなげで、何より美しい。葉との対比やそのフォルム。冬の花の女王は悠々と初夏の光を浴びている。
虫歯
歯医者に行った。
最後に行ったのは何時だったか思い出せない。
都内で暮らすようになってからはかかっていないはずだから、それだけでも20年以上。それにしては歯垢がたまっていないと歯科助手さんには褒められたけれども、お医者さんには患部(虫歯)を放っておいた事を咎められた。
歯医者さんは昔も今も同じ事を仰るのね。
映像を駆使して口の中の様子を見せたり、レントゲンを撮ればすぐにモニタに表示されたり、またスタッフの親切さに驚いたりしたものの、治療の流れ自体は昔とあまり変わっていないような感じ。でも多分麻酔薬の量とか歯の神経の扱いとか基本的な部分は変化して来ているような印象を受けた。
信頼できそうなお医者さんでよかったけれども、何だか緊張して(やっぱちょっと痛かったし)泣きそうになった。いや、泣かないけれど(当たり前)。
QuarkXPressは一足飛びに8へ
rssで配信されてきたニュースを見てすぐにQuarkのページに飛んでみる。
QuarkXPressは使い込む程良さが分かる素晴らしいソフトだという事は間違いない。ただここのところMacの劇的な変化に(日本語版は)追いついて来れずにいたんだ。独特な組版文化のある日本語版を作るのは大変だと思う。メニュー等をローカライズすればいいようなソフトとはわけが違う。それは組版ソフトの宿命には違いない。Adobeのように人も金も十分に使える(と想像する)ところと比べても致し方ないのかもしれない。でもQuarkの良さを知っているからこそ寂しかった。
そういうわけでバージョン7を首を長くして待っていたところにこのニュース。7/31に発売なるのは、なんとバージョン8だって。本家英語版に追いついちゃったよ。嬉しいのだけれども…、今までは何だったのさっていう気持ちもある。さらに徐々に仕事の方向が変わって来ている今、QuarkXPressは必要なのだろうかっていう根本的な自問もある(でも導入しちゃうんだろうな)。
内容はといえば、Quarkの基本的な良さはふまえたまま、最近幅を利かせていたAdobe Indesignのいいとこ取りっていう印象。実際に触るまでは分からないけれども期待できる。
クォークジャパンと米Quarkのページを見比べてみると、もしかしたら日本チームの頑張りが今回かなりあったのかもと思えて来た。デザイングリッドは日本語版だけでなく本家版にも採用されたようだ。オープンタイプへの対応はもちろん。開発案件が揃って来た事で日米同時期発売が可能になったんじゃないかな。
迷い込む
昨日からちょっと暑いくらいなので窓を開けていたら蠅が一匹迷い込んでいる。
ずっと開いているのだから出たければ出ればいいのにそうしないところを見ると餌にありつけると思っているのか。
でも蠅に限らず昆虫が家に入り込んだ場合(実家ではよくあった)、それがたまたま本当に間違えて入っちゃったのだとしてもすんなりとは出て行けないらしい。それは視覚の有り様が我々とは全く違うことやその習性によるのだろう。
そういえば昨日昼間コンビニへ行ったら鳩が歩いて入店し、結構奥までスタスタと入り込んだ後くるりときびすを返して何事も無かったかのようにまたスタスタと店を出て行く様子を目撃。
カラスは猫よりも頭がいいとか聞いたことがあるけれども、鳩もなかなかのもの。
> チベット関連
英国を訪れているダライ・ラマ14世は22日のチャールズ皇太子につづいて、23日はブラウン首相と会談。争乱後外国の首脳との会談は初めて。
再構築
サーバ側(xrea)が何か調整してくれたのかな、このブログの再構築がとても軽くなった。それならばとこちらに載せ変えるのをためらっていた2005年以前に書いたモノもインポート。
恐る恐る再構築してみると、不思議。やっぱり軽いじゃない。
ただただ長く続いている(繋げている)だけが取り柄のここ。こうしてみると勉強がてら自宅サーバに切り替えた時に不注意でなくしてしまった半年分が惜しい。あの頃は嬉々としてネットとじゃれ合っていたよな。オンラインでできた友達は疎遠になった人も多いけれどもお元気でしょうか。
などとしみじみしつつの夜、このニュースはちょっと押さえておかなくちゃ。少しずつでも動かす力のある人が物事を動かしていく。